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2011年6月の記事

2011年6月30日 (木)

2011年 アイリッシュ・ダービー(アイルランドダービー)

2011-06-26 アイリッシュ・ダービー(芝12F約2414m)がありました。
アイリッシュ・ダービーは、エプソムダービージョッケクルブ賞の中2週後にあり、キングジョージの1ヶ月くらい前なので、エプソムダービージョッケクルブ賞の勝ち馬も参加する事がある、重要レースです。
そしてここからキングジョージに挑戦したりする訳です。
もっと、早くレポートしたかったんですけどね。忘れてました。

1着 トレジャービーチ 2.33.26
2着 セビル 3/4
3着 メンフィス・テネシー 1

前走、エプソムダービー3着に追い込んで来た、エリザベス女王の持ち馬、カールトンハウスが1番人気でした。
勝ったのは、エプソムダービー2着のトレジャービーチ。
スローペースで淡々と流れて行き、先行したトレジャービーチは、危なげなく抜け出しました。

トレジャービーチの父は、ガリレオですが、今年のヨーロッパは、ガリレオ産駒が大活躍しています。

カールトンハウスは、エプソムダービーのような脚は見せられず、4着敗退です。

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2011年 帝王賞

6月29日、大井競馬場で、公営競馬上半期の古馬ダート重要レース、帝王賞(ダート2000m統一GⅠ)がありました。
帝王賞は、中央競馬で言うと、天皇賞と宝塚記念を併せたような、位置づけになります。

現在、日本のダートの強豪と言うと、地方所属船橋競馬のフリオーソ(GⅠ6勝)、JRAのトランセンド(GⅠ2勝)、スマートファルコン(GⅠ2勝)、エスポワールシチー(GⅠ5勝)です。
ドバイWCで2着したトランセンドは、秋まで休養予定でしたが、他3頭はこのレースを目標にしていました。
しかし先週、残念ながらフリオーソは疲労が出たと言う理由で、このレースを回避。
戦前は、スマートファルコンとエスポワールシチーの一騎打ちムードに、バーディバーディがどれくらい迫れるか?ってムードでした。
スマートファルコンとエスポワールシチーに敵わないと、回避馬が多く出る中、南関東のGⅠホース、ボンネビルレコードを始めに、笠松や高知からの遠征馬も含め、11頭立て。

結果は、スマートファルコンの超ハイペースの逃げに、他の馬はついて行けず、直線向いて後続を突き放し、9馬身差圧勝。
2着にはGⅠホースの意地を見せたエスポワールシチー、3着は追い込んだが交わせそうになかったバーディバーディ。

勝ったスマートファルコンは、来春のドバイWC挑戦の話なんかも、ちらほら。
秋の、フリオーソ、トランセンドとの対決が楽しみです。

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2011年6月28日 (火)

探偵はbarにいる

正確に言うと、映画を見ていないので、映画評論とは言いがたいですが、映画について書いていますので、御勘弁を。

小説の1話目、探偵はバーにいるに、ススキノ探偵の容貌に関する話があります。
1.髪が長かったらグレートカブキ
2.太った
3.身長175cm、体重80kgぐらい

まず、3を考えると、肥満ではありませんが、小太りくらいには、肉があるようです。
2は恐らく、数年前と比べると、数キロ太ったんでしょうね。
1のグレートカブキは、一時有名だった実力派プロレスラーです。
現役の武藤敬司の別キャラクター、グレートムタは、グレートカブキの真似です。

グレートカブキは、ウエストのくびれを感じさせない人で、デフォルメした言い方をすると、ロースハムに手足がついている感じです。
顔は写真のように、ペインティングしていますが、ごつい印象があるでしょう?
地顔も、九州出身の濃い顔立ちです。

ススキの探偵が、グレートカブキの体型で、妻夫木聡の顔って言うのも考えにくく、恐らくグレートカブキばりに、ごっつい顔立ちなのだろうと、想像します。
芸能人で誰が近いのか考えたら、いました。ハイキングウォーキングの鈴木Q太郎(笑)。
DHCのダイエット前が、ちょうどススキノ探偵の体形ですね。

それ以外の芸能人で、小説に書かれたイメージに合う人を、思いつきません。
でもまさか、鈴木Q太郎が主役と言うのは、無理があるでしょう。

主演 大泉洋(ススキノ探偵)

原作を読んだ感じからも、イケ面俳優がススキノ探偵は、あり得ないよなぁ・・・
そう考えると、小説に書かれたのとは全然違いますが、俳優としての実績や、北海道出身と言う点からも、大泉洋で良いでしょう。

相棒 松田龍平(高田)

空手の達人、特に蹴りが得意で、足が太くて長い、髭が生えている以外、あまり風貌は書かれていません。
髭は生えていませんが、この配役も良いと思います。

実はこの高田、原作のバーにかかってきた電話では、多少ストーリーに絡みますが、相棒と呼べるほど頻繁には登場しません。
原作とは違いますが、これはこれで良いかなと思います。

原作は、一人称で書かれたハードボイルド。それを映画で表現するのは、難しいのです。
ハードボイルドの一人称は、しばしば主人公の視点からのみ、ストーリーが進んで行くため、プライベートアイズと呼ばれます。
1947年ロバート・モンゴメリー監督・主演で映画化された、レイモンド・チャンドラーの「湖中の女」は、ハードボイルドの一人称の文体を意識して、主人公の探偵、フィリップ・マーロウのプライベートアイズをカメラに、映画を撮りました。
この試みは、あまり成功とは言えず、その後同じ試みをした監督もいません。
ブレードランナー劇場公開版のように、普通に撮って、モノローグを入れるのもひとつの手でしょう。
しかし、相棒を介して、心の中を語らせるのも、ひとつの手です。

そして、松田龍平の起用によって、この映画が、必ずしも原作を忠実に描くものではない事が、分かります。

小雪は・・・重要な役柄ですが、何の役なのかは、ネタバレにもなりますので、伏せます。
西田敏行は、良い資産家でしょうか?悪い資産家でしょうか?
自分は、良い資産家じゃないかと思いますが、分かりません。

1点気になるのは、スノーモービル。
原作のバーにかかってきた電話の季節は、春・・・でもこの映画では、舞台が北海道と言う事で、冬の雪降る季節を舞台にしたのでしょう。
北海道→雪→スノーモービル・・・なんて、安易な発想で、使ったんじゃないでしょうね?

原作のバーにかかってきた電話では、最後に小樽へ行きますが、大部分が札幌市内での出来事です。
自分の知る限り、平地で道路網が整備されている札幌近郊で、スノーモービルを乗り回すのは、全く考えられません。
どんなに雪が降ろうと、車で移動するはずです。
もし、札幌近郊で、スノーモービルのアクションなんか出て来たら、リアリティゼロです。

まあ、こんな事書いても、映画は出来上がっているので、もう手遅れなんですが。

映画のネタ元は、これだけ?と思って探してみると、試写会でこの映画を見た人の感想があり、その方は面白かったと書いていますね。
原作が面白いので、よっぽど下手やらなければ、面白い作品になるはずです。
期待したいですね。

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2011年6月26日 (日)

2011年 宝塚記念:結果

6月26日は、3歳以上の、春のグランプリGⅠレース、宝塚記念(阪神芝2200m)が行われました。

結果は、以下の通りです。

①アーネストリー 2:10.1 レコード
②ブエナビスタ 1 1/2
③エイシンフラッシュ ハナ

日本レコード同タイム(2004年セントライト記念コスモバルク)で、アーネストリーが優勝ですか。
アーネストリーは、前走金鯱賞3着。
来年から、データを以下のように変えなくてはなりませんね。

2.前走からの臨戦がオープン勝ち、ヴィクトリアマイル、目黒記念で2着以内、金鯱賞、安田記念、天皇賞春、有馬記念、海外GⅠ出走
 29/29

アーネストリーは、そう言えば、昨年の天皇賞秋で、ものすごい意気込みでした。
勝てはしませんでしたが、3着に突っ込んで来ました。
それ以来休養し、今年は金鯱賞から、このレースに・・・
思えば陣営は、中距離GⅠが取れる器と思っていたんでしょうね。

前半の3Fのタイムが33.6と、何と今年の安田記念以上のハイラップで、最初の3Fはハイペースです。
しかし、そこからペースは急に落ちて、1000m通過タイムが58.7と平均ペースくらい。
終いの3Fのタイムは35.2と時計がかかっています。

通常なら、2番手を進んだアーネストリーは、バテるところですが、この馬は終いは切れないが、バテない馬で、ブエナビスタにもエイシンフラッシュにも交させず、ゴール。
展開がハマったとは言えますが、こんなレースで来るのは、力があったんだろうなと思います。

佐藤哲三騎手は、先行して、早目に抜け出して、うまく持たせましたね。
久々の初GⅠ制覇、おめでとうございます。

自分は、もし条件を上記にしても、買えなかったでしょうね。
この結果では、取れなくてしょうがないですね。

現在の収支:-163,000

ところで、佐藤哲三騎手は、アーネストリーのオーナーに、凱旋門賞出走を進言しているそうですね。
今年の凱旋門賞は、ヴィクトワールピサ、ナカヤマフェスタ、ヒルノダムールも出走を予定してますので、ますます楽しみになりますね。

公営競馬はまだ、6/26 帝王賞(統一GⅠ)、7/13 ジャパンダートダービー(統一GⅠ)がありますが、中央競馬の春シーズンのGⅠは、残念がらマイナスのまま終了です。

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2011年6月25日 (土)

2011年 宝塚記念

6月26日は、3歳以上の、春のグランプリGⅠレース、宝塚記念(阪神芝2200m)が行われます。

1-1 ナムラクレセント(牡6、和田竜二、栗東・福島信晴)
1-2 アーネストリー(牡6、佐藤哲三、栗東・佐々木晶三)
2-3 ルーラーシップ(牡4、横山典弘、栗東・角居勝彦)
2-4 エイシンフラッシュ(牡4、安藤勝己、栗東・藤原英昭)
3-5 フォゲッタブル(牡5、川田将雅、栗東・池江泰寿)
3-6 アサクサキングス(牡7、浜中俊、栗東・大久保龍志)
4-7 ハートビートソング(牡4、秋山真一郎、栗東・平田修)
4-8 ブエナビスタ(牝5、岩田康誠、栗東・松田博資)
5-9 ローズキングダム(牡4、C.ウィリアムズ、栗東・橋口弘次郎)
5-10 ドリームジャーニー(牡7、池添謙一、栗東・池江泰寿)
6-11 ダノンヨーヨー(牡5、北村友一、栗東・音無秀孝)
6-12 シンゲン(牡8、藤田伸二、美浦・戸田博文)
7-13 トーセンジョーダン(牡5、N.ピンナ、栗東・池江泰寿)
7-14 トゥザグローリー(牡4、福永祐一、栗東・池江泰寿)
8-15 トレイルブレイザー(牡4、小牧太、栗東・池江泰寿)
8-16 ビートブラック(牡4、武豊、栗東・中村均)

単勝人気は、以下の通りです。
(6/25 17:45現在)
①ルーラーシップ 2.9
②ブエナビスタ 2.9
③エイシンフラッシュ 6.2
④トゥザグローリー 11.6
⑤アーネストリー 15.3

前走の勝ち方が良かったので、ある程度ルーラーシップは、人気になるだろうなと思っていましたが、まさかこんなに人気になると思っていませんでした。
同時に、昨年のJC馬、ローズキングダムが5番人気以内にいないのも、意外です。

何だか、毎回サンデーサイレンス系(父系サンデーサイレンス)を数えてるような気がしますが、半分の8頭がサンデーサイレンス系です。
母系にサンデーサイレンスが入るのも含めると、12頭にもなります。

他に血統で面白いなぁと思ったのは、ナムラクレセントの母父が、サクラショウリ。
曽祖父はパーソロンで、代表的産駒はシンボリルドルフ。
サラブレッドの3大始祖、ダーレーアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリーターク。
現在では、種が淘汰され、サラブレッドの9割以上がダーレーアラビアンの系統で、もちろんサンデーサイレンスもダーレーアラビアンの系統です。
サクラショウリは、現在では珍しいバイアリータークの系統になります。

もうひとつ、エイシンフラッシュの母父のプラティニは、7代前までドイツ血統で、どの馬も知らねぇ!
物凄く代を遡ると、エクリプスにたどり着き、ダーレーアラビアンの系統ではありますが、ドイツ以外ではもう残っていない系統ではないでしょうか?
ドイツは、日本の競馬のように、あまり流行血脈に左右されず、例えば自国の優秀な血統を大事に育む傾向にあります。
ある意味、サラブレッドの血統の、ガラパゴス諸島みたいなところがありますね。

さて、ちゃっちゃと、データ行っちゃいましょう。

2002年に3歳で挑戦したローエングリンが、重賞未勝利で、何と3着に来ています。
それ以外、3歳馬の挑戦は分が悪いし、今年3歳の挑戦はないので、このデータは無視します。

過去10年3着までに来た馬のデータです。
1.重賞2勝以上または重賞1勝とGⅠ2着
 29/29
2.前走からの臨戦がオープン勝ち、ヴィクトリアマイル、金鯱賞、目黒記念で2着以内、安田記念、天皇賞春、有馬記念、海外GⅠ出走
 28/29 例外=2008インテイライミ(金鯱賞大敗)

2-3 ルーラーシップ(牡4、横山典弘、栗東・角居勝彦)
2-4 エイシンフラッシュ(牡4、安藤勝己、栗東・藤原英昭)
4-8 ブエナビスタ(牝5、岩田康誠、栗東・松田博資)
5-9 ローズキングダム(牡4、C.ウィリアムズ、栗東・橋口弘次郎)
7-14 トゥザグローリー(牡4、福永祐一、栗東・池江泰寿)

このレース、何が逃げるのでしょうね?逃げ馬不在です。
可能性は、アーネストリー、アサクサキングス、 ハートビートソング、シンゲン、トーセンジョーダン、トゥザグローリー、ビートブラックのいずれかでしょう。
いったん、位置が決まると、直線向くまで流れが落ち着いて、瞬発力勝負になるんじゃないでしょうか?

この中で、ローズキングダムは、天皇賞春の大敗は、距離適性かもしれませんが、今年日経新春杯、日経賞と3着に負けているのが、解せないですね。
ローズキングダムは、厩舎関係者によると、重下手なんだそうで(本当か?)、天候も微妙ですね。
本調子にないと考え、切ります。

ずっと調子の良い馬はいません。いずれ年を重ねて、衰えて行きます。
昨年2着ブエナビスタは、昨年はドバイシーマクラッシック2着から、ビクトリアマイル1着で、このレースに臨みました。
今年は、ドバイWC8着からビクトリアマイル2着です。
ドバイWCでは、AW(オールウェザートラック)の適正がなかったのかも知れません。
ただもらいの、昨年のビクトリアマイルとは違い、今年のビクトリアマイルはアパパネがいました。
しかしそのアパパネは、次の安田記念で6着でした。
衰えが出始めたのでは?って事で、ブエナビスタも切ります。

三連複 3-4-14(37.0) \50,000

自信・・・今週は、予想がきれいに決まったので、がんばりたいですね。

今回の宝塚記念のCMが、サイレンススズカ。これで、12とか13に突っ込んで来られたら、お手上げですけどね(笑)。

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2011年6月22日 (水)

バーにかかってきた電話 / 東直己

探偵はバーにいる」に続く、ススキノ探偵第2作目。

いつもの、「ケラー・オオハタ」で酒を飲んでいた俺に、コンドウ・キョウコから電話がかかって来た。
それが、事の始まりだった。
銀行の口座に、十万円振り込んでいて、依頼内容は、サッポロ音興と言う会社の社長の南に、昨年の八月二十一日に、カリタがどこにいたか、尋ねて欲しいと言うもの。
楽な依頼内容なのに、額が十万円・・・不審には思ったものの、サッポロ音興の南に合って、尋ねてみた。
敵意を剥き出しにされて、会社から逃げるように帰り、誰かに、帰りの地下鉄のホーム下に突き落とされた。

昨年の八月二十一日に、何があったのだろう?
フィリピンで、政治家のベニグノ・アキノ・ジュニアが暗殺され、道南の派出所を襲撃した暴走族の逮捕、別の暴走族がアベックを恐喝、女をからかっていた暴走族を注意した会社社長が袋叩きにあって殺された、三人の親子連れが大通公園の噴水でハトをいじめてビニールに入れて持ち帰った・・・等々。

ホームに突き落としたやつに、思い知らせてやろうと、サッポロ音興の周辺を調べ、カリタを尾行すると、則天道場と言う右翼団体に行き着いた。
更に調べると、昨年6月に、地上げ騒動があったビルの火災の際、ビル内で刺されて死んだのが、近藤京子だった。
則天道場は、そのビル火災に関係ありそうだったが、警察の取り調べ前に、則天道場に住み込んでいた被疑者の若者が不審死した。

バーに電話して来たのは、誰なのだろうか?

ススキノ探偵シリーズの1作目、「 探偵はバーにいる」のストーリーは地味過ぎて、この路線で映画になるのだろうか?と思いました。
しかしそれは杞憂で、1作目とは打って変わった、インパクトのあるストーリーですね。
しかも、1作目と作風が変わってはなく、セオリー通りのハードボイルドの展開です。

1作目は、ハードボイルド好きは喜ぶでしょうが、一般受けはどうかなぁ・・・と思っていましたが、この作品は、万人に受ける面白い作品だと思います。
自分が今まで読んだハードボイルド小説の中でも、上位の面白さです。

普通ならバーで飲んでいて、突然見知らぬ女から、電話がかかって来る自体あり得ませんが、1作目からススキノ探偵の酒グセの悪さは折り紙つきで、そんな理由で自然に話を進めています。
昨年の八月二十一日、その日に起こった事件、サッポロ音興、則天道場、地上げビル火災、死んだはずの近藤京子、最初から様々な謎が投げかけられまして、最終的にパズルのように組み合わさって、ラストへと至ります。
1作目と比べ、死体の数は増えますが、それもリアリティを損なうものではなく、自然なストーリーの流れで起こります。

ススキノ探偵は、これで飯を食っている訳ではなく、博打で稼ぎ、悠々自適な生活を送っていますが、こんな危ない事件に、よくぞここまでのめり込むなぁ・・・と言う感じはします。

今回、ススキノ探偵の破天荒なエピソードがありました。
クリムゾンと言うスナックで、20代前半の会社員の若者が、べろんべろんに酔って、ヤクザ気取りで暴れていました。
スナックのママからの電話で、ススキノ探偵が駆けつけ、空手で失神させて、下半身を裸にしてエレベータに乗せ、警察に「裸の男がいる」と通報しました。

こんな破天荒な主人公なのですが、本人の描写にも、札幌の描写にも、妙にリアリティがあるなと、1作目から思っていました。
インターネットで見て知ったのですが、東直己は、北海道大学中退、その後職を転々とし、最終的に作家になりました。
つまり、作家になったと言うゴール以外は、ススキノ探偵と、軌を一にしている訳ですね。
実体験だとすると、妙にリアリティを感じるのも、うなずけます。

自分は、作者のミス・ディレクションにまんまとやられ、ラストにはアッ!と言ってしまいました。
東直己、ニンマリと言ったところですね(笑)。

この小説が、探偵はbarにいるの原作になる訳です。
エピソードてんこ盛りで、全部映画にしちゃうと、3時間以上かかりそうです。
そんなに長い時間の映画には出来ないでしょうから、上手にストーリーを捌けば、2時間前後の長さには出来るでしょう。

予告映像が、こちらです。
この映画、これだけしか情報がないのですが、次回は映画について、思うところを述べたいと思います。

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2011年6月17日 (金)

探偵はバーにいる / 東直己

自分は、ハードボイルド小説大好きです。
ハードボイルド小説は、暴力とは関係ありません。
一部に偏見があるようなので、ハードボイルドについては、拙著の最初の部分をご覧下さい。

この本を買った理由は、自分が20代後半に、自主失業していた時に、ハードボイルド小説なんか書いて、応募したりしていました。
それを知った札幌在住の自分の友人も、札幌を舞台にしたハードボイルド小説を書こうとしました。
でも、小説に1の事柄を書こうとすると、それに付随する10くらいの知識がないと、厳しいんですね。
友人は、ストーリーのプロットもなく、書き始めましたが、起承転結の起から先は、何も思い浮かばず、あえなく挫折しました(笑)。

ってな事があり、本屋でこの「ススキノ探偵シリーズ」を手にして、「へぇ・・・札幌を舞台にしたハードボイルド小説なんだ」と、それくらいのノリで買って読む事にしました。


俺は、いつもの通り、ススキノの「ケラー・オオハタ」で飲んでいたら、頼りなげな、若い大学生から声をかけられる。
大学の後輩らしく、名前は原田誠。俺の事を大学の三村助手から、探偵みたいな、人探しとかしていると聞いて、藁にでもすがる思いで、やって来た。
半年くらい前、合コンで知り合って、現在半同棲状態の諏訪麗子が、四日前から行方不明なんだと言う。

原田から見せられた諏訪麗子の写真は、美人でも不細工でもない地味な、ありふれた容姿で、知恵が足りなく見えるが、素直な笑顔だった。
最初は、男と女のありふれた話と、いい加減に聞いていて、軽く諏訪麗子の周辺を調べてみた。
銀行の預金通帳には、三日に二日くらいの割合で、二万円から五万円の入金があり、売春していた事を伺わせる。
失踪した日に、五十万円引き出されている。

原田と半同棲状態の、諏訪麗子のアパートを調べると、失踪した土曜日の朝刊一面の殺人事件の記事に、興味があったように思われた。
その殺人事件とは、ラブホテルのジョイン・シャトーで、売春婦と待ち合わせしていた男が刺されて殺された事件。
失踪と、殺人事件は、関係あるのだろうか?

ぼったくリバーの被害者、クラブ笹のツケを踏み倒そうとする男への警告の依頼、そんな依頼をこなしつつ、俺は気乗りしないまま、引き連られるように、諏訪麗子失踪の依頼にのめりこんで行く。

日本人の有名なハードボイルド作家と言うと、大藪春彦生島治郎北方謙三大沢在昌ってなところでしょうか?
特に、大藪春彦の「野獣シリーズ」は、殺人と暴力に満ちていて、あれが本物のハードボイルド小説なら、自分は一生ハードボイルド小説なんか、読まなくても良いと思ってしまいます。

しかし、そこまで有名ではないにしろ、矢作俊彦のマンハッタンオプの短編集とか、都筑道夫の探偵西連寺剛シリーズの短編集やべらぼう村正の短編集、原尞の探偵沢崎シリーズなんかは、自分が考える良質のハードボイルド小説です。
ハードボイルドには分類されないかもしれませんが、船戸与一佐々木譲にもハードボイルドの手法を用いた、素晴らしい作品が多くあります。

ハードボイルド小説とは、主人公の視点を通して、主人公の主義、主張の元、事を進めて行く小説です。
一般の小説でポピュラーな、3人称のハードボイルド小説もありますが、かなりの少数派で、1人称で語られるのが一般的です。

ハードボイルド小説では、1人称で語られる以上、主人公の名前は必要ではなく、しばしば名無しの主人公と言う設定があります。
例えば、ハードボイルド小説創生期に、初めて商業的に成功した作品、ダシル・ハメットのコンチネンタル・オプシリーズ、ビル・プロンジーニの名無しの探偵シリーズ、先に挙げた矢作俊彦のマンハッタンオプシリーズも名無しの探偵ですね。

この、「探偵はバーにいる」は、主人公の名前不祥な俺と言う、1人称で書かれています。
この先、名前がないのは面倒なので、以降主人公を、ススキノ探偵と呼びます。

1992年に出版されたこの作品、当初は日本になかった、奇異なハードボイルド、軽ハードボイルドなどと言われたそうです。
どうして、そうなっちゃうの?

ススキノ探偵は、ひんぱんにお茶らけ、それで、軽ハードボイルドと言われているのだろうと思います。

しかしハードボイルド好きなら、フィリップ・マーロウリュウ・アーチャーの皮肉なセリフに、ニヤッと来る事もあると思います。
別に軽口が多くなったところで、このハードボイルドの値打ちが、下がるでしょうか?
むしろ、よく読んでもらえば分かるのですが、この作品、実に良くハードボイルドのツボを押さえた作品だと思います。

舞台は恐らく、ゼビウスが流行り、ソープランドではなくトルコ風呂と呼ばれ、風俗営業法実施前と言えば、1983年暮れじゃないかと思います。

この作品では、ススキノ探偵がどんな商売で食っているか不明瞭・・・いや、博打で飯を食っていそうな事は、ぷんぷん臭っています。
日本には、アメリカと違い、探偵許可証はありませんが、ススキノ探偵が、真に探偵かと言えば、ちょっと違います。
むしろ、ススキノ便利屋と言った方が良いし、しかもその仕事では、飯を食っていません。
人探しで、飯を食っていないのに、あれほどのめり込んでしまう・・・

まず、地味な話ですね。
テーマは人探しで、多少の乱闘シーンもありますが、それほど人が死なないし、派手なカーチェイスもない。
第一、札幌に住んでいるのに、ススキノ探偵は、車も運転免許も持ってないし・・・
話に入る前に、一人死んでて、話の流れで、もう一人死んでしまいますが、それくらい。
逆な言い方をすると、だからこそ、リアリティを感じます。

良い小説とは、どんなものでしょう?
その小説の中に、人が生きている空間があり、それが地球上の(時には宇宙とか?天上界とか?)どこかに存在しそうな世界。
この作品の、いくつかのエピソードは、もしかして東直巳の実体験?と思えるほど、リアリティがあります。

自分は、北海道出身で、札幌出身ではありませんが、親戚も居、友人も住んでいて、何度も行った事があり、多少は土地勘もあります。
この小説を読めば、舞台となった場所に行けるくらい、札幌を精巧に描いています。
ついでに言うと、リアルなまでに盛りだくさんに出て来る、北海道弁。
自分は、懐かしく読ませてもらいましたが、北海道出身じゃない人は、分かるのでしょうかね?

ぼったくリバーの被害者とか、クラブ笹のツケを踏み倒そうとする男への警告の話とか、枝葉の話はありますが、ストーリーは骨太に、諏訪麗子の捜索を中心に進んで行く。
ラッキーな偶然もありますが、普段ススキノ探偵が飲み歩いているツテから情報を収集し、核心に迫って行きます。

敢えて難点を探すと、モンローの登場が唐突だった感がありますね。
果たして最初から、モンローを準備していたのでしょうか?

ラストは、いろんな意味でおめでたく、苦笑してしまうところも良い。
自分ならラストシーンは、殺人事件の真相にしましたね。
その方が、爽やかに終えられたのではないかと思います。

調べてみると、何と!このススキノ探偵シリーズが、東映から今秋、「探偵はbarにいる」と言うタイトルで、映画化されるそうです。
こんな地味な作品が、映画に向くんでしょうか?
主人公のススキノ探偵に大泉洋、北大の助手でススキノ探偵の相棒に、松田龍平、謎の女に小雪、資産家役に西田敏行・・・あれ?この小説と、全然ストリーが違う!!

良く調べると、映画のタイトルは、探偵はbarにいるですが、原作はススキノ探偵シリーズのこの次の作品、「バーにかかってきた電話」なんです。
ややこしい!!

実は、この作品が面白かったんで、「バーにかかってきた電話」も読了しています。
近日、blogにアップ予定です。

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2011年6月12日 (日)

虎ノ門・神谷町界隈食べ歩き(第三回)

油で揚げる調理法は、平安時代に中国から日本に伝わり、当事は菓子を油で揚げて作っていました。
それが、現代の天ぷらの形、小麦粉の衣をつけて揚げ始めた古い記録は、江戸時代前期頃からです。
当初は屋台で、炭火を起こし、天ぷら鍋を乗せて、串に野菜などの食材を刺し、衣をつけて揚げていました。
土手なんかに屋台の提灯を掲げ、酒をひっかけて天ぷらを食べる・・・江戸時代のファストフードでした。
店舗の営業形態、天ぷら屋が出来始めたのは、江戸時代末期です。

庶民的な天ぷらが、年を追う毎に、だんだんと高級なものになりました。
江戸時代は、火加減の難しい、炭火を火力に天ぷらを揚げていましたが、現在ほとんどの天ぷらは、火力が安定しているガスを火力に揚げています。

天ぷらは、家庭でも作るメニューですが、本当に美味しい天ぷらを揚げるためには、腕の差が左右します。
天ぷらの衣は小麦粉ですが、パンは生地を良く捏ねて、グルテンを出すのに対し、天ぷらの衣は、極力グルテンを出さないようにします。
グルテンが出ると、熱や油を遮断し、衣がサクッとせず、天ぷらの種に均等に火が通りません。

小麦粉は、温度が高いとグルテンが出やすいため、冷水を使い、小麦粉も玉子も、天ぷらを揚げる直前まで、冷蔵庫で冷やして置いた方が良いとされます。
また衣は、作り置きするとグルテンが出やすいため、衣を合わせて、短時間で天ぷらの種に衣付けして、揚げなくてはなりません。

昔から、種7腕3(食材の質で7割方決まり腕が介在するのは3割)と言われますが、どんなに腕が良くとも、食材の質を越える事はありませんので、この考え方は賛成です。
しかし、自分が知る名人の天ぷら職人は、小麦粉、玉子、水の分量と温度に気を配るのは言うまでもなく、更に天種に合った、衣の付け方、油の温度、揚げ方まで工夫します。

天ぷらの衣や、天ぷらの種は、時間と共に、天種から出る汁や、湿度等で、どんどん劣化して行きます。
逆な言い方をすると、天ぷら専門店では、揚げ立てをその場で食べさせるコンセプトで、これぞ天ぷらの醍醐味、最も天ぷらが美味く食べられます。
神谷町、虎ノ門界隈でも、そんな天ぷら屋があります。

西新橋の路地にある、天ぷらの有名店、逢坂。
神田猿楽町の天政で修行したご主人自ら、ランチタイムでも天ぷらを揚げ、目の前で揚げ立ての天ぷらが食べられます。
個人的には、ちょっと衣の付け方や揚げ方が、一本調子だなぁとは思いますが、ランチタイムなのでしょうがないでしょう。
油切れの良い、胃にもたれない天ぷらです。
天ぷら定食1,400円からと、値は張りますが、たまの贅沢にいかがでしょうか?
天丼も人気で、これまた1,400円から。
14席の狭さと言う事もあり、ランチタイムは並びます。

ホテルニューオータニの天ぷら職人が独立した店、神谷町の、天ぷらかつみ。
この店も、定食と天丼があり、1,300円から。
こちらも、ご主人自ら、ランチタイムでも天ぷらを揚げ、目の前で揚げ立ての天ぷらが食べられます。
衣の付け方や揚げ方が、一本調子、かつ油切れは逢坂と比べると、劣ります。
嬉しいのは、天ぷら定食の最後のかき揚げをミニ天丼にしてくれます。
個人的にはこの店は、天丼を頼んだ方が良いように思います。
10席足らずの狭い店なので、ランチタイムは混みます。
13過ぎになると、野菜天ぷら定食、野菜天丼が千円で食べられます。

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2011年 ベルモントステークス

本当は、タイムリーに速報を上げたかったのですが、週末ネットが使えない場所にずっといましたので、半日遅れのレポートになります。
2011-06-11 日本時間05-12、アメリカ3冠レース第3弾、ベルモントステークス(ダ12F約2414m)が行われました。

1着 ルーラーオンアイス 2:30.88
2着 スティサースティ 3/4
3着 ブリリアントスピード 1 1/2

シャクルフォードが逃げ、ルーラーオンアイスは終始、ぴったりと競るように2番手、アニマルキングダムは、何と出遅れ最後方。
最後方にいたアニマルキングダムが、3コーナーから上がって行き、先団は4コーナーまでは淡々と流れます。
4コーナー回って、アニマルキングダムが先団に取り付き、ルーラーオンアイスが並びかけ、シャクルフォードはすぐに脱落。
アニマルキングダムも、先団に取り付くのが精一杯で、直線伸びを欠きます。
シャクルフォードのインを突いた、スティサースティが内から伸びて、先行していたブリリアントスピードも迫りますが、シャクルフォードを競り落としたルーラーオンアイスの足色は鈍らず。
伏兵、ルーラーオンアイスが優勝しました。
シャクルフォード5着、アニマルキングダム6着。

ベルモントステークスの行われるベルモント競馬場は、直線が長いので、アニマルキングダム有利と思われていましたが、ダートの馬場は不良。
ペースも遅めで、先行馬は、止まらない展開でした。
アニマルキングダム、シャクルフォードは、伸びを欠いたところから、適距離は10Fまでかも知れませんね。

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2011年6月 9日 (木)

2011年 ジョッケクルブ賞(フランスダービー)

2011-06-05 ジョッケクルブ賞(芝2100m)がありました。
もっと、早くレポートしたかったんですけどね。

1着 リライアブル・マン 2.7.7
2着 バブル・シック 3/4
3着 バラーン 2

リライアブル・マンは何と、4月にデビュー勝ちし、5月の条件戦も勝って出て来ましたが、さすがにこれくらいの戦績では10番人気。
一度、包まれる場面もありましたが、馬群を割って伸びました。
リライアブル・マンはイギリス調教馬です。

今年は、エプソムダービーはフランス調教馬が勝ちましたので、イギリス馬はここで、仇を取った感じでしょうか。


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2011年 東京ダービー

6月8日、大井競馬場で、南関東3冠レース第2弾、東京ダービー(ダート2000m)がありました。

前走、羽田盃で、19年振りに牝馬で優勝したクラーベセクレタが、2冠目も戴冠しました。
1991年アポロピンク以来、20年振りに牝馬の東京ダービ優勝となります。
中央競馬に例えると、ウォッカのダービー優勝くらい、値打ちがあります。

さらに、羽田盃との2冠は、1989年ロジータ以来となります。

クラーベセクレタの次走は、南関東3冠レース第3弾、2011年07月13日のジャパンダートダービーに出るのでしょう。
このレースは、交流レースで、他場の公営馬や中央競馬からも参戦します。
頑張って欲しいものです。

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2011年6月 6日 (月)

2011年 エプソムダービー(英ダービー)

2011-06-04 日本時間06-05 0:00頃 エプソムダービー(芝12F10Y約2423m)が行われました。
いやあ、今晩だと思い込んでいたら、昨晩だったんですね。

1着 プールモア 2.34.54
2着 トレジャービーチ 頭
3着 カールトンハウス 3/4

メンフィステネシーが大逃げ、トレジャービーチは先団、カールトンハウス、プールモアは後方に付けます。
道中はほぼ落ち着き、直線。メンフィステネシーが後続を大きく引き離して、あわやと言う感じでした。
トレジャービーチが、メンフィステネシーを潰しに行き、これで決まりかと思ったですが・・・
後から長い距離を、エリザベス女王の持ち馬、カールトンハウスが追い込んで来て、この2頭で決まりと思ったら、さらに最後方からプールモアが追い込んで、まとめて交して行きました。

プールモアも、カールトンハウスもタッテナムコーナー(最終コーナー)から直線向いて、追い通しで、プールモアは直線700mを39秒くらい、1F平均11秒台で駆け抜けています。
日本にこんな、長く速い脚を使える馬は、いないんじゃないですかね?

プールモア騎乗のバルザローナ騎手は、19歳で、エプソム・ダービー初騎乗で初制覇なんだそうです。
めちゃくちゃ、凄いですね。

同じ頃、ジョッケクルブ賞(フランスダービー)も行われていましたが、明日以降にレポートしたいと思います。

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2011年6月 5日 (日)

2011年 安田記念:結果

6月5日は、3歳以上のマイルGⅠレース、安田記念(東京芝1600m)が行われました。

結果は、以下の通りです。

①リアルインパクト 1:32.0
②ストロングリターン クビ
③スマイルジャック 1/2

このレース、3歳以上の条件とは言え、3歳馬の参加自体が珍しいです。
遡ると、2004年メイショウボーラー(デイリー杯2歳S)11着、2000年イーグルカフェ(NHKマイルC)13着、1997年スピードワールド(京成杯)3着、1996年のゼネラリスト(シンザン記念)が14着。
いずれも重賞勝ち馬です。
つまり安田記念は、3歳馬には条件が厳しいレースと言えます。
こんなレースで、3歳の1勝馬、重賞未勝利が来ますか・・・

前半の3Fのタイムが33.9とハイペースに近いラップです。
終いの3Fのタイムは35.0時計がかかっています。
ハイペース気味の平均ペースで、息の残った馬が勝つ、厳しいレースのように思います。
その意味では、フロックなんかではなく、力があったんだろうなと思います。

大井のジョッキー、戸崎騎手は、先行して、早目に抜け出して、絶妙な騎乗でしたね。
横綱でもないのに、直線半ばで先頭に出て粘り込む横綱相撲の競馬でした。
中央競馬の初GⅠ制覇、おめでとうございます。

アパパネは、前走の後、ちょっと調子を崩したそうですが、体重が重かったんでしょうか?

今回も、自分的に買えない馬券です。
この結果では、取れなくてしょうがないですね。

現在の収支:-113,000

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2011年 安田記念

6月5日は、3歳以上のマイルGⅠレース、安田記念(東京芝1600m)が行われます。
ちなみに、日本の競馬ではメートル法で表記して、レースを実施していますが、競馬発祥の地、イギリスではヤード法で表記しています。
1マイルは、8ハロンで、1ハロンは220ヤード。メートル法で表記すると、1ハロン201.168mとなり、正確な1マイルは1,609.344mとなります。
ですので、1600mでは、1マイルに少し足りません。

1 1 ストロングリターン 牡5 58 石橋脩
1 2 シルポート 牡6 58 小牧太
2 3 スマイルジャック 牡6 58 三浦皇成
2 4 クレバートウショウ 牡5 58 武豊
3 5 サンカルロ 牡5 58 横山典弘
3 6 サムザップ セ7 58 プレブル
4 7 シルクアーネスト 牡4 58 池添謙一
4 8 アパパネ 牝4 56 蛯名正義
5 9 ビューティーフラッシュ セ6 58 マーウィング
5 10 リディル 牡4 58 中舘英二
6 11 コスモセンサー 牡4 58 松岡正海
6 12 ライブコンサート セ7 58 藤田伸二
7 13 ダノンヨーヨー 牡5 58 ウィリアムズ
7 14 リアルインパクト 牡3 54 *戸崎圭太
7 15 ビービーガルダン 牡7 58 佐藤哲三
8 16 ジョーカプチーノ 牡5 58 福永祐一
8 17 エーシンフォワード 牡6 58 岩田康誠
8 18 リーチザクラウン 牡5 58 北村宏司


単勝人気は、以下の通りです。
(6/5 11:00現在)
①アパパネ 2.4
②ダノンヨーヨー 5.9
③スマイルジャック 7.1
④シルポート 10.3
⑤ストロングリターン 10.4

シルポートの人気が高いのが意外です。
安田記念のCMが、タイキシャトルだったからでしょうか(笑)?

さすがにダービーのように、サンデーサイレンス系だらけって事はないですが、それでも父系サンデーサイレンスは6頭もいます。
関係ないですが、サンデーサイレンスの先祖の、Hail to Reason(ヘイルトゥーリーズン)まで遡り、ヘイルトゥーリーズン系の数はと言うと、シンボリクリスエス、タニノギムレット、グラスワンダーもヘイルトゥーリーズン系。
合計9頭、半分がヘイルトゥーリーズン系です。
日本では、サンデーサイレンスを筆頭に、ヘイルトゥーリーズン系大繁栄ですね。

もうひとつ面白いなぁと思ったのは、外国馬サムザップの父がシンコーキング(1997高松宮記念)なんですね。
オーストラリアにレンタルしていたんですが、結果を残せてよかったですね。
って言うか、日本の生産は何やってるの?って話もありますが。

さて、ちゃっちゃと、データ行っちゃいましょう。

今回は、当てに行きたいので、馬単か馬連を買おうと思っています。
過去10年、3着までは、以下のデータです。
a.1600m~2000mの勝ち星あり  30/30
b.重賞勝ち馬 29/30
c.2007年Cコースになってから内枠(1~6番)または外枠(13~18番)有利 11/12
d.外国馬は国際GⅠ優勝馬

cで、アパパネとビューティフラッシュが消えてしまいますが、一応残したいと思います。

1 1 ストロングリターン 牡5 58 石橋脩
1 2 シルポート 牡6 58 小牧太
2 3 スマイルジャック 牡6 58 三浦皇成
3 5 サンカルロ 牡5 58 横山典弘
4 8 アパパネ 牝4 56 蛯名正義
5 9 ビューティーフラッシュ セ6 58 マーウィング
7 13 ダノンヨーヨー 牡5 58 ウィリアムズ
8 16 ジョーカプチーノ 牡5 58 福永祐一
8 17 エーシンフォワード 牡6 58 岩田康誠
8 18 リーチザクラウン 牡5 58 北村宏司

近走、成績不振なエーシンフォワード、リーチザクラウンは切ります。
古馬になってから、マイル重賞で不振なサンカルロを切ります。

1 1 ストロングリターン 牡5 58 石橋脩
1 2 シルポート 牡6 58 小牧太
2 3 スマイルジャック 牡6 58 三浦皇成
4 8 アパパネ 牝4 56 蛯名正義
5 9 ビューティーフラッシュ セ6 58 マーウィング
7 13 ダノンヨーヨー 牡5 58 ウィリアムズ
8 16 ジョーカプチーノ 牡5 58 福永祐一

さてここで、今年前半のGⅠレースを振り返りたいと思います。

フェブラリーステークス 順当
高松宮記念 荒
桜花賞 順当
皐月賞 順当
天皇賞 荒
NHKマイルC 順当
ヴィクトリアマイル 順当
オークス 荒
ダービー 荒

順当と思えるレースが荒れ、荒れると思えたレースは、順当に決まっています。
今回は、アパパネ絶対で、荒れるようには見えない・・・でも荒れる?

ここで、1つ外したところで、どうって事ありません。
アパパネが1着にならないストーリーを考えます。

①逃げが有利
緩いペースになり、前が止まらずアパパネ届かず
シルポート
ビューティーフラッシュ
スマイルジャック
ジョーカプチーノ

②ハイペースになりアパパネが刺される
ストロングリターン
ダノンヨーヨー

③平均ペースで息の残った馬が勝つ
スマイルジャック
ダノンヨーヨー

③は、荒れない事になるので、除外します。

スローペースとは言いませんが、緩いペースになるでしょうか?
逃げるのが予想されるシルポートは、東京競馬場で勝った経験もありますが、1400mまで。
東京競馬場の1600mは向こう正面からで、スタートしてからコーナーまでが長く、ペースが難しいです。
シルポートは、スローで逃げた時に、終い粘り、馬券に絡んでいますが、ペースが速いと潰れています。

スローで逃げたいシルポートですが、あまりペースが遅いと、ビューティーフラッシュが行ってしまうかも知れず、クレバートウショウ、ジョーカプチーノにも突っつかれると思います。
しかしハイペースになるかと言えば、それも考えにくい。

逃げ有利で、アパパネ届かず4着。
しかしシルポートは、直線沈む・・・

三連複 3-9-16(772.8) \5,000

自信・・・いや、ないですよ(笑)。

今晩イギリスダービーがあり、未確認ですがフランスダービーもあるかも知れませんね。
可能なら、速報したいと思います。

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2011年6月 4日 (土)

6月に食べたい料理(2011/06)

6月に旬の食材は、エゾバフンウニ、またはエゾムラサキウニの刺身です。
エゾバフンウニは、寿司ネタの最高級ウニとして知られていますね。

ウニが美味いのは、産卵期で、それはウニの身が生殖巣だからです。
通常ウニの産卵期は、品種によってほぼ時期が重なりますが、エゾバフンウニは、生殖地域によって、産卵時期が異なります。
そのため秋以外は、北海道のどこかでは産卵期を迎える地域があり、ほぼ一年を通して食べられます。

しかし、エゾバフンウニの名産地と言えば、積丹半島や利尻島、礼文島。
この海域では、5月下旬から、6月下旬にかけて、エゾバフンウニが産卵期を迎えます。
エゾムラサキウニは、エゾバフンウニの後、6月下旬から、7月下旬にかけて産卵期を迎えます。
季節のエゾバフンウニは、エゾバフンウニに負けないくらい美味いです。

皆さん、ウニと言うと、寿司屋なんかで良く見かける、木枠に入ったのを想像されるんじゃないですか?

しかし木枠に入ったウニは、ウニを長持ちさせるために、ミョウバンと言う薬品に漬けています。
より長く持たせようとすると、より濃いミョウバン液に漬けます。
東京で食べられるウニの、99%がこのミョウバン漬けですね。

ところでこのミョウバン、体に良いものではありません。
多量に摂取すると、局所の炎症,嘔吐,下痢,蛋白質凝固などの症状が引き起こされます。

それ以前に、ミョウバン漬けのウニと、ウニの殻から外したばかりのウニとは、まったく味が異なります。
ウニを苦いと思っている方がいますが、ウニの身には苦味はありません。
特に、刺身で食べると、ミョウバン漬けのウニは、いやな風味が強いです。

ウニは本来フルーティな風味で、濃厚な旨味、甘味が際立ってるんですね。
そして後から、心地良い汐の香りが・・・

実は自分、北海道出身です。
しかも出身の町は海辺で、岩場に遊びに行き、岩の下にいるエゾバフンウニを獲って、その場で割って食べていました。
そんな自分が、木枠入りのウニを食べた時、いやな苦味があり、甘味はなく、汐の香りもなく、こんなのウニじゃない!!って思いましたね。

そんな東京で貴重な、殻から外したウニの刺身が食べられるのは、下記のレストランです。

一寸五分 淡水研究室別室
東京都渋谷区代々木1-13-4
03-3299-3762

事前に、ウニがあるか、確認してから行って下さい。

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