« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月の記事

2012年7月22日 (日)

2012年 キングジョージⅥ世&クイーンエリザベス・ステークス

07月21日、ヨーロッパの平地レース総決算、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベス・ステークス(芝12F約2414m)がありました。
略称で、キングジョージと呼ばれているレースですね。
日本で言うと、宝塚記念です。

今年は10頭立てと、まずまずの出走数。
もしも無敗の5連勝で、2000ギニー、英愛ダービーを制したキャメロットが出走していたら、圧倒的一番人気だったでしょうが、残念ながらこのレースを回避してしまいました。
裏を返すと、他の有力馬の成績が安定せず、混戦ムードという事も言えます。

1番人気は、昨年の優勝馬、ナサニエルだったようです。
他には、昨年の凱旋門賞馬ディンドリーム、昨年のブリーダーズカップ・ターフ優勝馬セントニコラスアビー、昨年の仏ダービー馬リライアブルマン、セントレジャーの勝ち馬マスクドマーヴェルが出走しました。
ついでに今年の日本ダービー馬、ディープブリランテも出走しました。

ロビンフッドが逃げ、ドゥーナデンが2番手、ブラウンパンサーが3番手、その直後にはナサニエル、中団にディンドリーム、セントニコラスアビー、ディープブリランテが付け、道中淡々と流れて行きます。
3コーナー手前でロビンフッドが捕まり、ドゥーナデン、ブラウンパンサー、ナサニエルが進出します。
ちなみに、アスコット競馬場は、コースが三角の形状なので、3コーナまでしかなく、残り直線約503メートルになります。

直線向いて、早々にナサニエルが先頭に立ちますが、インコースのドゥーナデン、ブラウンパンサーも粘ります。
しかしナサニエルが切って捨てた頃、中団からディンドリームが追い込んで来ます。
最初の脚色は明らかにディンドリームが良かったのですが、ナサニエルは並ばれて勝負強さを見せます。
リライアブルマンとセントニコラスアビーが突っ込んで来ましたが、ナサニエルとディンドリームを交せそうにありません。
ナサニエルはギリギリまで粘りましたが、ディンドリームが最後ハナ差、差し切りました。
3着には、リライアブルマンを交したセントニコラスアビー。

1着 ディンドリーム 2:31.62
2着 ナサニエル ハナ
3着 セントニコラスアビー 1 1/2

ディンドリームは、今年成績が良くなく、終わったかと思いましたが、この大レースで見事復活しました。
今年凱旋門賞連覇を狙うのでしょうか?

ディープブリランテは見せ場なく、8着に沈みました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012年7月17日 (火)

ピッツァ・マルゲリータ-2012年6月に印象に残った料理

6月に印象に残った料理は、ピッツァ・マルゲリータです。

6月は、絶品ラーメンあり、超絶に美味いビリヤニあり、カレーも美味かった。
しかしやはり、梅雨時から夏場に美味い、ピッツァをチョイスする事にしました。

小麦粉、塩、オリーブオイル、イースト、水でピッツァ生地を作り、自然発酵させます。
自然発酵させると言う事は、ピッツァ生地の発酵は、気候に大きく左右されます。

小麦粉生地の発酵要件は、湿度と温度です。
つまりは、梅雨時のように湿度が高く、気温も発酵に適した高い温度は、ピッツァ生地の発酵をより促進し、美味いピッツァが食べられる可能性が、高くなります。

日本で初めてピザを出したのは、六本木のニコラス・ピザハウスです。
しかしこれは、クリスピーなアメリカンスタイルのピザで、オーブンで焼きます。
その後もシェーキーズやドミノピザ等、アメリカンスタイルのピザが日本に来たために、世間的には、カリッとしたピザ生地こそ美味いという認識でした。

1993年、都立大学に、薪窯で焼くフワフワもちもちのピッツァ生地の、ナポリ・ピッツァを出す、トラットリア・ラ・バラッカが誕生します。
1994年には、中目黒に柿沼進氏が、サヴォイ(現在の聖林館)をオープンし、評判となり、日本でナポリ・ピッツァが広まるきっかけとなります。

美味いナポリ・ピッツァは、薪窯で焼くのがベストです。
密閉して焼くオーブンでは、ナポリ・ピッツァの特徴である、ピッツァ生地のフワフワもちもち感が失われます。
ガス窯は悪くありませんが、安定した火力で、扱いも簡単なカス窯を選んだ時点で、美味いピッツァを焼くと言う心意気が劣ります。
恐らく腕の良い職人なら、かなり美味いピッツァを焼けると思いますが、現実はガス窯で美味い店はほとんどありません。

以後現在まで、本格的な薪窯で焼くナポリ・ピッツァを出す店は、都内で50軒をはるかに超えます。

ナポリのピッツァ職人をピッツァイォーロと言います。
先に名前を出した、柿沼進氏は、日本では超有名なピッツァイォーロです。
他にベッラ・ナポリの池田哲也氏とか、サルバトーレにいる世界チャンピオンに2度輝いた大西誠氏、同じく世界チャンピオンに2度輝いたピッツエリア・エ・トラットリア・ダ・イーサの山本尚徳氏等、腕の良いピッツァイォーロがキラ星の如くいます。
またナポリから日本に来たピッツァイオーロに、ピッェリア・トニーノのアントニオ・トニーノ氏、マッシモッタヴィオのミニクッチ・マッシモタヴィオ氏、ピッツェリア・ダ・ペッペ・ナポリスタカのペッペ氏等。

中でもマッシモッタヴィオのミニクッチ・マッシモタヴィオ氏のピッツァは、初来日した1999年以降、多くの人に美味いと評判です。

ミニクッチ・マッシモタヴィオ氏のピッツァ生地は、もの凄く発酵させ、フワフワにしたのを焼き上げますので、そのピッツァ生地はインパクトがあります。
自分は他には、ここまでピッツァ生地を発酵させるのを見た事がありません。
中には、この異色のピッツァ生地に戸惑う人もいますが、この店でしか味わえない個性派ピッツァ生地です。

オススメは、古典的ピッツァのピッツァ・マルゲリータとピッツァ・マリナーラ。

こちらは、ピッツァ生地、サルサ・ポモドーロ(トマトソース)、モッツァレラ、バジリコの古典的ピッツァ、ピッツァ・マルゲリータ。



こちらは、ピッツァ生地、サルサ・ポモドーロ、ニンニク、アンチョビ、オレガノの古典的ピッツァ、ピッツァ・マリナーラ。



場所は、永福町と遠いですが、ひときわ個性的なナポリ・ピッツァを食べに行ってはいかがでしょうか?

MASSIMOTTAVIO(マッシモッタヴィオ)
東京都杉並区永福4-4-4 永福町ファイブビル
03-6802-7648

この店、他にも、アンティパストの生ハム・サラミの盛り合わせとか、メイン料理の仔羊のグリル、ドルチェのババなんかも美味しいです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012年7月13日 (金)

2012年 ジャパンダートダービー

7月11日、大井競馬場で、南関東3冠レース第3弾、統一GⅠ交流競走のジャパンダートダービー(ダート2000m)がありました。

昨年は、羽田盃、東京ダービーを牝馬で優勝したクラーベセクレタがいましたが、今年の南関東の3歳クラッシックは混戦ムード。
1番人気は、重賞未勝利ながら、ダートは4戦4勝のJRAハタノヴァンクール、2番人気は前走ユニコーンSを快勝したJRAのストローハット、3番人気は前走ユニコーンS2着、前々走兵庫チャンピオンシップ優勝のJRAオースミイチバン。
地方勢では、南関東のアートサハラが7番人気と、低く見られています。
他地区からは、愛知からマイネルセグメント、金沢から牝馬のアルドラが、出走して来ました。

JRAのフリートストリートが逃げ、JRAのトリップ2番手、JRAのオースミイチバン3番手。
1番人気のハタノヴァンクールは、先行勢の6番手。
2コーナから、向こう正面までは淡々と流れますが、3コーナー前に、先団グループの離れた後ろにつけていたアートサハラが仕掛け、上がって行きます。
3-4コーナー中間で、フリートストリートは一杯になり、押し出されるようにトリップが先頭に立ち、アートサハラが2番手に上り追走します。
4コーナー回って、大外からハタノヴァンクールが良い脚で上がって、アートサハラを並ぶ間なしに交し、先頭のトリップにじわじわ迫ります。
残り30メートルでトリップに並びかけ、勝負あり。
最後は1馬身差し切り、ハタノヴァンクールが初重賞制覇で、統一GⅠ制覇となりました。

2着は良く粘ったトリップ、3着は同じく粘り抜いた南関東のアートサハラ。
ハタノヴァンクールは秋に、スマートファルコン、トランセンド、フリーソ相手に、どこまで戦えるでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年7月 5日 (木)

魅惑の中国料理 - 第四回 中国語料理名攻略(2)

 池袋に、極 蘭州拉麺と言う店があります。

 蘭州は気候は乾燥していて冷涼で、米は育たなかったので、小麦を主食に食べました。
 古来、上質の潅水(かんすい)が取れました。
 この2つが結びついて、麺生地を手延べする、拉麺(ラー・ミェン)が生まれました。
 初めてこの店に行った時に、期待していたのは、注文を受けてから店で麺生地を手延べする、拉麺。
 後は、蘭州の地元で食べられてる料理が、数品食べられれば良いな・・・と。

 店のメニューを見て、驚きました。四喜烤麩(スー・シー・カオ・フー)があるではありませんか!
 これは蘭州料理ではなく、めでたい事があった時に食べる、ポピュラーな上海料理なのです。

 日本で、上海料理を名乗る店は多いですが、かなり多くの店は、中国の上海で食べられている料理と、かけ離れたメニューばかりです。

 実はこの店、蘭州料理などではなく、店を運営していたのは、上海出身の夫婦。
 上海現地で食べられているような料理を出す、マニアックな上海料理店だったのです。
 蘭州拉麺の看板にダマされ、拉麺を食べたり、はたまたエビチリ、麻婆豆腐なんて食べていたら、この店の真価は分からなかったでしょう。

 このように、中国語のメニューを理解出来ると言う事は、より美味い食事に巡り合えるチャンスになります。

 前回のおさらいになりますが、自分が何となく中国語料理名を見ていて、以下のような分類が出来るような気がします。
 この分類法は、醍醐オリジナルです、ご注意を。
 ①調理法+使用食材型
 ②調味料+使用食材型
 ③調味料+調理法+使用食材型
 ④使用食材+使用食材型
 ⑤使用食材+調理法+使用食材型
 ⑥料理のエピソード型
 ⑦その他型

 今回も、①調理法+使用食材型について、考えてみましょう。

 なお今月(2013/02)から、その料理の珍しさ(日本で食べられる確率)をアイコンで表現します。

 ・・・ほとんど幻
 ・・・特注すればあるいは
 ・・・専門店でもめったにない
 ・・・専門店のメニューなら
 ・・・たまに見かける
 ・・・ポピュラー



炸(ヂャー)

 炸(ヂャー)は、食材を油で揚げる調理法です。
 炸の日本で最もポピュラーな料理は、炸鶏塊(ヂャー・ジー・クァイ)・・・鶏のぶつ切りに下味をつけ、衣をつけて揚げた、鶏のから揚げですね。

 他には、炸丸子(ヂャー・ワン・ズー)・・・挽肉にタケノコ、干しシイタケ等を入れ、丸く成形して油で揚げた肉団子。

酥炸(スー・ヂャー)

 ベーキングパウダーやコーンフレーク、またはゴマ等をまぶして、カリッと揚げた変わり揚げの事を言います。
 ここ最近、中国料理店の中国語料理名で見かける調理法ですね。
 例えば、魚の身を細く切って、小麦粉とベーキングパウダーをつけて揚げた、酥炸魚条(スー・ヂャー・ユー・ティアオ)なんて料理があります。

 酥炸魚条(スー・ヂャー・ユー・ティアオ)・・・


煎(ジィアン)

 煎(ジィアン)は、鍋や鉄板で焼く調理法です。
 この調理法の起源は古く、6世紀半ば、南北朝時代、北魏の賈思勰(カシキョウ)の著作、「斉民要術」にも出て来ます。

 煎(ジィアン)の調理法で、日本で有名なのは、別名焼き小龍包とも言われる、生煎饅頭(シェン・ジィアン・マン・トウ)ですね。

 生煎饅頭(シェン・ジィアン・マン・トウ)・・・


爆(バオ)

 爆(バオ)とは、油の弾ける様を表わし、強火で熱している鍋に、食材や調味料を入れて、油がはじける調理法です。
 炮(バオ)とも書きます。

油爆(ユー・バオ)

 5種類の、異なる調理法があります。
 a.油の入った熱した鍋に、湯を入れて茹でる
 b.下味をつけた食材が、油の熱した鍋に投入され、油が弾ける
 c.油の熱した鍋で、食材をひっくり返した時に、油が弾ける
 d.片栗粉等で食材をガードせず、素揚げの油通しをする

 代表的料理は、ここんところ中国料理店のつまみで見かける、川エビの揚げ物、油爆蝦(ユー・バオ・シア)。

 油爆蝦(ユー・バオ・シア)・・・

葱爆(チュアン・バオ)

 油の熱した鍋に食材と長ネギを入れて、炒める調理法です。
 代表的料理は、東北料理店で必ずと言って良いほど置いてある料理、葱爆羊肉(チュアン・バオ・ヤン・ロー)。

 葱爆羊肉(チュアン・バオ・ヤン・ロー)・・・

鍋爆(グオ・バオ)

 鍋爆(グオ・バオ)は、何と言っても東北料理の名物、鍋爆肉(グオ・バオ・ロウ)のみの調理法です。
 下味をつけ、衣をつけて揚げた豚肉に、甘辛酸っぱい醤油ダレを絡めた、酢豚のような料理です。
 自分は好きで、最近よく食べてますね。
 鍋爆(グオ・バオ)は、熱した鍋に、甘辛酸っぱい醤油ダレを入れた際、飛び散る様を表したのでしょう。

 鍋爆肉(グオ・バオ・ロウ)・・・


煸(ビァン)

 中火から弱火で火入れして、食材の旨味を封じ、最小限の味付けをする調理法です。

干煸(ガン・ビァン)

 油を使って炒める時には、必要最小限の油。
 水、またはダシ汁の際も、同様に少量。
 火力は中火程度とし、調味料も含め、調理した結果、食材の表面にまとわる程度の量となる調理法です。

 中国人は、日本で四川料理が流行っていると思い込んでいるのか、四川省出身でもない料理人が、良く四川調理メニューを出しています。
 代表的料理は、四川料理のサヤインゲンのピリ辛炒め、干煸豆角(ガン・ビァン・ドウ・ジャオ)。
 この料理、色々な店のメニューで見かけますよ。

 干煸豆角(ガン・ビァン・ドウ・ジャオ)・・・


扒(パー)

 トロトロ時間をかけて煮込む調理法です。
 炖(ダン)や焖(メン)と言う調理法がありますが、それと同義語です。

 代表的料理は、鶏がらスープで煮込んだフカヒレ料理、黄扒魚翅(ファン・パー・ユー・チー)。

 黄扒魚翅(ファン・パー・ユー・チー)・・・

 次回も、中国語メニューの攻略法について書きます。
 調味料+使用食材型とか、調味料+調理法+使用食材型等を紹介したいと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年7月 1日 (日)

2012年 アイリッシュ・ダービー(アイルランドダービー)

6月30日、アイルランド・キルデア州のカラ競馬場で、アイリッシュ・ダービー(芝12F約2414m)がありました。
アイリッシュ・ダービーは、今年はエプソムダービージョッケクルブ賞の中3週後の日程でしたね。
キングジョージの1ヶ月くらい前なので、エプソムダービージョッケクルブ賞の勝ち馬も参加する事がある、重要レースです。
そしてここからキングジョージに挑戦したりする訳です。

今年は、無敗の3連勝で2000ギニーを制し、4連勝目エプソムダービーを制した2冠馬、キャメロットが出走して来ました。
馬場はあいにくの雨で重馬場。
事前には、キャメロットは出走回避とのウワサもありましたが、出走しました。
重馬場のせいか、それともキャメロットに恐れをなしたか、事前には7頭立て、2頭回避して5頭立てのレースとなりました。
もちろんキャメロットは圧倒的1番人気です。

アストロロジーが逃げ、2番手アキードモフィード、3番手ライトヘビー、キャメロット4番手、最後方からボーントゥシーが追走します。
キャメロットと同厩舎のアストロロジーは快調に飛ばしますが、3コーナー過ぎから手ごたえが怪しくなり、押し出されるようにアキードモフィード、ライトヘビーが前に出ます。
各馬4コーナー手前から追い出しますが、キャメロットは馬なりで追走し、手ごたえにも余裕があります。
馬なりのまま、先頭に立っているアキードモフィードに並びかけ、追い出すと左右によれますが、脚色違い、突き抜けます。
2番人気のボーンザシーが追い込んで来ますが、キャメロットと同じ脚色で影を踏むのみです。
キャメロットがボーンザシーに、1馬身くらいの差をつけて優勝、3着は大差離されたライトヘビー。

1着 キャメロット 2:43.96
2着 ボーンザシー 2
3着 ライトヘビー 9

キャメロットは、1970年の3冠馬ニジンスキーと同様、2000ギニー、英愛ダービーを制しました。
次は、キングジョージに挑戦でしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »