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2012年4月の記事

2012年4月30日 (月)

2012年 香港クイーン・エリザベスⅡ世カップ

4月29日、オルフェーブルが謎の敗戦をした50分後、香港に遠征していたルーラーシップがやってくれました!
香港の沙田(シャティン)競馬場で、クイーン・エリザベスⅡ世カップ(GⅠ芝2000m)が行われました。

1 7 シンション CHINCHON (IRE) 牡 7 126 C. ラフォンパリアス(仏) R.ムーア
2 11 スウィートオレンジ SWEET ORANGE (USA) 牡 4 126 D.フェラリス W.マーウィング
3 8 ミスターメディチ MR MEDICI (IRE) 牡 7 126 L.ホー Z.パートン
4 9 ヴァイカウントネルソン VISCOUNT NELSON (USA) 牡 5 126 M. デコック(南ア) K.シーア
5 13 ザイダン ZAIDAN (USA) せん 4 126 J.ムーア O.ドゥルーズ
6 3 イリアン IRIAN (GER) せん 6 126 J.ムーア T.クラーク
7 12 コレクション COLLECTION (IRE) せん 7 126 D.クルーズ W.スミス
8 4 ルーラーシップ RULERSHIP (JPN) 牡 5 126 角居 勝彦 U.リスポリ
9 5 ピュアチャンピオン PURE CHAMPION (IRE) 牡 5 126 A.クルーズ A.スボリッチ
10 1 カリフォルニアメモリー CALIFORNIA MEMORY (USA) せん 6 126 A. クルーズ M.チャドウィック
11 6 サムザップ THUMBS UP (NZ) せん 7 126 C.ファウンズ B.プレブル
12 10 フェイフェイ FAY FAY (NZ) せん 4 126 J.サイズ D.ホワイト
13 2 トレジャービーチ TREASURE BEACH (GB) 牡 4 126 A.オブライエン(愛) J.スペンサー

昨年の愛ダービー馬、トレジャービーチや香港カップ優勝馬、カリフォルニアメモリー、香港ダービー馬、フェイフェイ等が出走して来ました。
スウィートオレンジ1番人気、GⅠ未勝利ながら、日本から参戦したルーラーシップは2番人気。

フェイフェイが逃げ、トレジャービーチが外から2番手、3番手がインコースからルーラーシップ。
道中落ち着いて、隊列が短く淡々と進みます。
4コーナ回って、インコースの利も活かして、ルーラーシップが先頭に立ちます。
直線は430mありますので、早仕掛けか?と思ってしまいましたね。
ところが、そのまま後方を突き放す、3 3/4馬身楽勝。
先行勢は崩れ、昨年安田記念に参戦したサムザップが2着、3着は最後方に下げるなど、ちぐはぐな競馬だったスウィートオレンジ。

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2012年4月29日 (日)

2012年 天皇賞春:結果

4月29日は、4歳牡馬長距離GⅠレース、天皇賞春(京都芝3200m)が行われました。

①ビートブラック 3:13.8
②トーセンジョーダン 4
③ウインバリアシオン 2

これが競馬・・・とも言えますが、何とも意味不明な結果になりましたね。

予想通り、ゴールデンハインドが逃げ、2番手ビートブラック、3番手ナムラクレセント。
1000m通過タイム、1分。馬場の良い京都でも、ハイペースに見えました。
そこから少しペースを落としても、2000m通過タイム、2分1秒9。ハイペースですね。

ビートブラックは、3-4コーナーでゴールデンハインドを競り落として先頭に。
恐らくレースに参加していた騎手は、ペースが早いので、ビートブラックが潰れると思っていたのではないでしょうか?
実は見ていた自分も、そう思っていました。

しかし、直線向いてから脚色衰えず・・・後ろの馬は、ハイペースの道中で脚をなくしたか、影すら踏めず、ビートブラックの4馬身差圧勝。
ビートブラックは、一瞬の切れはありませんが、もし次のレースも今回のようなロングスパートが出来るなら、無敵なんじゃないですかね(苦笑)?
ディープインパクトの持つ日本レコードに、0.4差の速いタイム、しかも3000m通過タイム、3分1秒3は、日本レコードタイム!?

オルフェーブルは、前走の引っかかって逸走した反省を活かし、後ろから、前が壁になるように追走しましたが、道中引っかかる素振りを見せていましたね。
前回の3冠馬ディープインパクトは、向こう正面坂上で上がって行く早仕掛けで、3コーナーには先頭、そのまま後続の影をも踏ませぬ独走でした。
オルフェーブルなら、そんな乗り方でも良かったように思います。
今日は、逸走した訳でもなのに、末脚もうひとつでしたね。
3コーナーあたりから、仕掛けていましたが、前に行けず・・・この辺もおかしかった。
引っかかっていたのが原因なのか?本調子でなかったのか?
マスコミでも、謎の敗戦としていますね。
名馬と悍馬は紙一重ですが、歴史的名馬と思っていただけに、オルフェーブルの天皇賞のパフォーマンスは、少々ガッカリです。

2着のトーセンジョウダンは、ある意味さすが岩田、自分が事前に想定したような先行策で、引っかからず、折り合いも付いていました。
もっと早く仕掛けていたら・・・とは思いますが、言う易しで、それは難しかったでしょうね。
最後までバテていないだけに、もったいなかった。

ウインバリアシオンは、後方に控え、直線末脚を繰り出して、何とか3着確保しました。
自分で競馬を作れないタイプだけに、こんなものかも知れません。
皮肉にも、オルフェーブルに初めて先着しましたね。

今回のデータでは、ビートブラックは真っ先に消えてしまいます。
2010年に3着した、メイショウドンタクくらい意味不明な、予想困難な馬で、しかも勝ってしまいますか・・・
2004年に勝った、イングランディーレも、かなり前例のない意外な馬でしたが、ビートブラックはそれ以上、予想困難な馬ですね。
そもそも、自分にはこのレースを取る事は不可能です。

オルフェーブルは、次走宝塚に出走したなら、昨年並みのパフォーマンスを見せて欲しいですね。

現在の収支:-621,000

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2012年4月28日 (土)

2012年 天皇賞春

4月29日は、4歳牡馬長距離GⅠレース、天皇賞春(京都芝3200m)が行われます。

1-1 ビートブラック(牡5、石橋脩・中村均)
1-2 トウカイトリック(牡10、幸英明・野中賢二)
2-3 ナムラクレセント(牡7、和田竜二・福島信晴)
2-4 モンテクリスエス(牡7、松岡正海・松田国英)
3-5 ジャガーメイル(牡8、四位洋文・堀宣行)
3-6 ゴールデンハインド(牡6、荻野琢真・大竹正博)
4-7 ユニバーサルバンク(牡4、田辺裕信・松田博資)
4-8 ギュスターヴクライ(牡4、蛯名正義・荒川義之)
5-9 コスモロビン(牡4、柴田大知・清水英克)
5-10 ケイアイドウソジン(牡6、川田将雅・田村康仁)
6-11 ウインバリアシオン(牡4、武豊・松永昌博)
6-12 クレスコグランド(牡4、浜中俊・石坂正)
7-13 フェイトフルウォー(牡4、柴田善臣・伊藤伸一)
7-14 ローズキングダム(牡5、後藤浩輝・橋口弘次郎)
7-15 ヒルノダムール(牡5、藤田伸二・昆貢)
8-16 トーセンジョーダン(牡6、岩田康誠・池江泰寿)
8-17 トウカイパラダイス(牡5、柴山雄一・田所秀孝)
8-18 オルフェーヴル(牡4、池添謙一・池江泰寿)

単勝人気は、以下の通りです。
(04/28 18:00現在)

①オルフェーヴル 1.3
②ウインバリアシオン 9.1
③トーセンジョーダン 10.5
④ギュスターヴクライ 14.1
⑤ヒルノダムール 19.6

父サンデーサイレンス系は、何と10頭!?
母父サンデーサイレンス系は3頭で、出走馬18頭中、13頭にサンデーサイレンスの血統が入っています。

ケイアイドウソジンの母父は、カットラスからダマスカス、代を経てテディに至る、最近あまり見かけないテディ系。

フェイトフルウォーの母父、日本でもお馴染み、メジロマックイーンは、血統的にも今では珍しいヘロド系で、サラブレッドの3大始祖ではバイアリータークの系統です。
日本ではヘロド系のパーソロン産駒が活躍した時代があります。
メジロマックイーンは、今は廃業したメジロ牧場に、メジロアサマ、メジロティターンと3代に渡り、天皇賞を勝ったスーパー内国産馬です。
後継種牡馬もなく、メジロマックイーンは2006年に死亡しました。
現在サラブレッドの3大始祖では、バイアリータークの血統もゴドルフィンアラビアンの血統も振るわず、サラブレッドの9割以上がダーレーアラビアンの血統です。

オルフェーヴルの母父も、メジロマックイーンです。

フェイトフルウォーとオルフェーヴルは、血統構成が8割近く似ています。

さてデータに行きましょう。
過去10年の傾向を見ると、1番人気1勝と、大苦戦ですね。
勝った馬は、かの3冠馬ディープインパクトです。
しかし例えば、マンハッタンカフェ、メイショウサムソンが人気を落として、2番人気だったと言う事もあります。
逆に、5番人気以下が5勝と、意外な優勝馬が多いです。
そして1-2番人気いずれも3着までに絡まなかった年は、2004、2005、2009、2011。
2004、2005、2009は、3番人気すら3着までに絡んでいないと言う、凄まじく荒れた年です。
逆に、2002、2008は1-3番人気が3着までに絡んだ、荒れなかった年です。
2002、2008以外の8年は、5番人気以下が3着までに絡んでいます。

①前走日経賞10着以内、阪神大賞典10着以内、産経大阪杯7着以内、産経大阪杯7着以内、大阪―ハンブルクC3着以内、当年内の重賞連対 29/30 例外:2010メイショウドンタク
②4戦以内に連対 29/30 例外:2010メイショウドンタク
③重賞連対経験あり 28/30 例外:2007エリモエクスパイア、2010メイショウドンタク
④6歳以下 28/30 例外:2005ビッグゴールド、2010マイネルキッツ

この程度しか絞れませんでした(涙)。
ちなみに今年は、①②の条件で消えたので、④の条件に該当する馬はいません。

しかし実は、データで切ったヒルノダムールは恐いですね。
過去10年で、前年の天皇賞馬が挑戦したのは、メイショウサムソン、マイネルキッツがおり、両馬とも翌年2着しています。

4-7 ユニバーサルバンク(牡4、田辺裕信・松田博資)
4-8 ギュスターヴクライ(牡4、蛯名正義・荒川義之) 4番人気
5-10 ケイアイドウソジン(牡6、川田将雅・田村康仁)
6-11 ウインバリアシオン(牡4、武豊・松永昌博) 2番人気
6-12 クレスコグランド(牡4、浜中俊・石坂正)
7-13 フェイトフルウォー(牡4、柴田善臣・伊藤伸一)
8-16 トーセンジョーダン(牡6、岩田康誠・池江泰寿) 3番人気
8-18 オルフェーヴル(牡4、池添謙一・池江泰寿) 1番人気

ゴールデンハインドのジョッキー、逃げて度々穴をあける荻野琢真が、逃げると言っているようです。
他にも、ナムラクレセント、ケイアイドウソジンも前に行きたい口で、極端なスローにはならないように思います。

頭は固そうなので、3連単で行きます。
もちろん頭は、オルフェーヴル。
前走逸走しましたが、今度はないと思いたいですね。
まともに走れば、突き抜けるでしょう。

馬券の組み合わせとしては、人気どころと、人気薄を組み合わせます。
つまり、2002、2008以外の80%に賭ける訳ですね。

超ハイペースの天皇賞秋を制したトーセンジョーダン。
スローの長距離で、折り合いがつくかは心配ですが、鞍上は名手岩田。
うまく御してくれるのではないかと、思います。
天皇賞春では、長距離適性の他、切れ味も要求されますが、折り合いさえつけば、スピードはあります。
何にせよ、底力がありますからね。

人気薄グループからチョイスするのは、フェイトフルウォーです。
成績からは、あまり買いたくないですねどね(笑)。
冒頭に述べたように、この馬、オルフェーヴルと血統構成が似ています。
今年ブレイクしている血統に、ディープインパクトがありますが、猛追しているのがオルフェーヴルやこの馬の父、ステイゴールドです。
今年皐月賞馬も出しましたしね。
今日も青葉賞で、ステイゴールド産駒が勝ちましたしたしね。
ツイているとみて、乗ります。

3連単
18→13→16 \10,000 558.9
18→16→13 \10,000 271.0

自信は、そこそこある・・・と言う感じですね。

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2012年4月25日 (水)

Dive For You / Boom Boom Satellites

今回はヨーロッパで評価が高い、テクノグループ、ブン・ブン・サテライツを紹介します。
ブン・ブン・サテライツの経歴については、こちらを見て頂きましょう。

自分は、YMOについては、活躍している間は、テクノについて、全然理解出来ませんでした。
しかし、1980年代半ばくらいから、シンセのサウンドに興味を持ち出すと、一転、今後テクノが来ると、周りに公言し始めた程、親テクノ派(って何やねん!w)に転向しました。
でも自分の予想から、テクノのブームはなかなか来ませんでした。

テクノのブームが来ないのは、理由がはっきりしています。
テクノをやるミュージシャンに、音楽性の高い人がいなかったからです。
別に譜面なんか読めなくとも、天才は凄い事をやるんですけどね。
少なくとも自分には、テクノミュージシャンに、天才を感じた人はしばらく現れませんでした。
むしろ、ハービー・ハンコックの方が凄かった・・・

この辺はもしかすると、flowerさんあたりから、異論が来ますかね(笑)。

その内取り上げる予定ですが、1993年頃のゴールディのドラムンベース(当時はジャングルって言っていたっけw)も、オッと思いましたが食指が動かず。
そして1998年、ブン・ブン・サテライツの登場です。

ドラムは、あんなフレーズ、人間が叩けません。
明らかに打ち込みなのですが、それを逆手にとっていて、このドラムのフレーズだけでも、めちゃくちゃセンスが良いです。
ちなみに、自分の友人のドラマーは、ブン・ブン・サテライツのドラムの打ち込みは、卑怯と言っています(笑)。
そして野太いビート、リズムのシンコペーション、歪んだギターと、それまでタテノリ一本が圧倒的に多かったテクノとは、一線を画す複雑で深味のある音楽性。
インストロメンタルもありますが、ボーカルチューンもあり、ボーカルはトリップ感高し・・・
これが日本人のバンドと聞いて、2度ビックリ!?

いやはや、凄いセンスの良さだなと思って、ファーストアルバムの1998年「OUT LOUD」は、自分の知り合いに聞かせて回りましたが、賛否両論(笑)。
日本では当初、ちょっと話題になったくらいですが、ヨーロッパでは凄く評価が高かったですね。

その内、ライブ映像が出回るようになって、3度目のビックリ!?
ライブの演奏は、下手くそでした(笑)。

でも、良い曲を作れるって事だけで、凄い事です。
レコーディングのミュージシャン・・・大いに結構じゃないですか。

さて曲に行きましょう。
この曲は、恐らくアニメファンには有名であろう、2004年上映のアニメ映画、「アップル・シード」の主題歌です。
MVの映像は、「アップル・シード」から持って来たもので、「アップル・シード」の効果音もモロに入っています。
ちなみに自分、「アップル・シード」は見ていますが、アニメは全く詳しくありません。

ボーカルチューンで、曲構成がまるでプログレッシブ・ロックみたいです。
シーバードさんは、これを聞いてどう思いますかね?

打ち込みなんで、曲の細かな解説はしません。
乱暴でしょうか?
良い音楽は、コード理論も、リズムのシンコペーションも関係なく、聴いた瞬間、雷に打たれたように、好きになるものです。
これって・・・ひと目惚れ?
各々聞いて、楽しんで下さい(笑)。

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2012年4月23日 (月)

2012年 引っ越し侍

初めてこのCMを見た時は、大爆笑でした。
引っ越し業者のCMと言うのも、途中までは意外性があって良いし、ちょいキモと言うのも、あえて秀逸です。

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2012年4月21日 (土)

平成三強物語外伝 - タマモクロス

競馬には、あいつさえいなければ・・・と言う事は良くありますが、平成の初めに、3頭の偉大なサラブレッドが、しのぎを削って、GⅠレースを取り合った時代がありました。
これは、昭和の3強、トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスになぞらえ、この3頭を平成3強と呼びました。

オグリキャップ・・・1988、1990 有馬記念、1989 マイルCS 1990 安田記念
イナリワン・・・1988 東京大賞典(大井)、1989 天皇賞春 1989 宝塚記念 1989 有馬記念
スーパークリーク・・・1988 菊花賞、1989 天皇賞秋、1990 天皇賞春

今回は、平成三強以前、オグリキャップとの芦毛対決で、全国の競馬ファンを沸かせたタマモクロスについて書きます。
考えてみるとオグリキャップは、芦毛対決の名勝負、平成三強の名勝負と、2つのドラマがあるんですね。

タマモクロスの父シービークロス。
現役時代JRAで走り、馬群の離れた後ろから追い込んで来るので、「白い稲妻」とあだ名され、人気もありました。
金杯や目黒記念、毎日王冠には勝ったものの、しかし残念ながら、出走した宝塚記念や天皇賞では遂に勝てませんでした。

シービークロスを種牡馬にしたのは、シービークロスのレース振りに惚れた、錦野牧場の錦野昌章氏。
錦野昌章氏を中心として、生産牧場の千明牧場等でシンジケートを組み、事実上シービークロスを譲渡されました。

しかし、当時内国産馬は低く見られていて人気がありませんでした。
血統も、やや地味な父フォルティノで、グレイソブリンを通るナルスーラー系。
フォルティノ最大の活躍馬が、このシービークロスと言うくらいでした。

錦野昌章氏は、現役時代条件戦ながら6勝を上げた、錦野牧場期待の繁殖牝馬、グリーンシャトーにシービークロスをつけ、生まれたのがシービークロスの初年度産駒、タマモクロスです。

現在、様々な人の読み物では、錦野昌章氏が当歳時から、タマモクロスの能力を信じていたと書かれています。
それは真に、能力の片鱗を見せていたのか、錦野昌章氏の親バカ的なものだったのか、現在では分かりません。
恐らく生産者で、この馬は走らないと思い、生産する事はないはずです。

錦野牧場は当時、首が回らないほどの借金があり、牧場のすべてを抵当に入れ、限度いっぱいの借入れをしている状態でした。
シービークロスの仔では、世間の評価は厳しく、錦野昌章氏の望む金額で馬を買いたいと言う話はなく、結局借金の足しにもならない500万で売られる事になりました。

タマモクロスは神経質な馬で、すぐに飼い食いが細くなり、小原伊佐美調教師の前に連れて来られた時、痩せていて牝馬のような、みすぼらしい馬だったそうです。
ちなみにその後、活躍するようになっても、タマモクロスの馬体を、良い馬体と評した人は少ないですね。
むしろ小原伊佐美調教師は、500万下の馬にも劣る馬体と考えていたようです。

その一方で、借金を返す当てのない錦野牧場では、タマモクロスの活躍を信じ、生産者に支払われる、タマモクロスの賞金5%に期待して、債権者に返済を待ってもらっていました。

タマモクロスが結局デビューしたのは、かなり遅い3歳の春、1987年3月1日、阪神競馬場芝2000m。
鞍上は、後に名パートナーとなる南井克巳でしたが、能力の片鱗さえ見せず、先行して大バテ、7着。
0:31からが、デビュー戦映像となります。

芝で良いところがなかったため、次走は3月21日、阪神競馬場ダート1800m。
4着で、勝ち馬と1秒までは離されませんでした。

4月11日タマモクロスは、阪神競馬場の3歳未勝利戦ダート1700mに出走し、2着にクビ差でようやく初勝利。

5月10日タマモクロスは、京都競馬場の3歳400万下条件戦芝2000mに出走し、落馬競走中止。

6月28日タマモクロスは、札幌競馬場の古馬混合400万下条件戦ダート1800mに出走し、大差負け6着。

この頃錦野牧場では借金を支え切れず、牧場は手放し、所有馬は二束三文で売られ、一家離散。
錦野昌章氏は、借金を抱えたまま、悪質な取り立て屋を避けるため失踪しました。

7月11日タマモクロスは、札幌競馬場の古馬混合400万下条件戦、礼文特別(札幌400万下ダート2000m)に出走し、勝ち馬から1馬身差2着。

9月19日タマモクロスは、阪神競馬場の古馬混合400万下条件戦、能勢特別(阪神400万下ダート1800m)に出走し、勝ち馬から1馬身1/4差3着。

10月4日タマモクロスは、阪神競馬場の古馬混合400万下条件戦(阪神400万下ダート1700m)に出走し、勝ち馬から3馬身差3着。

10月18日タマモクロスは、鞍上南井騎手の提言で、それまでのダート路線から、芝の京都競馬場400万下条件戦(京都400万下芝2200m)に出走しました。
結果は、道中先行して、直線抜け出すと追えば追うほど伸び、2着に1.2秒差付ける、7馬身差大勝。
勝ちタイムの2分16秒2は、同年同日の京都新聞杯(京都GⅡ芝2200m)より、0.1秒早かったです。
上の映像、1:40に、この時の映像があります。

11月1日タマモクロスは、京都競馬場400万下条件戦、藤森特別(京都400万下芝2000m)に出走しました。
先行して3コーナーでは逃げ馬に並びかけ、交して、それなのに直線伸びて2着に8馬身差をつけて勝ちました。
上の映像、2:01に、この時の映像があります。

この2戦の勝ちっぷりが良かった事から、マスコミはタマモクロスの事を、菊花賞(京都GⅠ芝3000m)の秘密兵器と呼びます。
しかし調教師の小原伊佐美は、タマモクロスは奥手な馬で、馬が完成するのは来年と考えていました。
ここで無理をさせると、馬を壊してしまうと、菊花賞(京都GⅠ芝3000m)に出走させるつもりはありませんでした。

この時点でまだ、タマモクロスは900万下の条件馬。
オープン馬になるためには、あと条件戦を2勝しなければいけません。
何とそのオープンすら飛び越し、12月6日タマモクロスは、鳴尾記念(阪神GⅡ芝2500m)に出走しました。

これは、3階級飛び越しての挑戦と言うハンデの他、タマモクロスはこの時点でまだ3歳馬。人間で言えば、高校生くらいの年齢です。
鳴尾記念では、古馬(人間で言えば大人)との対戦となる訳です。

この鳴尾記念、ハンデ戦と言って、低い条件からの挑戦のタマモクロスには、負担重量を軽減してもらえるレースでもあります。
400万下を2連勝して現在900万下のタマモクロスは、負担重量53kg。
ちなみに同レースの最大重量は、前年の菊花賞馬メジロデュレンの58kg。
いかな重賞のハンデとは言え、負担重量が軽い条件馬が、おいそれと勝てるものじゃありません。

1番人気は、1987年皐月賞(中山GⅠ芝2000m)2着、1987年菊花賞(京都GⅠ芝3000m)2着した、斤量56.5kgのゴールドシチー。
2番人気は、1986年菊花賞(京都GⅠ芝3000m)優勝のメジロデュレン。
3番人気は、タマモクロス。

逃げたのは、斤量50kgの軽ハンデを味方にメイショウエイカン、2番手ヨシノサキガケ、3番手ターゴフレーム。
ゴールドシチーはその直後に先行、メジロデュレンも並走しています。
タマモクロスのスタートは悪くありませんでしたが、鞍上南井騎手が、意図的に下げ最後方に付けました。
スタートからの3.5F(700m)は42.7、1100m通過が1分6秒8ですから、早目のペース。

3-4コーナーでは、後方に控えたタマモクロスが仕掛け、中団まで来ましたが、それでも逃げ馬とかなりの差があります。
直線向くと、インコースの馬込みをすり抜け、豪脚を繰り出します。
逃げたメイショウエイカンを残り200mで並びかけると、そのまま6馬身突き抜けゴール。

1着 タマモクロス 2:33.0
2着 メイショウエイカン 6
3着 ニホンピロマーチ クビ

上の映像、2:38に、この時の映像があります。

タマモクロスは4戦目で落馬のあおりを受け、自身も落馬して、しばらく馬込みを恐がったそうですが、このレースでは克服して、上手に馬込みをすり抜けて来ました。
ちなみにこのレースで10着に敗れたメジロデュレンは、次走の有馬記念(中山GⅠ芝2500m)で優勝します。
この頃からタマモクロスは、「稲妻二世」とあだ名されるようになります。


明け1988年1月5日タマモクロスは、金杯(京都GⅢ芝2000m)に出走しました。
馬場状態はやや重。

元々馬主は、有馬記念に出したかったそうですが、小原伊佐美調教師が反対したため、代案として金杯に出す事を主張したそうです。
馬主の「金杯は縁起のいいレースなので、ここを勝てれば活躍が約束される」という縁起担ぎを理由とした強い要望で、金杯に出走せざるを得ませんでした。
タマモクロスは神経質な馬で、ただでさえ飼い食いが細いのに、鳴尾記念後、さらに飼い食いが細くなったため、小原伊佐美調教師は、もっとゆったりしたローテンションで使いたかったんだそうです。
有馬記念と金杯では、1週くらいして違わないのですが、有馬記念出走を断ったため、ここは金杯出走を飲まざるを得ませんでした。

金杯もハンデの重賞ですが、鳴尾記念を勝ったタマモクロスの負担重量は56kgにアップしました。

1番人気は、タマモクロス。
2番人気は、前走鳴尾記念(阪神GⅡ芝2500m)3着のニホンピロマーチ
3番人気は、前走トパーズS(京都オープン芝2000m)2着のメジロゴスホーク。

ゲートが開いて、タマモクロスはスタートこそ良かったものの、ダッシュが付かず、16頭の馬群の内から最後方。
ダイスプリンターが逃げ、2番手メジロゴスホーク、3番手ニホンピロマーチ。
スタートからの3F(600m)37.7、1000m通過が1分2秒6と、やや重のコンディションなので、やや早目のペース。

タマモクロスは、向こう正面には1頭交して、後ろから2番手、インコースに付けます。
馬群が詰まったまま、3-4コーナ、タマモクロスは前に上がれないまま、インコースの最後方に付けます。
直線向いて、結果を知っている自分でも、何度この映像を見ても、タマモクロスが勝てるように見えません。
インコースから起用に馬群をぬって、徐々に上がって行き、残り200mを過ぎても、まだ先頭に5馬身差あります。
そこからインコースをついて、鬼足を繰り出し、粘るハローポイントに3/4馬身差付けて優勝。
際どい勝利でした。

勝ちはしたものの、タマモクロスは体調万全ではなかったかも知れませんね。

1着 タマモクロス  2:03.7
2着 ハローポイント 3/4
3着 メジロゴスホーク アタマ


3月13日タマモクロスは、、阪神大賞典(阪神GⅡ芝3000m)に出走しました。
馬場状態はやや重。
レース間隔をあけたのは、飼い食いが落ちたのでしょうか?

1番人気は、タマモクロス。
2番人気は、1986年菊花賞(京都GⅠ芝3000m)優勝、前走1987年有馬記念(中山GⅠ芝2500m)優勝のメジロデュレン。
3番人気は、昨年のこのレースの覇者、スダホーク。

前年の有馬記念を優勝したメジロデュレンを押さえ、タマモクロスが1番人気になりました。

逃げたのは、ダイナカーペンター。
2番手マルブツファースト、3番手タマモクロス、4番手メジロデュレン。
スタートからの3F(600m)39.0、1000m通過が1分6秒6と、やや重のコンディションながら、名実況で知られる杉本清が、失笑するくらいの超スローペース。

タマモクロスは3-4コーナーで進出しますが、ダイナカーペンターはインコースを空かせず。
4コーナー回り、内に入れようとしますが、内は開かず、仕方なく、ダイナカーペンターのすぐ隣を突きます。
タマモクロスの外からは、マルブツファーストが被さって来る。
超スローペースで逃げたダイナカーペンターは、2枚腰、3枚腰で粘ります。
南井の剛腕と、タマモクロスの鬼脚で、ダイナカーペンターに並びかけたところがゴール。
タマモクロスとダイナカーペンターは、同着1着となりました。

1着 タマモクロス  3:12.1
1着 ダイナカーペンター 同着
3着 マルブツファースト ハナ

このレースは逃げたダイナカーペンターの絶妙なレース運びに、タマモクロスは危うく屈するところでした。
メジロデュレンは見せ場なく、4馬身離された4着。


4月29日タマモクロスは、春の目標のレースの1つ、天皇賞春(京都GⅠ芝3200m)に出走しました。
馬場状態はやや重。

1番人気は、ここまで5連勝のタマモクロス。
2番人気は、1986年菊花賞(京都GⅠ芝3000m)優勝、前走1987年有馬記念(中山GⅠ芝2500m)優勝のメジロデュレン。
3番人気は、1987年皐月賞(中山GⅠ芝2000m)2着、1987年菊花賞(京都GⅠ芝3000m)2着した、ゴールドシチー。

ゲートが開き、ダイナカーペンターは逃げられず、鳴尾記念を2着したメイショウエイカンが逃げます。
2番手リワードパンサー、3番手は固まりダイナカーペンターやレイクブラック等。
メジロデュレン、ゴールドシチーは中団に付け、タマモクロスは後方。
スタートからの3F(600m)36.6、1000m通過が1分1秒6と、やや重のコンディションながら、ハイペース。

スタンド前に来て、スローペースに、マヤノオリンピアが引っかかります。
向こう正面でタマモクロスは、後方外に出します。
3コーナー過ぎにメジロデュレンは先頭に並びかけ、同じく先行していた人気薄ランニングフリー、その後ろにスダホーク、タマモクロスもインコースを突いて、すぐ後ろに付きます。

直線向いて、メジロデュレンが先頭、ランニングフリーが追いすがりますが、タマモクロスは京都競馬場で必ず空く、インコースを突きました。
脚色違い、ここで勝負あり。
タマモクロスは1頭分だけ荒れていないインコースを独走して、3馬身差で優勝。
2着はメジロデュレンを交したランニングフリー。

1着 タマモクロス  3:21.8
2着 ランニングフリー 3
3着 メジロデュレン 2 1/2

鞍上の南井克己は何と、騎手生活18年目にして、初GⅠ制覇となりました。


6月12日タマモクロスは、春の目標のレースの1つ、宝塚記念(阪GⅠ芝2200m)に出走しました。
馬場状態はやや重。

1番人気は、1987年天皇賞秋(東京GⅠ芝1600m)、1987年マイルチャンピオンシップ(京都GⅠ芝1600m)、1988年安田記念(東京GⅠ芝1600m)とGⅠ3勝のスピード馬、ニッポーテイオー。
2番人気は、ここまで6連勝のタマモクロス。
3番人気は、1987年安田記念(東京GⅠ芝1600m)でニッポーテイオーを破り優勝したフレッシュボイス。

ニッポーテイオーは、逃げ、先行馬ですが、メジロフルマーが逃げ、ニッポーテイオー2番手、3番手プレジデントシチー 。
タマモクロスは後方。
スタートからの3F(600m)35.0、1000m通過が1分0秒0と、やや重のコンディションながら、ハイペース。

しかし向こう正面には、タマモクロスはインコースを通って、中団に押し上げました。
3コーナー過ぎから、ニッポーテイオーは逃げるメジロフルマーに被さり、タマモクロスも徐々に上がって行きました。
4コーナーでは、外からニッポーテイオーが先頭に立ちます。

直線向くとタマモクロスは、馬群の中から1頭だけ脚色違い、ぐんぐんニッポーテイオーに接近します。
苦しがって外によれたニッポーテイオーが、メジロフルマーを交して先頭。
タマモクロスは外につけて、並ぶ間なしに交し、後は2馬身1/2差引き離し優勝。
タマモクロスはこれで7連勝。
2着はニッポーテイオー。

1着 タマモクロス  2:13.2
2着 ニッポーテイオー 2 1/2
3着 スダホーク 1 1/4

ニッポーテイオーはこのレースで引退して種牡馬になりました。


タマモクロスはこのレースから、秋まで休養します。

片や笠松からやって来た怪物、無冠のオグリキャップと、秋には名勝負を繰り広げますが、これは平成三強物語で紹介します。
このタマモクロス伝も、平成三強物語の進行に従い、追記します。

平成三強物語 - 1988年 天皇賞秋(東京GⅠ芝2000m) オグリキャップ(4)

平成三強物語 - 1988年 ジャパンカップ(東京GⅠ芝2400m) オグリキャップ(5)

平成三強物語 - 1988年 有馬記念(中山GⅠ芝2500m)

タマモクロスはこのレースを最後に、引退して種牡馬。
トニービン、サンデーサイレンス、ブライアンズタイム等の外国種牡馬が猛威を振るう中、マイソールサウンド、カネツクロスを始めとする重賞勝ち馬を20頭近く輩出しました。
残念ながら、GⅠ馬は出て来ませんでした。

多くの競走馬は、例え奥手でも、早い内から素質の片鱗くらいは見せます。
タマモクロスのように馬体も冴えず、当初成績が振るわなかったのが、ある日突然本格化するのは珍しいですね。
恐らくデビューの頃は、全く体が出来ていなかったのでしょう。
無理させて、潰されなくて幸いでした。

タマモクロスはニッポーテイオーを子ども扱いし、オグリキャップにも2度先着して、サッカーボーイ、スーパークリークにも先着しています。
人によって、タマモクロスを史上最強馬に挙げますが、あり得ない話ではありません。

次回は、オグリキャップが秋のGⅠシーズンの休み明けのレース、毎日王冠(東京GⅡ芝1800m)について書きます。

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2012年4月18日 (水)

チンゲンナバナの腐乳炒め-2012年3月に印象に残った料理

食べ歩きして、前月に印象に残った料理を1品だけ紹介します。
1品だけと言うのは、けっこう絞るのが辛いんですけどね(笑)。
印象に残った料理ですので、「かのサイト」の星が多い料理をチョイスするとは、限りません。

今月紹介するのは、チンゲンナバナの腐乳炒め・・・中国語料理名「腐乳青梗菜花(フー・ルー・チン・ゲン・ツァイ・ファ)」。
先月から引き続き、またまた中国料理チョイスになってしまいましたけどね(笑)。

人によっては、単なる野菜炒めじゃないか!と怒るでしょうか?
その通り、単なる野菜炒めです(キッパリ)!

「王様のレストラン」と言うドラマで、ミッシェル・サラゲッタなる人物が、番組冒頭に名言を言います。
ミッシェル・サラゲッタは架空の人物で、名言は脚本家の三谷幸喜が考えたものなんですけどね。
それでも、料理の真理を突いていて、「かのサイト」ではしばしば引用します。

第六話「トマトに塩をかければ、サラダになる。」

トマトは食材ですが、サラダは料理です。
恐らく、これを読んでいる多数の方は、食べたら、とんでもなく感動するトマトに、出合った事がないでしょうね。
良く、フルーツみたいなトマト・・・と言うのもあるようですが、究極のトマトは、トマト以外の何とも表現しようがありません。
しかし、味はスーパーで売っているトマトの10倍鮮烈、香りが強く、甘みも強く、酸味も存在感がある・・・想像出来ますか?
併せる塩は、フランス産ゲラントの塩の最高級品、フルール・ド・セルか、はたまた高知県産、完全天日塩、美味海(うまみ)か?
こんなサラダは、のけぞるような美味さでしょうね。

ましてや、野菜炒めなど、言わずもがな。

現在、雨後の竹の子のように、中国料理店が増殖しています。
大半は、美味くない店ですけどね(笑)。
1つ良い点があります。
中国全土で食べられている、青菜炒めをポピュラーにしてくれました。
例えば、豆苗(エンドウの若芽)を塩、ニンニク、唐辛子炒めにする、清炒豆苗(チン・チャオ・ドウ・ミァオ)は、ポピュラーですね。
豆苗の代わりに空芯菜とか、チンゲン菜、ター菜など、違う青菜で様々なバリエーションがあります。

チンゲンナバナは、チンゲン菜と菜の花を掛け合わせたものらしいです。
茎は明らかに、菜の花の方に近い食感ですが、菜の花よりシャキッとしています。
葉は、チンゲン菜の葉と、味わい、食感、香りとも似ていますが、ほろ苦いのは、菜の花の遺伝子でしょうか?

ちなみに、自分の両親は、父親の定年少し前に、長年住んでいた家から遠く、海岸に近く、畑に囲まれた、自然豊かな場所の家を買って住んでいます。
近所の畑は、東京の某大手ホテルのフランス料理店と契約して、作物を作っています。
この契約が、結構厳しく、例えばジャガイモなんかは、株毎に適した収穫期を見て、基準に合う大きさの、型の良いものだけ出荷しています。
つまり、味、形、色合いなど、様々なものが要求されるため、通常の流通に乗せるものより、はるかに手間がかかるそうです。
その代り、大きくとも大味ではなく、味良く、色も形も良いものを出荷し、手間に見合った高い料金で買ってくれるそうです。

型が悪く、出荷出来ないジャガイモでも、かなり美味いですよ。

何が言いたいかと言うと、ホテルの野菜は、こうした質の良いものを使用していると言う事です。
ホテルの飯は高いですが、高いなりの理由があります。
食材の質を活かせているかどうか・・・それは、別問題ですけどね。

このチンゲンナバナも、房は大振りで、味わい強く、恐らく良品じゃないかと思います。

腐乳(フー・ルー)は、中国の発酵調味料。
腐乳は、江蘇料理を含む南、例えば安徽、浙江、福建、広東なんかでは、ポピュラーな調味料です。
一方、山東、北京、東北等の北の料理では、あまり使用しません。

豆腐を生乾きにし、豆腐にケカビ、クモノスカビ、微球菌などをつけて、発酵させてから塩漬けにして、酒や麹、砂糖、塩などを加えて半年以上発酵させたものです。
沖縄で食べられる、「豆腐よう」は、腐乳(フー・ルー)とほぼ同じものです。

モノによっては、かなりの悪臭とも言うべき、発酵臭がするのですが、火を通すと臭みはなくなり、まるでチーズのような香りがします。
味わいは、ほのかに酸味があるものから、しっかり酸っぱいものまで様々です。
入れる麹によって、白麹を入れると、白腐乳となり、紅麹を入れると赤い腐乳、紅腐乳となります。
一般に、白腐乳は野菜に、紅腐乳は肉に合うとされています。

青菜を腐乳で炒める料理を出すのは、そんなに多くありません。
もしメニューにあるなら、一度食べてみてはいかがですか?

自分は家で、「青菜の腐乳炒め」を時々自作していました。
清炒(チン・チャオ)・・・塩炒めの風味付けに、腐乳を使う味付けで・・・
それはあくまで、野菜の味付けに、腐乳のチーズのような風味が加わる・・・そんな程度の、控え目な味付けでした。
料理の主役は野菜・・・それで良いと信じて疑いませんでした。

そしてこの「チンゲンナバナの腐乳炒め」です。
自分はこれを食べてビックリしました、腐乳がチンゲンナバナに絡んで、濃厚なんです。
自分はこんなの食べた事がないですし、こんな腐乳の使い方を、想像すらしてませんでした!

野菜はしばしば、濃厚な味わいとの相性が良いです。
この料理はまさに、チンゲンナバナにチーズが絡んで溶けているような料理だったのです。
しかもこれでいて、料理の主役はきちんとチンゲンナバナなんです!

自分は、料理は芸術だと思っています。
芸術である以上、何かを表現するものだとも思っています。
そしてこの、「チンゲンナバナの腐乳炒め」表現(調理法)は、自分の想像を超えていました。

繰り返しますが、これは単なる野菜炒めです(キッパリ)!

そんな、めちゃくちゃ美味い「チンゲンナバナの腐乳炒め」を出すのは、下記のレストランです。
ちなみに値段は、\3,600!?良いお値段ふざけんなコノヤロ!ですね(笑)。

龍天門(リュウテンモン)
東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京2F
03-5423-7787

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2012年4月17日 (火)

永遠の歌姫

10代の頃の自分はへそ曲がりで、売れているものに、反発していました。
太田裕美は、1974年、19歳でデビューすると、1980年代初め頃まで、シングルを出せばオリコンベスト10位以内と言う、とんでもない人気の歌姫でした。

歌は透明感のある、伸びやかなファルセットで、ピアノの弾き語りをし、アルバム収録曲の作詞作曲もしました。
アイドル的かわいらしさ、そして清楚さがあり、大学の学園祭に引っ張りだこ、学園祭の女王のハシリです。
しかし売れているのに反発して、故意に聞きませんでした。

自分が、良いものは良いと素直に認められるようになったのは、30過ぎてからで、その頃に、昔の太田裕美の歌を聴いた時、胸がキュンとしたものです。
こいつは、売れて当然だな・・・と。

そしてこのCM・・・太田裕美の歌ではありませんか!
やはり、歌姫には胸がキュンとしますね(笑)。

太田裕美の歌はありませんが、太田裕美が出演するCMです。
母娘で料理するのって、いいなぁ・・・

CMを見て、出演する若い女性は、てっきり太田裕美の娘かと思っちゃいました。
岡野真也と言う、女優、モデルさんだそうです。

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2012年4月15日 (日)

2012年 皐月賞:結果

4月15日は、3歳牡馬クラッシックGⅠレース、皐月賞(中山芝2000m)が行われました。

①ゴールドシップ 2:01.3
②ワールドエース 2 1/2
③ディープブリランテ 3/4

まず想定外は、自分の想定ほど馬場が乾かなかった事です。
今日は、昼頃に馬券を買ったのですが、その時点で芝は重馬場・・・いやな予感でした。

レースは、メイショウカドマツとゼロスがやりあって、馬場の割にハイペース。
先行した馬は崩れ、上がりのかかる競馬でした。

ゴールドシップは当初最後方から、3コーナーの勝負どころで上がって行き、皆が敬遠する内馬場を通って、先頭に躍り出、堂々ロングスパートの横綱相撲で勝ちました。
馬が荒れ馬場を苦にしないと言う事もあったのでしょうが、内田博幸のコースロスのない、好騎乗でした。
骨折明けのGⅠ制覇、そして初皐月賞制覇、おめでとうございます。
さすが、日本一のジョッキーです。

ワールドエースは、スタート後、落馬寸前まで躓いて、ゴールドシップと一緒に上がって行こうとしましたが、馬がズブく、さらにコースの大外回りましたね。
もしも皐月賞が直線なら、ゴールドシップと際どいところまで行ったのでは?と言うコースロスです。
残り200m切っているのに、ほとんど最後方から、2着に突っ込んだ脚は、出色でした。
2着確保は、能力の証でしょう。
しかしダービーは楽しみです。

ハイペースを先行して追走し、しばしば行きたがり、口を割っていたディープブリランテ。
これで3着来ますか・・・
スムーズに走ったら、どんだけ強いのでしょう?

モンストールも、トリップも後ろのまま、良いところなし。

自分は多くても、3点買いの誓いを立てていたのですが、破るんじゃなかったですね。
競馬は、当たる時は1点でも当たるものです。
たくさん点数を買うと、当たる確率は高くなりますが、収支のロスも大きくなり、自分の経験では馬券はプラスしにくくなります。

現在の収支:-601,000

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2012年4月14日 (土)

2012年 皐月賞

4月15日は、3歳牡馬クラッシックGⅠレース、皐月賞(中山芝2000m)が行われます。

1-1 モンストール(牡3、柴田善臣・尾関知人)
1-2 アダムスピーク(牡3、N.ピンナ・石坂正)
2-3 トリップ(牡3、田辺裕信・松田博資)
2-4 メイショウカドマツ(牡3、藤岡康太・藤岡健一)
3-5 アーデント(牡3、藤田伸二・加藤征弘)
3-6 ディープブリランテ(牡3、岩田康誠・矢作芳人)
4-7 ベールドインパクト(牡3、藤岡佑介・大久保龍志)
4-8 サトノギャラント(牡3、横山典弘・藤沢和雄)
5-9 ワールドエース(牡3、福永祐一・池江泰寿)
5-10 スノードン(牡3、北村友一・安田隆行)
6-11 マイネルロブスト(牡3、武豊・高橋裕)
6-12 フジマサエンペラー(牡3、田中勝春・菊川正達)
7-13 シルバーウエイブ(牡3、北村宏司・大江原哲)
7-14 ゴールドシップ(牡3、内田博幸・須貝尚介)
7-15 コスモオオゾラ(牡3、柴田大知・高橋義博)
8-16 ゼロス(牡3、川田将雅・領家政蔵)
8-17 ロジメジャー(牡3、安藤勝己・古賀慎明)
8-18 グランデッツァ(牡3、M.デムーロ・平田修)

単勝人気は、以下の通りです。
(04/14 18:00現在)

①グランデッツァ 3.7
②ワールドエース 4.0
③ディープブリランテ 6.0
④ゴールドシップ 6.9
⑤アダムスピーク 10.9

父サンデーサイレンス系は、何と10頭!?
しかもサンデーサイレンスの最高傑作、ディープインパクト産駒は、半分の5頭もいます。
母父サンデーサイレンス系は4頭で、出走馬18頭中、14頭にサンデーサイレンスの血統が入っています。

ディープブリランテの母父は、ループソヴァージュからナスルーラに至る、最近あまり見かけないナスルーラ系。

ベールドインパクトの母父、ドクターデヴィアスは、1992年の英ダービー勝ち馬ですが、血統的にも今では珍しいヘロド系で、サラブレッドの3大始祖ではバイアリータークの系統です。
現在サラブレッドの3大始祖では、バイアリータークの血統もゴドルフィンアラビアンの血統も振るわず、サラブレッドの9割以上がダーレーアラビアンの血統です。

ワールドエースの母父、アカテナンゴは、1985年のドイツダービー馬で、1986年には凱旋門賞で、かのダンシングブレーブと対戦して敗れています。
ドイツのリーディングサイアーを5度獲得する名種牡馬で、19世紀末の名種牡馬、ハンプトンに遡る珍血統です。
ハンプトンを祖に持つ、近年日本で活躍した馬は、サッカーボーイです。

オルフェーヴルに近い血統構成のゴールドシップは、母父は日本でもお馴染み、メジロマックイーンです。
血統的には、今では珍しいヘロド系で、日本ではヘロド系のパーソロン産駒が活躍した時代があります。
メジロマックイーンは、今は廃業したメジロ牧場に、メジロアサマ、メジロティターンと3代に渡り、天皇賞を勝ったスーパー内国産馬です。
後継種牡馬もなく、メジロマックイーンは2006年に死亡しました。

コスモオオゾラの母父、コマンダーインチーフは、アカテナンゴを1986年凱旋門賞で破った、かのダンシングブレーブの産駒です。
種牡馬になって、奇病のマリー病にかかり、日本のJRAが購入し、運営する日本軽種馬協会へ寄贈しました。
現在、内国産馬として、キングヘイローが後継産駒を送っています。

さてデータに行きましょう。
昨年は、東日本大震災の影響で、東京開催でしたので、除外して、2001年から2010年のデータとします。
過去10年の傾向を見ると、1番人気4勝と、まずまずの活躍ですね。
逆に、5番人気以下が5勝と、意外な優勝馬が多いです。

①前走弥生賞8着以内、スプリングS8着以内、若葉S7着以内、当年内の重賞1着 30/30
②デビューから3戦以内に勝利 30/30
③ここまで10戦以内 29/30 例外:2003エイシンチャンプ
④ここまで8着以下なし 28/30 例外:2002タイガーカフェ、2007サンツェッペリン

この程度しか絞れませんでした(涙)。

1-1 モンストール(牡3、柴田善臣・尾関知人)
1-2 アダムスピーク(牡3、N.ピンナ・石坂正)
2-3 トリップ(牡3、田辺裕信・松田博資)
2-4 メイショウカドマツ(牡3、藤岡康太・藤岡健一)
3-5 アーデント(牡3、藤田伸二・加藤征弘)
3-6 ディープブリランテ(牡3、岩田康誠・矢作芳人)
4-8 サトノギャラント(牡3、横山典弘・藤沢和雄)
5-9 ワールドエース(牡3、福永祐一・池江泰寿)
7-14 ゴールドシップ(牡3、内田博幸・須貝尚介)
7-15 コスモオオゾラ(牡3、柴田大知・高橋義博)
8-18 グランデッツァ(牡3、M.デムーロ・平田修)

枠について良く言われるので、調べてみました。
3着以内に来た馬の枠順は・・・

1-1 1回
1-2 2回勝
2-3 1回勝
2-4 1回
3-5 1回勝
3-6 3回勝
4-7 1回勝
4-8 1回
5-9 3回
5-10 1回
6-11 2回
6-12 0回
7-13 1回勝
7-14 4回勝
7-15 2回
8-16 3回勝
8-17 1回勝
8-18 1回

良く皐月賞は、最内、大外は来ないと言われますが、そんな事はないというデータですね。
おおむね、平均的にバラけています。
1枠は、過去10年1度しか来ていませんが、2枠は2度も来て、1度は優勝しているので、単なる偶然と思いますね。
大外18番枠も同様と思いますが、中山芝2000mは、乗り方難しいですけどね。
枠による、有利不利は無視します。

逃げるのは、 メイショウカドマツ、またはゼロスでしょうね?
前走逃げずに惨敗したゼロスは、今回は何が何でも逃げたいんじゃないでしょうか?
メイショウカドマツとゼロスが競ったら、ハイペースになっちゃいますけどね。
ペースは遅くはないでしょう。

天気予報によると、雨は夜半には上り、明日は晴れるようです。
もう現在、雨は日中の勢いはないですよね。
となると、馬場状態は悪くてやや重、良馬場もありそうな雰囲気です。

中山コースはしばしば、ローラーのようなもので固めると、それまで時計がかかっていた馬場が、高速馬場になります。
2009年のように、トライアルでは時計がかかっていたのに、馬場を固めて、本番では1分58秒台が出たりします。

今年で言うと、4/3古馬のマイル戦ダービー卿CT(芝1600m)の勝ちタイム、1:33.5。
先週の3歳マイル戦、NZT(芝1600m)の勝ちタイム、1:33.2と高速馬場です。

遡ると、3/4やや重のトライアル、弥生賞(芝2000m)の勝ちタイム2:03.9。
3/11重馬場の古馬牝馬重賞、中山牝馬S(芝1800m)の勝ちタイム1:50.6。
3/18重馬場のトライアル、スプリングS(芝1800m)の勝ちタイム1:50.7。
3/24重馬場の古馬重賞レース、日経賞(芝2500m)の勝ちタイム2:37.4。

馬場差があるとは言え、3月から4月にかけて、急に時計が速くなっているように思われます。


日曜は晴れるそうですので、馬場状態に加え、どれくらいの時計が出ているのか、確認が必要と思われます。
時計が出ているなら、トライアルとは違った様相となるでしょう。

馬場の回復を期待して、これまでのレースで、私見ではありますが、時計の裏付けがある馬は、以下の通りとなります。
基準タイムは勝手に、芝1600m(1:35.0)、芝1800m(1:49.0)、芝2000m(2:02.0)より速いタイムとさせて頂きました。

1-1 モンストール(牡3、柴田善臣・尾関知人) 16番人気 差し
2-3 トリップ(牡3、田辺裕信・松田博資) 7番人気 先行
2-4 メイショウカドマツ(牡3、藤岡康太・藤岡健一) 9番人気 逃げ
3-6 ディープブリランテ(牡3、岩田康誠・矢作芳人) 3番人気 先行
5-9 ワールドエース(牡3、福永祐一・池江泰寿) 2番人気 追い込み
7-14 ゴールドシップ(牡3、内田博幸・須貝尚介) 4番人気 先行or差し

1番人気で勝った顔ぶれは、アグネスタキオン、ネオユニヴァース、ディープインパクト、ヴィクトワールピサと、その時点で他馬とモノの違いを見せた、圧倒的な人気馬です。

3着以内に来た馬の人気を調べると・・・
・1番人気 6
・2番人気 4
・3番人気 4
・4番人気 1
・5番人気 0
・6番人気 4
・7番人気 2
・8番人気 2
・9番人気 0
・10番人気 2
・11番人気 1
・12番人気 1
・13番人気 0
・14番人気 0
・15番人気 2
・16番人気 0
・17番人気 0
・18番人気 0

1番人気の実績は良いですね。コケる時もありますけど。
1番人気~3番人気が来なかったのは、過去10年、1度もありません。

面白いのは、6番人気~8番人気が良く来て、その後10番人気以下が、また良く来ている事。

今年は、ディープインパクト産駒が大活躍ですが、牡馬でディープインパクトを思わせる走りなのが、ワールドエース。
もちろん、父ディープインパクトほどの切れ味ではないですけどね。
初輸送で、中山芝2000mで行われる皐月賞、4コーナーでは、今までのレースより、前につけないと厳しいですけどね。
鞍上は、先週ジョワドヴィーヴルをコケさせた福永。
今週は、やってくれる事を願います。
ワールドエースを頭で。

余談ですが、ジョワドヴィーヴル骨折(涙)!?

出遅れ癖がありながら、重賞好走していたゴールドシップ。
前走、内田博幸に鞍上が変わり、出遅れる事無く好位追走、超スローで逃げたディープブリランテを交して、共同通信杯を優勝しました。
ここも好位追走なら、期待出来そうです。

前走先行して良く粘ったトリップ。
皐月賞では、しばしば先行する人気薄の馬が粘り、荒れさせます。

馬券として面白い、モンストール。
ここ2戦振るいませんが、京王杯2歳Sの敗北後、喘鳴症(ノド鳴り・・・息苦しくなり、競争能力が減退する)にかかっていた事が分かり、手術して、6着に敗れた前走スプリングSが復帰戦。
新潟2歳Sで、直線半ばで先頭に立ち、突き放した豪脚が見られるかも知れません。

今回は、いつものように、1点から2点のポリシーを破り、6点買います。
けっこう配当が付くので。

3連単
9→1→3 \500 9437.1
9→3→1 \500 6515.9
9→1→14 \1,000 5578.6
9→14→1 \1,000 3041.0
9→3→14 \5,000 582.3
9→14→3 \5,000 347.8

自信は、来てほしいなぁ・・・と言う感じですね。

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2012年4月11日 (水)

魅惑の中国料理 - 第一回 中国料理ブーム前夜

 自分はここ数年、中国料理が面白いな、熱いなと思って来ました。
 そして遠からず、今年から数年後位までには、中国料理がブームになってもおかしくないと考えています。

 マイケル・ポーターによると、市場において、企業や産業に競争優位をもたらす4つの特性は、生産要素、需要条件、関連産業と支援産業、企業の戦略・構造としています。
 中国料理ブームの到来を、マイケル・ポーターの競争優位の4つの要素で、予想しようと思います。
 まあ難しい事考えないで、生産要素=中国料理店の店舗数、需要条件=客の嗜好、関連産業と支援産業=マスメディアとかブロガーの動向とかを考えれば良いでしょう、企業の戦略・構造=店のウリ・・・かな?


生産要素

 中国料理店の店舗数と読み替えます。
 下手な鉄砲数打ちゃ当たるじゃないですが、店舗数の増加は、市場がその業種を欲していると言う事であり、ビジネスチャンスが大きいと考えます。

 1990年代後半くらいから、ビジネスのために、中国人の来日人数が、飛躍的に増加しています。
 2000年以降は、観光客も飛躍的に増えました。

 そして、これら増大した中国人と、日本人客のニーズを当て込んで、雨後の竹の子のように、街の津々浦々(つつうらうら)に、中国料理店が増えています。
 爆発的に増加する中国料理店の大部分は、これら中国人オーナーの中国料理店です。

 もう1つの要因は、新たなスタイルの日本人料理人の登場です。
 日本の中国料理店のステイタスは、ホテルの中国料理店、または維新號(イシンゴウ)の広東料理勢です。
 もう1つ、中華の鉄人、陳建一率いる四川料理、四川飯店系でしょうか?
 でも、四川飯店系はステイタスが高いとまで行くのか、自分には分かりません。

 これら、中国料理の業界で、かつてステイタスが高いと思われていた出身の料理人、またはそれ以外の店出身の料理人が、中国で修行して、日本で店を出しています。
 日本の中国料理のメニューは、中国で食べられているものとはかけ離れていますが、中国で修行した料理人が、現在中国で食べられている料理を日本でも紹介しています。

 まとめると、中国人による新店舗の増大、若い日本人による中国料理の増加によって、中国料理ブームの生産要素としては、機が熟していると思います。


需要条件

 客の嗜好と読み替えます。

 かつて、安かろう、不味かろうの、街に大量にあった中華屋は、中国料理店と言うにはかわいそうな存在でした。
 ラーメンと焼き餃子、野菜炒めくらいが主力メニューで、青椒肉絲とかエビチリがある店はまれで、中にはしょうが焼き、カレーライスとかスタミナ丼みたいな中国料理と関係ないメニューもありましたね(笑)。
 1980年代までの日本の食文化はある意味、暗黒時代と言っても良い状況でしたが、1980年後半以降、人々の舌が肥えると、ラーメンはラーメン専門店、ちゃんとした中国料理店が増えるに連れ、街の中華屋は姿を消して行きました。

 しかしそれでも、日本人で、自分も含め、中国料理を理解している人はいません。
 いやそんなことないよ!中国料理くらい知っているよ!って言うでしょうか?

 じゃあ聞きますが、中国料理菜系(例えば北京料理とか)をいくつ言えますか?
 北京、上海、広東、四川の日本でしか通用しない、四大菜系を言えただけで、まだ良いほうでしょう。
 八大菜系(山東、江蘇、安徽、浙江、福建、広東、湖南、四川)を全て言える・・・素晴しい事です。
 自分も全貌は知りませんが、中国料理菜系の有名どころだけで、百は軽く超えます。
 マイナーな地域の料理まで、全て網羅すると、数百菜系になるだろうと推察します。
 これを全て言える人なんて、恐らくいませんよね?

 中国料理のメニューをいくつ言えますか?
 20も言えたら、良く中国料理を知っている人ですよね。
 でも中国料理のメニューは、数十万、もしかすると数百万あると推測します。
 20メニューが、100メニュー以上知っている達人であっても、そんな知識など、膨大な中国料理からすれば、九牛の一毛に過ぎません。

 料理する側は、とても進歩して来ましたが、食べる客側は、街の中華屋から、ほとんど進歩していないのが実情です。

 某広東料理店で自分が食事している間、自分以外の客が注文したメニューが担々麺、麻婆豆腐、エビチリ、麻婆茄子、黒酢の酢豚、エビマヨ、焼き餃子でした。
 担々麺、麻婆豆腐は四川料理で、広東料理店で注文するのは、大阪で広島焼きを注文するのと同じです。
 エビチリは、日本の四川料理店(具体的には陳建一の父、陳建民が作り出した)の料理で、中国にはありませんし、もちろん広東料理でもありません。
 (エビチリの元になった料理は、干焼蝦仁と言う料理ですが、エビチリとは異なります)
 麻婆茄子、黒酢の酢豚、エビマヨ、焼き餃子は、全く日本オリジナルのメニューで、中国にはありませし、もちろん広東料理でもありません。

 日本人が料理人なのであれば、菜系にこだわりなく、美味しく作ってくれる可能性がありますので、まだ良いですけどね・・・
 中国人は食に頑固で、自分の出身の菜系の料理以外、認めない場合がほとんどだそうです。

 例えば、広東出身の中国人シェフの店で、担々麺、麻婆豆腐、エビチリ、麻婆茄子、黒酢の酢豚、エビマヨ、焼き餃子なんか頼んでも、美味い料理が出てくる可能性は、きわめて低いですね。
 プロなんだし、メニューに書いてあるんだから、一生懸命作れよ!って思うでしょうか?
 でも誰もが、面白い仕事にはモチベーションが上がりますが、徒労のような仕事だと、モチベーションも上がらず、仕事の質も低くなった経験はありませんか?
 料理人の不得意なメニューを食べて、美味いの不味いの言っても、意味のない事です。

 当初、珍しい地方の菜系の料理を出す店だったのが、日本人がのそ菜系の料理を注文してくれず、担々麺、麻婆豆腐、エビチリ、麻婆茄子、黒酢の酢豚、エビマヨ、焼き餃子ばかり頼むものだから、珍しい地方の菜系の料理が続々姿を消し、この店の料理は不味いと評判になり、潰れるのは、珍しくありません。

 メニューには、料理人のメッセージがあります。
 菜系の知識にプラスして、メニューからの料理人の注文して欲しいメニューを読み解けば、美味しい、かつ珍しい中国料理が食べられます。
 そのためには、客側の中国料理知識が、もう1ランク上がる事が必要に思います。


関連産業と支援産業

 マスメディアとかブロガーの動向とかと読み替えます。
 例えば、マスメディアが中国料理のキャンペーンを打ち、それがきっかけで、中国料理ブームが来る・・・と言う事もありますが、インターネットに情報が氾濫している現在、マスメディアで大多数が動く事は難しい時代です。
 ブロガーの動向は、こんな水物はないと思います。
 ミーハーなブロガーほど、勝ち馬に乗る人が多いですね。

 ブームになれば、マスメディア、ブロガーもなびく・・・くらいに思っておけば良いでしょう。


企業の戦略・構造

 店のウリと読み替えます。

 様々な地方出身の中国人オーナー、中国人料理人の中国料理店が増えていると言う事は、新たな菜系の料理が日本で食べられる事を意味します。
 例えば、都内の中国料理店、中国家庭料理 楊や天然居は、表向きは四川料理店で、汁なし担々麺が名物だったりしますが、実はオーナー、料理人とも河南省出身で、八大菜系十大菜系にも入らない、日本でも珍しい河南料理の宴席料理、水席が食べられます。

 多くの中国人オーナー、中国人料理人の中国料理店では、食べて行くため、苦々しい思いで、日本人が注文する担々麺、麻婆豆腐、エビチリ、麻婆茄子、黒酢の酢豚、エビマヨ、焼き餃子を作っています。
 しかし客側の中国料理知識が上がり、料理人の得意とする料理を食べる事は、お互いにとって美味しい、喜ばしい事でしょう。

 まとめると、生産要素はまさに機は熟し、企業の戦略・構造も、今にも機が熟しておかしくないところまで来ています。
 需要条件が追いつき、関連産業と支援産業が後押しすれば、いつ中国料理ブームが爆発しても、おかしくないのです。

 次回は、中国料理菜系について、簡単に説明したいと思います。
 本当に、簡単なのか・・・(笑)?

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2012年4月 8日 (日)

2012年 桜花賞:結果

4月8日は、3歳牝馬クラッシックGⅠレース、桜花賞(阪神芝1600m)が行われました。

①ジェンティルドンナ
②ヴィルシーナ
③アイムユアーズ

今回の桜花賞は、面白いペースですね。
2F(400m~600m)目、10.9と速いですが、4~6F目は12秒台とペースを落としています。
平均ペースで、やや上がりのかかる競馬だったんですね。

勝ったジェンティルドンナは、2枚腰、3枚腰で粘るヴィルシーナを、ねじ伏せての優勝。
まるで、シンザン記念の再現を見ているようでした。
ディープインパクト産駒で、距離延長は歓迎でしょうし、あの息の長い末脚は、東京競馬場でより活きるように思います。
連覇も十分ありそうです。

ヴィルシーナは、先行しての粘り、さすがです。
クイーンCも同じ走りですが、あちらはスローペースの上りが速い競馬。
もっとペースが速いであろう、桜花賞で同じ競馬が出来るか疑問視しましたが、何の問題もありませんでした。
こちらもディープインパクト産駒で、距離延長は歓迎でしょうし、クイーンCで東京を経験しているのも良いですね。
次走も目が離せません。

アイムユアーズは、ヴィルシーナを交せそうで、最後ダレました。
良く3着に来ていますが、力負け感は否めません。

それにしても、ジョワドヴィーヴルはどうしちゃったんでしょう?
4kg減くらいなら、敗因は馬体細化じゃないと思いますね。
血統の良さもさることながら、新馬の勝ちっ振り、阪神JFの勝ちっ振りは素晴しかったんですけどね。
福永騎手によると、阪神JFでもフワフワ走っていたそうですので、じゃあ走りがパンとしたら、最強?なんて思っていたんですが。
オークスでは、割り引いて考えちゃいそうですね。
こういう時に限って、馬券に突っ込んで来られたりするんですが(苦笑)。

逆に、オメガハートランドの方は、10kg減で細かったです。
しかし今年のフラワーカップは、クイーンC惨敗のこの馬が勝っちゃうくらい、レベルが低かったんでしょうね。
調子云々ではなく、GⅠで買うべき馬ではなかったと言う事でしょう。

現在の収支:-588,000

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2012年4月 7日 (土)

2012年 桜花賞

4月8日は、3歳牝馬クラッシックGⅠレース、桜花賞(阪神芝1600m)が行われます。

1-1 ダームドゥラック(牝3、小牧太・領家政蔵)
1-2 エピセアローム(牝3、浜中俊・石坂正)
2-3 オメガハートランド(牝3、石橋脩・堀宣行)
2-4 サンシャイン(牝3、M.デムーロ・藤岡健一)
3-5 パララサルー(牝3、北村宏司・国枝栄)
3-6 エイシンキンチェム(牝3、川田将雅・高野友和)
4-7 メイショウスザンナ(牝3、武豊・高橋義忠)
4-8 マイネエポナ(牝3、吉田隼人・斎藤誠)
5-9 イチオクノホシ(牝3、田辺裕信・矢野英一)
5-10 ジェンティルドンナ(牝3、岩田康誠・石坂正)
6-11 アイムユアーズ(牝3、N.ピンナ・手塚貴久)
6-12 プレノタート(牝3、安藤勝己・牧浦充徳)
7-13 サウンドオブハート(牝3、松岡正海・松山康久)
7-14 トーセンベニザクラ(牝3、津村明秀・柴崎勇)
7-15 ヴィルシーナ(牝3、内田博幸・友道康夫)
8-16 ファインチョイス(牝3、池添謙一・領家政蔵)
8-17 ジョワドヴィーヴル(牝3、福永祐一・松田博資)
8-18 アラフネ(牝3、丸山元気・高橋裕)

単勝人気は、以下の通りです。
(04/08 18:00現在)

①ジョワドヴィーヴル 2.7
②ジェンティルドンナ 5.7
③アイムユアーズ 8.9
④サウンドオブハート 9.8
⑤ヴィルシーナ 10.9

このレース、昨年は賭けてませんね。
確か、東日本大震災の影響で、関東発売していなかったような気がします。

父サンデーサイレンス系は、何と11頭!?
しかもサンデーサイレンスの最高傑作、ディープインパクト産駒は4頭もいます。
母父サンデーサイレンス系は4頭で、出走馬18頭中、15頭がサンデーサイレンスの血統が入っています。

サンシャインの母父ピストレブルーは、ノーザンダンサーを通らないネアルコ系。
フランスの競走馬なんですね。
自分は見た事ない血統です。
この馬の母系血統は、最近では見る事が少ない、珍血統の宝庫です。

さてデータに行きましょう。
過去10年の傾向を見ると、1番人気3勝と、信頼を寄せられる程、活躍していませんね。
逆に、5番人気以下が3勝と、荒れる時は荒れています。
スティルインラブ、ラインクラフト、ダイワスカーレットの名牝が、このレースに2番人気で勝ったと言うのも興味深いところです。
これは同レースにアドマイヤグルーヴ、シーザリオ、ウォッカと言う名牝が1番人気だったためです。

①OP勝ちまたは重賞連対、阪神JF3着以内 30/30
②前走8着以内 30/30
③ここまで11着以下なし 30/30
③デビューから3戦以内に勝利 28/30(例外:2006キストゥヘヴン、2010エーシンリターンズ)

この程度しか絞れませんでした(涙)。

逃げるのは、エイシンキンチェム、またはアラフネでしょうかね?
何が何でも逃げたい馬はなく、それほどハイペースにはならないように思います。

1-2 エピセアローム(牝3、浜中俊・石坂正) 7人
2-3 オメガハートランド(牝3、石橋脩・堀宣行) 13人
3-5 パララサルー(牝3、北村宏司・国枝栄) 6人
5-9 イチオクノホシ(牝3、田辺裕信・矢野英一) 9人
5-10 ジェンティルドンナ(牝3、岩田康誠・石坂正) 2人
6-11 アイムユアーズ(牝3、N.ピンナ・手塚貴久) 4人
7-13 サウンドオブハート(牝3、松岡正海・松山康久) 3人
7-15 ヴィルシーナ(牝3、内田博幸・友道康夫) 5人
8-17 ジョワドヴィーヴル(牝3、福永祐一・松田博資) 1人

過去10年3着以内に来た馬の人気を調べると・・・
・1番人気 9
・2番人気 4
・3番人気 2
・4番人気 2
・5番人気 3
・6番人気 1
・7番人気 3
・8番人気 0
・9番人気 0
・10番人気 1
・11番人気 1
・12番人気 1
・13番人気 2
・14番人気 0
・15番人気 1
・16番人気 0
・17番人気 0
・18番人気 0

1番人気の実績は圧倒的ですね。
ワイド、3連複、3連単なら、1番人気を買わない手はないですね。
良血で、レースっぷりが天才的なジョワドヴィーヴル。
前走のチューリップ賞で負けましたが休み明けで、馬群に入れて伸びなかったとは言え、大負けはしていません。
阪神JFで負かした相手が、有力馬と言うのも、この馬の能力の高さだと思います。
1つ気になるのは、体が細いという情報がある事です。

さて意外にも、10番人気以下の活躍が多いですね。
過去10年中、5年に10番人気以下が来ています。
馬券はなぜ取れないか・・・来そうな馬が馬券にならず、来そうにもない馬が突っ込んで来るからです。
絞った馬で、最も人気がないオメガハートランド。
ここ2年連続で、フラワーカップ勝ち馬が絡んでますけどね。
それでも普通なら買わないかな、この馬。

シンザン記念で、ハイペースについて行き、牡馬相手にねじ伏せて勝った、ジェンティルドンナ。
前走のチューリップ賞で、4着に敗れましたが、調整ミスと敗因ははっきりしています。

3連複 3-10-17 \20,000 154.4

もし、ジョワドヴィーヴルの馬体重が410kgを切るなら、逆にジョワドヴィーヴルは買いません。
代わりに、アイムユアーズを買います。

3連複 3-10-11 \10,000 685.3

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2012年4月 4日 (水)

Autumn Leaves / Stanley Jordan

今回は、2本のギターを1人で弾いてしまう変態なギタリスト、スタンリー・ジョーダンを紹介します。

1980年代から、ギタリストの必須テクニックに、タッピングが加わります。
タッピングとは、ギターのフレット上を叩く事により、音を出すテクニックです。

タッピングで当初脚光を浴びたのが、ヴァン・ヘイレンのギタリスト、エドワード・ヴァン・ヘイレン。
彼らの1978年のデビュー曲、キンクスのカバー「You Really Got Me Now」の間奏のギターを初めて聴いた時、どうやって弾いているのか、さっぱり分かりませんでした。
初めて聞いた時には、恐ろしく派手なギターソロだなと思いましたが、今聞くと全然地味ですね(笑)。

「You Really Got Me Now」の間奏のギターソロに、効果的にタッピングが使われ、以後多くのギタリストが真似、またテクニックを発展させました。
当時はタッピングではなく、ライトハンド奏法と呼ばれていましたけどね。

スタンリー・ジョーダンは、このタッピングをさらに推し進め、ギターをタッピングだけで弾くので、右手と左手、別々のギターを弾く事が出来るのです。

スタンリー・ジョーダンのは、1959年7月31日生まれ。
6歳からピアノを始め、11歳でギターを弾き始め、ロックからジャズまで、幅広く手を出したそうです。
ピアノのように、左右の手で弾けないか考え、13歳の時(って1972年!?)に現在の両手タッピング奏法を編み出したそうです。
プリンストン大学で音楽理論を学び、ストリートミュージシャン、自費出版を経て、1985年にブルーノートからメジャーデビューしました。
基本、ジャズギタリストで、バリバリ(死語?)のジャズのスタンダードナンバーから、自身が作曲したオリジナル曲まで演奏します。

一時期、世界中でツアーするなど、かなりの売れっ子でした。
あまりに特殊な奏法のため、後に続くギタリストもなく、スタンリー・ジョーダン自身も現在では何しているんでしょうか?
しかし、彼が得意とした奏法は、ギタリストやベーシストが、発展的な形で応用して、プレイされています。

自分は、初めてスタンリー・ジョーダンを見た時、この奏法を試してみましたが、冗談じゃないくらい難しく、あえなく撃沈(笑)。
一瞬なら、出来るんですけどね。
自分は基本、ピック弾きなので、よしんばこんな弾き方が出来たとしても、ピックに持ち替えなければならないとか、こなすには課題が山積です。

タッピングのみで弾くので、ギターの音のアタック音は強くありません。
ギターの音自体も、タッピングのみでは、大きな音は出ませんので、アンプで増幅しています。
エレキギターでは珍しく、カポをしていますが、これは緩くカポをはめて、タッピングしていない他の弦をミュートする目的です。

さて、曲に行きましょう。
「Autumn Leaves」は、ジャズの有名なスタンダード・ナンバーで、邦題「枯葉」とも言います。
ギタープレイでは、ジョー・パスのなんかが名演とされていますね。

バンド構成は、ギター、ベース、ドラムのトリオ。
固定したギターを右手でメロディを弾き、肩から下げたギターを左手で、伴奏を弾きます。
よく、左右違うフレーズを、別々に弾けるなと思うでしょうね?
人間業じゃありません。

アドリブじゃない、決まったフレーズなら、練習で多少何とかなりますが、アドリブした瞬間、左右のリズムのシンクロがぐちゃぐちゃになりました(涙)。
そもそも右と左で、呼吸でもするように、自然に弾けるようにならなければ、こんな風に演奏出来ません。
めちゃくちゃ難易度が高いです。

実はスタンリー・ジョーダンも、コンディションが悪い時は、リズムがもうひとつと言うライブもあります。
この演奏でも、リズムがもうひとつな部分もありますが、スタンリー・ジョーダンにしては、安定したプレイです。

まず、「Autumn Leaves」にしては、テンポが速いですね。
最初のテーマメロのところから、やや左手の伴奏のタイミングが怪しいですが、まあご愛嬌と言う事で(笑)。

曲の最初から最後まで、タッピングですので、ギターの音色が均一ですね。
人によって、ギタープレイは、途中ダレるかもです。
そして、スタンリー・ジョーダン走る(テンポが速くなる)し・・・(笑)。

ギターソロの後、ベースソロですが、このベーシスト、良い音していますし、上手いですね。
またドラムも、涼しい顔で、難易度高いプレイを決めて、上手いと思います。ドラムソロ、かっこ良し!
左右で、違うフレーズを弾くスタンリー・ジョーダンは、時々リズムがよろよろしますが、ドラムもベースも、きっちり合わせて来ます。

それにしても、こんな風に弾けるスタンリー・ジョーダンは、人間やめてますね(笑)。
音源がビデオなのか、さいごテープが伸びたような感じになります。

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2012年4月 1日 (日)

2012年ドバイWC(2)結果速報

3月31日に、ドバイWC(GⅠ)がありました。

①モンテロッソ
②カッポーニ
③プラントゥール

スマートファルコンは、隣の馬とぶつかり、出遅れた上、後方からで全く良いところなし11着。
トランセンドが逃げますが、カッポーニに絡まれ、3-4コーナーでは後退して13着。
直線エイシンフラッシュが追い込んで来ますが、離れた6着まで。
ソーユーシンクは、直線伸びず4着。

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