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2012年6月の記事

2012年6月27日 (水)

2012 年帝王賞

6月27日、大井競馬場で、南関東統一GⅠレース、帝王賞(大井ダート2000m JpnI)がありました。

逃げたのはランフォルセ、2番手は逃げようとした圧倒的一番人気、エスポワールシチー、3番手ゴルドブリッツ、その後ろのグループにはテスタマッタ。
レースは淡々と流れ、3-4コーナーで、エスポワールシチーが、逃げるランフォルセを交しにかかります。
ゴルドブリッツが、エスポワールシチーのさらに外から、並びかけます。
4コーナー回り、インコースから抜けて来たテスタマッタが抜け、エスポワールシチー、ゴルドブリッツと追い比べになります。
逃げようとして逃げられず、3-4コーナーで早目に脚を使ったエスポワールシチーでしたが、テスタマッタを交します。
直線半ばでは、外からゴルドブリッツが交し、最後3 1/2馬身突き抜けました。
2着エスポワールシチー、クビ差3着テスタマッタ。

JRAのゴルドブリッツは、仁川S、アンタレスSに続く3連勝で、GⅠ初制覇しました。
秋には、スマートファルコン、フリオーソ、トランセンドとの対決が、楽しみです。

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2012年6月24日 (日)

2012年 宝塚記念:結果

6月24日は、3歳以上のグランプリGⅠレース、宝塚記念(阪神芝2200m)が行われました。

①オルフェーヴル 2:10.9
②ルーラーシップ 2
③ショウナンマイティ 1 1/4

勝利の女神はしばしば、自分の力を信じた者に微笑むのかも知れませんね。
池添騎手はしばしば、馬の力を過信したかのような乗り方をしますが、今回もそうでした。

ネコパンチが、大外枠から強引に追って先頭に立ち、スマイルジャック2番手、ビートブラック3番手。
ルーラーシップは先行グループのすぐ後ろ、オルフェーヴルは中団やや後ろ、ウィンバリアシオンはマークするように、さらにその後ろ、ショウナンマイティは後方で足を溜めます。
想定通り、1000m通過が58秒4とペース早目。
3-4コーナ中間で、先行勢がネコパンチを捉えようと上がって行き、ペースが速かったネコパンチは4コーナーを待たずして後退。
マウントシャスタ、あるいはアーネストリーが先頭に立ちますが、4コーナー回って先頭に立ったのは、インコースを突いたマウントシャスタ。
オルフェーブルは、4コーナー手前から上がって行き、荒れ馬場のインコースを突きました。
馬場が伸びるはずの外を突いたルーラーシップ、しかしオルフェーブルの脚色には及ばず、差は詰められません。
最後方からインコースを突いた、ショウナンマイティが、インコースの利を活かし早々と3番手に躍り出ましたが、ルーラーシップの脚色には及ばず。
大外追い込んで来たウィンバリアシオンは、その後ろでショウナンマイティすら交せず。
体調不安説が流れる中、それをものともせず、オルフェーブルが優勝しました。

自分は、オルフェーブルがインコースを突くのを見て、池添騎手が狂ったかと思いました。
今の阪神コース、インコースは伸びず、外から差した馬が届いていたからです。
しかしそれは杞憂・・・普通なら伸びないインコースを突いて、何事もないかの如く伸びました。
恐らく、他の馬なら馬場の悪さに伸びず、ルーラシップに差されていたのではないでしょうか?

血統的に、サンデーサイレンス系はスピードタイプで、ダートより芝、重より良馬場の時計の早い競馬を得意とします。
オルフェーブルの母父は、メジロマックイーン。
本格化前は、先行して粘れず、差して届かない、なまくらな切れ味で、ダートで条件戦を勝ち上がり、3歳秋に本格化して菊花賞馬となりました。
メジロマックイーンは、スピードよりスタミナが豊かで、重上手の力馬でした。
オルフェーブルが、芝の状態の悪いインコースを、モノともせずこなしたのは、メジロマックイーンの血ではないでしょうか?

とにかく、自分が思い描いていた通り、他馬とは次元の違う勝ちっ振りでした。
秋には凱旋門賞で、キャメロットと戦って欲しいですね。

ルーラーシップは、自分が思い描いていたよりは、前で競馬していました。
もう少しタメたら、直線の伸び脚は違ったでしょうか?
香港で初GⅠ制覇して、力をつけていましたが、オルフェーブルの敵ではありませんでしたね。

今年から、金鯱賞に代わって、鳴尾記念がトライアルとして移って来ました。
昨年までは、金鯱賞からのローテーションの馬は、宝塚記念で好走していましたが、今年はデータがないだけに無視しました。

鳴尾記念2着したショウナンマイティは、最高峰から追走していましたが、先行グループが勝負どころで色めき、仕掛けていたのを尻目に、慌てず自分の競馬に徹していましたね。
ある意味、浜中騎手も馬の力を信頼して乗り、それはスムーズな良い競馬でしたが、勝つまでには馬の力が足りなかったと言う事です。

我がウィンバリアシオンは、直線まで我慢し差しては来ましたが、最後ルーラーシップ、ショウナンマイティと脚色変わらなく、差せませんでしたね。
ルーラーシップ、ショウナンマイティを褒めるべきかも知れません。

春シーズンで的中を出したかったですが、果たせませんでした。
秋シーズンこそは当てて、プラスに転じたいですね。
個人的には、1番人気に数十万賭けて、安心して見ている・・・そんなのが理想です。

現在の収支:-1,031,000

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2012年 宝塚記念

6月24日は、3歳以上のグランプリGⅠレース、宝塚記念(阪神芝2200m)が行われます。

1-1 ウインバリアシオン(牡4、岩田康誠・松永昌博)
1-2 ショウナンマイティ(牡4、浜中俊・梅田智之)
2-3 ヒットザターゲット(牡4、古川吉洋・加藤敬二)
2-4 マウントシャスタ(牡3、川田将雅・池江泰寿)
3-5 スマイルジャック(牡7、田辺裕信・小桧山悟)
3-6 エイシンフラッシュ(牡5、内田博幸・藤原英昭)
4-7 ルーラーシップ(牡5、C.ウィリアムズ・角居勝彦)
4-8 アーネストリー(牡7、佐藤哲三・佐々木晶三)
5-9 ビートブラック(牡5、石橋脩・中村均)
5-10 ナカヤマナイト(牡4、柴田善臣・二ノ宮敬宇)
6-11 オルフェーヴル(牡4、池添謙一・池江泰寿)
6-12 フェデラリスト(牡5、蛯名正義・田中剛)
7-13 モンテクリスエス(牡7、幸英明・松田国英)
7-14 ホエールキャプチャ(牝4、横山典弘・田中清隆)
8-15 トゥザグローリー(牡5、福永祐一・池江泰寿)
8-16 ネコパンチ(牡6、江田照男・星野忍)

単勝人気は、以下の通りです。
(6/23 18:00現在)
①オルフェーヴル 3.2
②ルーラーシップ 5.6
③トゥザグローリー 8.7
④エイシンフラッシュ 8.8
⑤ショウナンマイティ 9.0

父系サンデーサイレンスは7頭もいます。
母父がサンデーサイレンス系が4頭いますので、サンデーサイレンスの血が入っている馬は、11頭もいます。

エイシンフラッシュの母父のプラティニは、7代前までドイツ血統で、どの馬も知らねぇ!
物凄く代を遡ると、エクリプスにたどり着き、ダーレーアラビアンの系統ではありますが、ドイツ以外ではもう残っていない系統ではないでしょうか?
ドイツは、日本の競馬のように、あまり流行血脈に左右されず、例えば自国の優秀な血統を大事に育む傾向にあります。
ある意味、サラブレッドの血統の、ガラパゴス諸島みたいなところがありますね。

オルフェーヴルの母父、日本でもお馴染み、メジロマックイーンは、血統的にも今では珍しいヘロド系で、サラブレッドの3大始祖ではバイアリータークの系統です。
日本ではヘロド系のパーソロン産駒が活躍した時代があります。
メジロマックイーンは、今は廃業したメジロ牧場に、メジロアサマ、メジロティターンと3代に渡り、天皇賞を勝ったスーパー内国産馬です。
後継種牡馬もなく、メジロマックイーンは2006年に死亡しました。
現在サラブレッドの3大始祖では、バイアリータークの血統もゴドルフィンアラビアンの血統も振るわず、サラブレッドの9割以上がダーレーアラビアンの血統です。

さて、データに行きましょう。

過去10年、3着までは、以下のデータです。
過去10年3着までに来た馬のデータです。
1.重賞2勝以上または重賞1勝とGⅠ2着
 29/29
2.前走からの臨戦がオープン勝ち、ヴィクトリアマイル、目黒記念で2着以内、(金鯱賞)、安田記念、天皇賞春、有馬記念、海外GⅠ出走
 29/29

全然消えないですね(苦笑)。

1-1 ウインバリアシオン(牡4、岩田康誠・松永昌博)
3-5 スマイルジャック(牡7、田辺裕信・小桧山悟)
3-6 エイシンフラッシュ(牡5、内田博幸・藤原英昭)
4-7 ルーラーシップ(牡5、C.ウィリアムズ・角居勝彦)
4-8 アーネストリー(牡7、佐藤哲三・佐々木晶三)
5-9 ビートブラック(牡5、石橋脩・中村均)
6-11 オルフェーヴル(牡4、池添謙一・池江泰寿)
6-12 フェデラリスト(牡5、蛯名正義・田中剛)
7-14 ホエールキャプチャ(牝4、横山典弘・田中清隆)
8-15 トゥザグローリー(牡5、福永祐一・池江泰寿)

ネコパンチが逃げ宣言していますね。
中距離と言う事もあり、ペースは平均~やや早目。
現在の阪神競馬場は、内馬場は荒れているのか伸びず、逃げは残らず、外からの差しが届いています。

このレースを予想する上で、難しい決断が、オルフェーヴルの取り捨てですね。
もし復調していれば、このメンバーでもダントツですからね。

悩んだ結果、今回は信頼してみたいと思います。
それも、派手な復調をアピールする勝ち方をお願いしたいですね。
そして凱旋門賞挑戦・・・

相手は、今の阪神の馬場状態から、差して来る脚質の馬。
先行する馬は全て消します。

1-1 ウインバリアシオン(牡4、岩田康誠・松永昌博)
3-5 スマイルジャック(牡7、田辺裕信・小桧山悟)
3-6 エイシンフラッシュ(牡5、内田博幸・藤原英昭)
4-7 ルーラーシップ(牡5、C.ウィリアムズ・角居勝彦)
6-11 オルフェーヴル(牡4、池添謙一・池江泰寿)

スマイルジャックは、近走の成績が悪過ぎですね。消します。
エイシンフラッシュは気にはなるのですが、成績がムラなので消します。
ここで来ても、不思議はないんですけどね。

さて、ウインバリアシオンとルーラーシップを、どっちを上に見るか?
想定では、先にルーラーシップが抜け出し、そこにオルフェーヴルとウインバリアシオンが襲い掛かると見ます。

三連単 11-1-7(89.0) \30,000

自信・・・ここは勝負ではありますが。

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2012年6月17日 (日)

2012年 ディアヌ賞(仏オークス)

6月17日、フランスのシャンティイの、シャンティ馬場で、ディアヌ賞(芝2100m)が行われました。

01(05) フォーシズオブダークネス/Forces Of Darkness(I.メンディザバル) ※8戦2勝。前走仏G1で3着
02(02) ヴァライラ/Valyra(J.P.ムルタ) ※2戦2勝。重賞実績なし
03(04) ラジュワ/Rjwa(T.ジャルネ) ※5戦2勝。前走仏G1で2着
04(06) ルーパルティエ/Leaupartie(G.ベノワ) ※2戦1勝。重賞実績なし
05(10) ベストオブオール/Best of All(A.クラストゥス) ※4戦1勝。ビューティーパーラーと同厩舎同馬主
06(01) サガワラ/Sagawara(G.モッセ) ※4戦2勝。前走仏G1サンタラリ賞制覇
07(03) ダルカラ/Dalkala(C.P.ルメール) ※3戦3勝。トライアルの仏G3を4馬身差勝利
08(11) トワリュンヌ/Trois Lunes(F.X.ベルトラス) ※4戦2勝。前走仏G3でサガワラを下して勝利
09(09) ビューティーパーラー/Beauty Parlour(C.スミヨン) ※4戦4勝。前走仏1000ギニー制覇
10(07) キッスド/Kissed(J.P.オブライエン) ※2戦2勝。前走準重賞を8・1/2馬身差勝利
11(08) アップ/Up(R.ムーア) ※6戦1勝。前走仏1000ギニーで2着
12(12) プチノブレッセ/Petite Noblesse(M.ギュイヨン) ※4戦2勝。仏1000ギニー8着

このレースは、何とディープインパク産駒、ビューティーパーラーがここまで4戦4勝で、圧倒的1番人気。
ライバル馬も回避ぜず、有力馬が揃いました。

1着 ヴァライラ 2:10:11
2着 ビューティーパーラー 3/4
3着 ラジュワ 3

ゲートが開き、サガワラが先頭に立ちます。
ビューティーパーラーは2-3番手につけ、道中は淡々と流れますが、実は1600m通過が1分33秒台と言う、超ハイペース。
残り500m、直線向く前、ファルスストレートから、ビューティーパーラーが先頭に立ちます。
このまま押し切るかと思いきや、中団やや後ろに付けていたヴァライラが伸びて来て、残り200mに並びかけると、ビューティーパーラーは粘ろうとしますが、脚色が違い、最後は1馬身くらい差をつけ優勝。
3着は好位から伸びたラジュワ。

日本のサンデーサイレンス系、ディープインパク産駒が、フランスの牝馬2冠馬になるチャンスでしたが、残念です。
ちなみに勝ったヴァライラは、3連勝無敗でディアヌ賞を制しました。


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2012年6月16日 (土)

羊肉泡糢(ヤン・ロウ・パオ・モー)-2012年5月に印象に残った料理

5月に印象に残った料理は、羊肉泡糢(ヤン・ロウ・パオ・モー)です。
またまた中国料理ですいません(笑)。
しかも、世に良く知られた中国料理メニューじゃないところが、自ブログっぽいですよね(笑)。

羊肉泡糢は羊肉入りスープの事で、中国北部、西部の広い範囲で食べられています。
何と言っても、陝西料理の西安料理のがポピュラーです。
一般的レシピは、骨毎ぶつ切りにした羊肉を洗って、煮込んでアク抜きし、春雨を入れ、醤油、塩、生姜、花椒(ホワ・ジャオ)、ゴマ油で味付けし、蒸しパンを浸して煮込み、仕上げに刻んだ長ネギを散らします。
陝西料理、西安料理・・・もう、菜系からしてマニアックですね。

西安・・・その昔は長安と呼ばれ、周、秦、前漢、唐、宋等の首都でした。
当時長安は、宮廷料理が根付いていた訳ですが、明以降は、北京が首都となり、宮廷料理も変化して行きました。
現在では、西安料理は日本でも中国でもちょっとマニアックな菜系と言えるでしょう。

中国のことわざに、羊頭狗肉と言うのがある通り、美しいと言う文字、群れと言う文字の語源が羊であるように、その昔羊肉はごちそうでした。
長安郊外は、牧羊が盛んで、そのため羊肉も豊富に手に入ったと言います。
もっとも昔は、羊肉は高価で、一般庶民はめでたい席でもないと、食べられなかったそうです。

羊肉入りスープは、約3千年前から食べられている、羊羹(ヤン・ゲン)・・・ようかんではない(笑)・・・と言う料理がルーツ。
紀元前1世紀の前漢の劉向の著作、「戦国策」に、「中山国王が、部下に羊羹(羊肉のスープ)を振る舞ったところ、司馬子期の前で、料理が無くなり、腹を立てた司馬子期は、この時代の大国、楚に中山国を攻めるよう持ちかけた」と書かれています。
昔から、食い物の恨みは怖かったんですね(笑)。

羊肉泡糢のルーツとして、こんな伝説が伝わっています。
北宋の太祖(最初の皇帝)、趙匡胤がまだ若い頃、長安(現在の西安)で貧しく生活に困っていました。
長安をさまよっていた時、道端に羊肉のスープの屋台があり、そこに手持ちの固くなった蒸しパン2片を入れて食べたのが、この料理の始まり。
年月は流れ、趙匡胤が皇帝に即位した10年後、この当時の事を思い出し、皇后大加と連れだって皇宮を抜け、この屋台で、蒸しパンを入れた羊肉のスープを食べ、変わらず美味かったので、銀100両を与えましたとさ。

この話は、徳川家康がすき焼きの元祖・・・程度に、眉に唾つけて考えていただければと思います(笑)。

羊肉泡糢は、現在西安で、街場の専門店で食べる事が出来ます。
現存する最古・・・1644年創業の専門店は、西安の天賜楼。
すぐに老孙家、同盛堂、义祥楼、一间楼、老童家、鼎兴春、老刘家等、10店あまりの名店が誕生しました。

近年では、中国国民党が中国の大部分を支配していた頃、将軍の楊虎城が蒋介石に振る舞ったそうです。
蒋介石はこの料理を気に入り、選挙の度に羊肉泡糢を作って、スタッフにも振舞っていたとか。

刀削麺は、山西料理で、山西省は西安とも近く、西安でも刀削麺は良く食べられます。
そして日本で刀削麺を出す店が増え、いくつかの店のメニューに、羊肉泡糢を見かけます。
しかしスープ料理だけに、スープが不味い店で羊肉泡糢を食べても、美味くありません。

今回紹介するのは、個性的、かつマニアックな中国料理店、黒猫夜の羊肉泡糢です。
メニュー名は、「西安のスープすいとん」・・・分かりにくい!

注文するとまず、固く焼かれたパンが出て来ます。
これを小指の先大に、出来るだけ細かく千切ります。
焼き立て熱々のパンなのですが、めげずに、急いで千切りましょう。
千切ったパンは、厨房に引き上げられ、美味しい羊肉スープで煮込みます。
パンが大きいと、中までスープが染みませんので、小指の先大に千切るのは、重要な事なんですね。

見た目は庶民的ですが、食べてみると、驚きの美味さです。
スープが塩味なのは、ダシ汁に自信がある表れです。
少しだけ入った、トマトの酸味がいい仕事しています。
そして何より、スープには、骨毎入った(最近は骨毎入れてないかも)羊肉の旨味、香りがふんだんに出て、羊肉好きにはたまらない味です。
羊肉は恐らく、冷凍ものではなく、煮込んでなお、肉がしっとりして食感、味とも申し分ないです。
もしも羊肉の香り(臭み)がダメと言う人は、この料理は厳しいかも知れませんね。
でも絶品なので、食の世界が広がるでしょうし、可能ならチャレンジしてみて欲しいですね。



この絶品、羊肉泡糢が食べられる黒猫夜は、以下の場所にあります。

黒猫夜(くろねこよる)本店
東京都港区六本木4-9-1 佐竹ビル4F 
電話番号 03-3497-0256

黒猫夜(くろねこよる)赤坂店
東京都港区赤坂3-9-8 篠原ビル3F 
03-3582-3536

この店、他にも、豚大腸カリカリ一本揚げ、ウルムチの羊串焼き、青菜の腐乳炒め、貴州納豆入り新ジャガイモのおやき、自家風鴨舌の炒め、スペアリブのトウチ蒸し、魚の清蒸、ひな鶏と季節野菜の広東風薬膳麺、咸魚の炒飯、茹でごま団子、揚げごま団子なんかの本格的な中国料理が食べられます。

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2012年6月10日 (日)

2012年 ベルモントステークス

6月9日、アメリカ合衆国ニューヨーク州の、ベルモントパーク競馬場で、ベルモントステークス(GⅠダ12F約2414m)が行われました。
1978年アファームド以来の以来の3冠馬誕生を期待していましたが、今年のケンタッキーダービープリークネスステークスを制した2冠馬、アイルハヴアナザーが、レース直前に左前脚故障が判明し、出走取り消し、引退となりました。
このニュースでガッカリして、ついリアルタイムで結果を見ませんでした。

1着 ユニオンラグズ 2.30.42
2着 ペインター クビ
3着 アティガン 1 3/4

ペインターが逃げ、オプティマイザー2番手、アンストッパブルユー3番手、2番人気のユニオンラグズは中団にいます。
レースは2コーナーまでは淡々と流れますが、向こう正面中間で、ユニオンラグズが仕掛け、3コーナーまでに3番手に上がります。
ユニオンラグズと一緒に、後方からアティガンも進出して来ました。
4コーナー回って、ペインターが依然逃げ、ユニオンラグズがインコースを突き、アティガンが外を回って来ました。
オプティマイザー、アンストッパブルユーは、一杯で、4コーナー回って脱落します。
ペインターが粘り、最初ユニオンラグズ、アティガンは交せそうに見えませんが、ユニオンラグズが根性でインコースをこじ開け、残り100m切ったあたりで交し、そのまま組さ前に出てゴール。
アティガンは、ペインターを交せず3着。

ユニオンラグズは、ケンタッキーダービー7着から巻き返し、優勝しました。

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2012年6月 6日 (水)

2012年 東京ダービー

6月6日、大井競馬場で、南関東3冠レース第2弾、東京ダービー(大井ダート2000m SI)がありました。

逃げたのは、キョウエイロブスト、2番手ディーオ、3番手カントリーウォーク、羽田盃馬アートサハラは後から3番手くらい。
3コーナー手前には、キョウエイロブストがベルモントレーサー、ゴールドキャヴィア、キタサンツバサに突っつかれ、並走したまま4コーナーを回ります。
ペースが速かったのか、4コーナにキタサンツバサが先頭に立ちますが、後ろからエミーズパラダイスが先頭に立ちます。
さらにその後ろから、プレティオラスが追い込んで、エミーズパラダイスを切って捨てます。
内から、プーラヴィーダが追い込んで、エミーズパラダイスを交して、プレティオラス3/4馬身まで迫ったところがゴール。

前走、羽田盃で3着した6番人気プレティオラスが、人気薄で優勝しました。
2着は、兵庫チャンピオンシップ3着のプーラヴィーダ、3着は羽田盃2着のエミーズパラダイス。
羽田盃馬アートサハラ5着。
今年の南関東3歳クラッシックは、混戦ムードです。

南関東3冠レース第3弾、統一グレード競争、ジャパンダートダービー(大井ダート2000m JpnI)は、7月11日となります。

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2012年6月 4日 (月)

2012年 ジョッケクルブ賞(仏ダービー)

6月3日(日本では6月4日)、フランスのシャンティイの、シャンティ馬場で、ジョッケクルブ賞(芝2100m)が行われました。

1着 サオノア 2.08.10
2着 セイントバウドリーノ 3/4
3着 ヌテロ アタマ

イギリスダービー・ステークスと異なり、20頭立て。
ティフォンゴが逃げ、2番手ヌテロ、3番手ケサンプール。
馬群は4-5頭ずつくらい、固まって縦長となります。
道中は淡々と進み、直線向いても団子状態。
中団後方から、最内を突き、セイントバウドリーノが末脚を見せ、馬群を抜けて来ます。
セイントバウドリーノとその外から先頭に立つ勢いのケサンプールの間をサオノアがこじ開けます。
外から、ヌテロも伸びて来ました。
間をこじ開けたサオノアが、力でセイントバウドリーノをねじ伏せ優勝。
3着は、外から伸びたヌテロ。

勝ったサオノアは、10番人気で波乱となったそうです。
1番人気の、2000ギニーでキャメロットの2着したフレンチフィフティーンは、10着に敗退。

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2012年6月 3日 (日)

2012年 安田記念:結果

6月3日は、3歳以上のマイルGⅠレース、安田記念(東京芝1600m)が行われました。

①ストロングリターン 1:31.3
②グランプリボス クビ
③コスモセンサー 2

天気予報は、大外れ。
少しは雨が降りましたが、お湿り程度で、かえって時計の出る馬場になったのではないでしょうか?

予想通りシルポートが逃げ、逃げようとしたコスモセンサーを押さえ先頭に。
このため、レースはスタートの3F、33.8秒と、1200mまたは1400m並みのハイラップとなりました。
コスモセンサーは、引っかかるそぶりを見せ、これは要らないな・・・と思いました。
3コーナ手前には、リアルインパクトが2番手に上り、エイシンアポロンが3番手。

4コーナ回って、残り400m、各馬追い出すと中団からストロングリターン、グランプリボスが並走して、凄い脚で先頭に迫って来ました。
さらに、シルポート、リアルインパクトの外から、コスモセンサーが2の脚で伸びて来ました。
先頭に躍り出たコスモセンサーを並ぶ間なくストロングリターン、グランプリボスが交し、更に自力でストロングリターンがクビ差出たところがゴールでした。

勝ったストロングリターン、グランプリボス共に、道中は中団の後方に位置し、前に馬を置いて折り合いがついていました。
グランプリボスが最初に追い出し、ストロングリターンが並びかけ、並走して底力比べとなりました。

今年の春シーズンの東京競馬場は、外からの追い込みが決まりませんでしたか、インコースから5-6頭分くらいは伸びる馬場でした。
ストロングリターン、グランプリボスとも、この辺を走って来たのも、勝因だったと思います。

ちくはくな競馬をしたコスモセンサーが、最後盛り返して伸びて来たのは意外でした。
自分は同じ青い帽子の、サダムパテックが伸びて来たのかと思いました。

自分の想定では、良やや重予想でも、ある程度雨が降って、時計がかかると思っていました。
それがパンパンの良馬場で、日本レコードのおまけつき・・・こんな高速決着では、香港勢は難しいですよね。
ちなみに、世界レコードは1:31:00です。

まあ、色々な意味で難しいレースでした。

現在の収支:-1,001,000

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2012年 安田記念

6月3日は、3歳以上のマイルGⅠレース、安田記念(東京芝1600m)が行われます。
ちなみに、日本の競馬ではメートル法で表記して、レースを実施していますが、競馬発祥の地、イギリスではヤード法で表記しています。
1マイルは、8ハロンで、1ハロンは220ヤード。メートル法で表記すると、1ハロン201.168mとなり、正確な1マイルは1,609.344mとなります。
ですので厳密には、1600mでは、1マイルに少し足りません。

1-1 ダノンヨーヨー(牡6、北村友一・音無秀孝)
1-2 ガルボ(牡5、石橋脩・清水英克)
2-3 グランプリボス(牡4、内田博幸・矢作芳人)
2-4 ストロングリターン(牡6、福永祐一・堀宣行)
3-5 ラッキーナイン(セン5、B.プレブル・香・C.ファウンズ)
3-6 スマイルジャック(牡7、丸山元気・小桧山悟)
4-7 サダムパテック(牡4、C.ウィリアムズ・西園正都)
4-8 コスモセンサー(牡5、松岡正海・西園正都)
5-9 フィフスペトル(牡6、横山典弘・加藤征弘)
5-10 アパパネ(牝5、蛯名正義・国枝栄)
6-11 エイシンアポロン(牡5、池添謙一・松永昌博)
6-12 ドナウブルー(牝4、川田将雅・石坂正)
7-13 シルポート(牡7、小牧太・西園正都)
7-14 グロリアスデイズ(セン5、D.ホワイト・香・J.サイズ)
7-15 リアルインパクト(牡4、岩田康誠・堀宣行)
8-16 ローズキングダム(牡5、武豊・橋口弘次郎)
8-17 マルセリーナ(牝4、田辺裕信・松田博資)
8-18 ペルーサ(牡5、安藤勝己・藤沢和雄)


単勝人気は、以下の通りです。
(6/3 18:00現在)
①サダムパテック 7.1
②アパパネ 8.3
③ストロングリターン 8.5
④シルポート 9.3
⑤ペルーサ 10.1

さすがにダービーのように、サンデーサイレンス系だらけって事はないですが、それでも父系サンデーサイレンスは7頭もいます。
内3頭は、今来ている血統、ディープインパクトです。
母父がサンデーサイレンス系が3頭います。

コスモセンサーの母父、リヴリアは日本で種牡馬になりましたが、大活躍とは行きませんでした。
今では珍しい、ナスルーラーに遡る血統です。

フィフスペトルの母父、ブルリも、今では珍しい、ナスルーラーに遡る血統です。

香港のグロリアスデイズの母父は、ニュージーランドの名種牡馬、センテインで、マイバブからトウルビヨンに遡るヘロド系で、サラブレッドの3大始祖ではバイアリータークの系統です。
現在サラブレッドの3大始祖では、バイアリータークの血統もゴドルフィンアラビアンの血統も振るわず、サラブレッドの9割以上がダーレーアラビアンの血統です。

さて、データに行きましょう。
1番人気不振で、過去10年、3着以内に1番人気が来たのは2回(内1番人気が勝ったのは1回)。

過去10年、3着までは、以下のデータです。
a.1600m~2000mの勝ち星あり  30/30
b.重賞勝ち馬 28/30
c.2007年Cコースになってから内枠(1~6番)または外枠(13~18番)有利 14/15
d.外国馬は国際GⅠ優勝馬

今年は全然消えないですね(苦笑)。

1-1 ダノンヨーヨー(牡6、北村友一・音無秀孝)
1-2 ガルボ(牡5、石橋脩・清水英克)
2-3 グランプリボス(牡4、内田博幸・矢作芳人)
2-4 ストロングリターン(牡6、福永祐一・堀宣行)
3-5 ラッキーナイン(セン5、B.プレブル・香・C.ファウンズ)
3-6 スマイルジャック(牡7、丸山元気・小桧山悟)
7-13 シルポート(牡7、小牧太・西園正都)
7-15 リアルインパクト(牡4、岩田康誠・堀宣行)
8-16 ローズキングダム(牡5、武豊・橋口弘次郎)
8-17 マルセリーナ(牝4、田辺裕信・松田博資)
8-18 ペルーサ(牡5、安藤勝己・藤沢和雄)

シルポートが逃げるのでしょうね。
ペースは平均~やや早目。

天気予報では、夜半から雨で、昼まで降り続くそうです。
どの時点で雨が上がるか分かりませんが、パンパンの良馬場は難しそうです。

重予想と、良やや重予想と、2つ用意して、馬場状態で買い分けます。
現在、東京競馬場は、芝の根付き、かなり馬場が良いので、水が浮くくらいの不良にならなければ、それほど走りにくくはないでしょうね。
とは言え、芝は濡れると上滑りしますので、その辺も巧拙の分かれとなります。

まずは重予想。
重の実績があるのは、シルポート。
血統的には、父ドバイからミスタープロスペクターに遡るラッキーナイン。
ミスプロは、重の鬼は多いのですが、重下手を出す場合も、ないではありません。
それほど悪い馬場にはならないと考え、やや重の勝利経験があるストロングリターン。

三連複 4-5-13(126.3) \20,000

良やや重予想。
近走、成績不振なダノンヨーヨー、グランプリボス、スマイルジャック、ローズキングダムは切ります。
前走負け過ぎなリアルインパクトを切ります。
休み明けは、あまり走らないペルーサを切ります。
パンパンの良馬場ではないので、逃げが決まりにくいのでは?とシルポートを切ります。
過去、ダービー卿CTからの臨戦の成績が良くないので、ガルボを切ります。

三連複 4-5-17(228.7) \15,000

ストロングリターンが、不思議に人気して、馬券がツキませんね。
自分は今年、福永と相性悪いんですよね。

中途半端に、馬場が重いのは、しばしば重上手と重下手が突っ込んで来たりと、変な競馬になる事が多いですよね。
自信・・・いや、ないですよ(笑)。

今晩明晩フランスダービーがあります。
可能なら、速報したいと思います。

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2012年 ダービー・ステークス(英ダービー)

6月2日(日本では6月3日)、イギリスのエプソムダウンズの、エプソム馬場で、ダービー・ステークス(芝12F10Y約2423m)が行われました。

1着 キャメロット 2:33.90
2着 アストロロジー 5
3着 メインシークエンス アタマ

アストロロジーが逃げ、2番手ソートワージー、3番手ラギッドクロス。
馬群は例年通り、固まって一団となり、キャメロットは後方につけます。
坂を上がって、3コーナーあたりでは、馬群は縦長になります。
4コーナーも態勢変わらず、キャメロットは後から3番手。
直線向いても、アストロロジーの脚色は衰えず、快調に逃げます。
各馬、追い出しますが、アストロロジーを捉えられそうにありません。
ワンテンポ遅らせてキャメロットが追い出すと、他馬とは脚色が違い、アストロロジーを並ぶ間なく交し、最後は5馬身近く引き離しました。
メインシークエンスが突っ込んで来ましたが、アストロロジーをわずかに交せず。
アイルランドの名門オブライエン厩舎のワンツーとなりました。

キャメロットの鞍上、オブライエン騎手は、インタビューで、セントレジャーへの挑戦を、馬主と相談して・・・と語ったそうです。
近年の傾向では、この後キングジョージからひと叩きして凱旋門賞でしょうが、それともセントレジャーに向かい1970年のニジンスキー以来の3冠馬となるのか?興味は尽きません。

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2012年6月 1日 (金)

魅惑の中国料理 - 第三回 中国語料理名攻略(1)

 今回は、中国語料理名を見て、どんな料理なのか推測するのをテーマに、何回かに分けて書いて行きたいと思います。
 日本語料理名でいいじゃん!って人も、中にいるでしょうね。
 日本語料理名ではダメ、と言う例を挙げましょう。

 中国料理店で、ほぼどこの店にでもあるのが、豚の角煮。
 皮付き豚バラ肉を使って、柔かく煮上がって、ちょっと八角の香りがしたりして美味いですよね。
 自分が関東近辺で食べた事のある、中国料理店の豚の角煮の、中国語料理名は、以下のものがあります。

 a.壇肉(タン・ロー)・・・東北料理
 b.東坡肉(ドン・ポー・ロー)・・・浙江料理(杭州料理)
 c.紅焼肉(ホン・シャオ・ロー)または紅焼扣肉(ホン・シャオ・コウ・ロー)・・・中国各地
 d.梅菜扣肉(メイ・ツァイ・コウ・ロー) ・・・広東料理(惠州料理)
 e.南乳扣肉(ナン・ルウ・コウ・ロー)・・・広東料理

 各々別の地方の料理で、かつ調理法も異なります。
 これは一例で、日本語料理名がほぼ同じでも、中国料理の菜系が異なり、調理法が異なる料理は、数多くあります。
 中には料理が出て来て、これって何の料理?・・・なんて例も。
 例として、自著のレモンどりを見て下さい。

 つまり、料理名からどんな料理なのか推測するには、中国語料理名をひも解くに、如(し)くはありません。
 レモンどりの例は、それでも難しいですけどね(苦笑)。
 ちなみに自分、こんなページも書いていますが、こんなのすべて暗記するのは、書いてる自分でさえ不可能です。

 自分が何となく中国語料理名を見ていて、以下のような分類が出来るような気がします。
 この分類法は、醍醐オリジナルです、ご注意を。
 ①調理法+使用食材型
 ②調味料+使用食材型
 ③調味料+調理法+使用食材型
 ④使用食材+使用食材型
 ⑤使用食材+調理法+使用食材型
 ⑥料理のエピソード型
 ⑦その他型

 今回は、①調理法+使用食材型について、考えてみましょう。

 なお今月(2013/02)から、その料理の珍しさ(日本で食べられる確率)をアイコンで表現します。

 ・・・ほとんど幻
 ・・・特注すればあるいは
 ・・・専門店でもめったにない
 ・・・専門店のメニューなら
 ・・・たまに見かける
 ・・・ポピュラー



焼(シャオ)

 中国語料理名に焼(シャオ)の文字が入るのは、ポピュラーです。
 でも、日本語で「焼く」と理解してはいけません。
 中国から日本に、漢字が入って来て約1700年、以後各々別々に漢字を使用していて、中国語の漢字の意味と、日本語の漢字の意味が異なる事は、少なくありません。

 日本語の「焼く」であれば、直火、または鍋、フライパン、鉄板等で、食材に火を通す事ですよね。
 焼(シャオ)は、ザックリ言うと、調味料と食材を加熱する調理法です。

紅焼(ホン・シャオ)

 焼(シャオ)の中でも、最もポピュラーなのが、紅焼(ホン・シャオ)です。
 紅焼とは、醤油煮込みの事です。
 日本でも醤油の別名を「むらさき」と言ったりしますが、紫は赤と青の混色。
 中国醤油(日本の醤油と製法、風味が異なる)は、薄めたりすると、赤い色合いになります。
 上記の、豚の角煮の中、bの項目に、紅焼肉(ホン・シャオ・ロー)または紅焼扣肉(ホン・シャオ・コウ・ロー)がありますね。
 中国語料理名を分解すると・・・

 紅焼=醤油煮込み
 扣=時間をかけて火を通す
 肉=豚肉

 紅焼扣肉(ホン・シャオ・コウ・ロー)・・・

 となります。

 ちなみに、上記の豚の角煮、いずれも調理法は、紅焼です。
 ついでなんで、簡単に説明を書きます。

 a.壇肉(タン・ロー)=⑦その他型 紅焼肉が中国東北地方に伝わった料理だが、醤油を使わないレシピあり、料理名の名称については不明
 b.東坡肉(ドン・ポー・ロー)=⑥料理のエピソード型 鍋を密閉して蒸し煮する、料理名は11世紀の有名な詩人で美食家、進士の蘇軾の号、蘇東坡から
 c.紅焼肉(ホン・シャオ・ロー)または紅焼扣肉(ホン・シャオ・コウ・ロー)=上記参照
 d.梅菜扣肉(メイ・ツァイ・コウ・ロー)=③調味料+調理法+使用食材型 梅菜と言う青菜の漬物と共に、醤油煮込みする
 e.南乳扣肉(ナン・ルウ・コウ・ロー)=③調味料+調理法+使用食材型 南乳(腐乳)で味付けして醤油煮込みする

 紅焼(ホン・シャオ)は他にも、以下のポピュラーな料理があります。
 ・紅焼肘子(ホン・シャオ・ヂョウ・ズゥ)=豚のひじ肉の醤油煮込みで、山東料理、北京料理、東北料理名物
 ・紅焼鶏(ホン・シャオ・ジー)=鶏肉の醤油煮込み
 ・紅焼魚(ホン・シャオ・ユー)=魚の醤油煮込みで、魚の漢字の部分には、具体的な魚の名前が入る、例えば紅焼黄魚とか
 ・紅焼海参(ホン・シャオ・ハイ・シェン)=ナマコの醤油煮込み、ちなみにナマコは高級食材
 ・紅焼丸子(ホン・シャオ・ワン・ズゥ)=肉団子の醤油煮込み
 ・紅焼獅子頭(ホン・シャオ・シー・ズ・トウ) =紅焼丸子よりかなり大ぶりな肉団子(獅子頭)の醤油煮
 ・紅焼魚翅(ホン・シャオ・ユー・チー) =フカヒレの醤油煮込み、中国語料理名としては、紅炖魚翅(ホン・ダン・ユー・チー)の方がポピュラー

干焼(ガン・シャオ)

 焼(シャオ)の調理法で、もう1つ、日本でポピュラーなのが干焼(ガン・シャオ)です。
 ざっくり、調味料に汁気がなく、食材にまとわりついている調理法です。
 乾焼(ガン・シャオ)とも書きます。

 日本でポピュラーな中国料理に、エビのチリソースがあります。
 自分は様々なところで、あれは日本で陳建民が編み出した、日本だけの料理だと書いて来ました。
 一般的エビのチリソースは、下味をつけ油通しした海老に、刻みネギ、生姜、ニンニク、トマトケチャップ、ダシ汁、豆板醤等で、チリソースをドロッとさせた料理ですね。
 調味料に汁気がなく・・・と言う料理ではありません。

 エビのチリソースの元になった料理が、干焼蝦(ガン・シャオ・シャー)です。
 元々、西洋からの調味料、トマトケチャップは使わず、長ネギ、生姜、ニンニクに生の唐辛子、または唐辛子の漬物、泡辣椒、または豆板醤で味付けしたものです。
 エビの殻を剥いて作ったものを干焼蝦仁(ガン・シャオ・シャー・レン)、エビの殻付で作ったものを干焼明蝦(ガン・シャオ・ミン・シャー)と呼びます。

 干焼蝦仁(ガン・シャオ・シャー・レン)・・・

 どうです?見慣れているエビのチリソースとは、別のルックスですよね?
 日本のレストランで、日本語料理名エビのチリソース、中国語料理名干焼蝦仁(ガン・シャオ・シャー・レン)、または干焼明蝦(ガン・シャオ・ミン・シャー)と言うのを見かけても、恐らくほとんどは普段見慣れた、ドロッとしたエビのチリソースが出て来ます。
 しかしまれに、写真のような本来の干焼蝦仁(ガン・シャオ・シャー・レン)、または干焼明蝦(ガン・シャオ・ミン・シャー)を出す店もあります。


炒(チャオ)

 中国語料理名に炒(チャオ)の文字が入るのも、ポピュラーです。
 例えば炒飯(チャオ・ファン)、炒麺(チャオ・ミェン)は、誰でも知っていますよね。
 しかも炒(チャオ)は、日本語の調理法イメージと、中国語の調理法イメージは、同じです。

清炒(チン・チャオ)

 清炒(チン・チャオ)とは、塩炒めの事です。
 炒(チャオ)に限らず、清(チン)が付くと、塩味付けのケース(または味付けしない)が多いですね。

 広東料理なんかで、新鮮な魚介類をシンプルに塩炒めする時なんかは、清炒(チン・チャオ)と言う料理名になります。
 ポピュラーな料理の1つに、清炒蝦仁(チン・チャオ・シャー・レン)があります。
 上記のように、剥き海老は蝦仁(シャー・レン)と書きます。

 清炒蝦仁(チン・チャオ・シャー・レン)・・・

 ・清炒魚片(チン・チャオ・ユー・ピェン)=魚のぶつ切りの塩炒め
 ・清炒魷魚(チン・チャオ・ユウ・ユー)=イカの塩炒め
 ・清炒豆苗(チン・チャオ・ドウ・ミィアオ)=豆苗の塩炒め
 ・清炒空芯菜(チン・チャオ・コン・スィン・ツァイ)=空芯菜の塩炒め

 ここ最近、中国料理屋で、清炒豆苗、清炒空芯菜を置いている店を、良く見かけますね。


蒸(ツォン)

 中国語料理名に蒸(ツォン)の文字が入るのは、たまに見かけますね。
 特に、蒸して仕上げることが多い、飲茶で出される小吃(シャオ・チー)・・・軽食・・・では良く見かけます。
 例えば、菠菜蒸餃(ボー・ツァイ・ジン・ジィァオ)=ホウレン草入り蒸し餃子、豉汁蒸排骨(チー・ジー・ツォン・パイ・グー)=骨付き豚ばら肉のトウチ蒸し・・・等。

清蒸(チン・ツォン)

 清蒸(チン・ツォン)とは、シンプルな味付けで、食材を蒸す調理法です。
 山東料理、江蘇料理、浙江料理、福建料理、広東料理でポピュラーな調理法です。

 清蒸(チン・ツォン)で最もポピュラーなのは、上海蟹を縛って蒸す、SM料理(笑)、清蒸大閘蟹(チン・ツォン・ダー・ツァー・シエ)。
 特に横浜中華街では、9月下旬から12月まで、ほとんどの店がこの、清蒸大閘蟹(チン・ツォン・ダー・ツァー・シエ)を出していますよね。

 しかし清蒸(チン・ツォン)で、懐に余裕のある時に、試して頂きたいのが、魚の清蒸(チン・ツォン)です。
 中国料理では、魚の清蒸(チン・ツォン)が魚の最高の調理法と言われています。
 中骨に血合いが残るか残らないかが、最高の蒸し上がるとされ、調理が難しく、高級中国料理店になると、清蒸(チン・ツォン)の専門料理人がいる程です。
 特に、清蒸(チン・ツォン)で最高の食材と言われているのが、日本でアラとかクエと呼ばれる魚。
 中国語料理名、清蒸石班魚(チン・ツォン・シー・バン・ユー)。
 深皿に、醤油、砂糖、ダシ汁を入れ、生姜、ネギで蒸し上げ、仕上げに香菜(シャン・ツァイ)を散らした料理です。

 清蒸石班魚(チン・ツォン・シー・バン・ユー)・・・

 日本でも高級料理ですが、アッサリしていて、日本人の口に、良く合います。

 次回も、中国語メニューの攻略法について書きます。
 なるべく、イメージが沸きやすいように、写真を使っていますが・・・この分だと、終了まで5回以上かかりそうですね(苦笑)。

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