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2012年12月の記事

2012年12月31日 (月)

2012年に食べた料理ベスト3:第1位

まあ、ベタな企画で恐縮すけどね。
今年食べ歩いた料理で、記憶に残るもののベスト3をつけたいと思います。
29日、30日、31日と3回に分けて、発表します。

ルールとしては、その店のその料理は、今年初めて食べたものである事。

第1位は、ビリヤニマサラのハイデラバディ・カッチー・マトン・ビリヤニです。
今年あまりに大絶賛したせいか、読者の方には、1位はこれだろうと、バレバレだったようです(苦笑)。

ビリヤニを知らない人は、炒飯?と思うかも知れませんが、実はマハラジャ(王様)が食べた、贅を尽くした炊き込みごはんなんです。
炒飯とは比べ物にならず、旨味に溢れ、スパイシーで複雑な香りがします。

自分は世の中に、ビリヤニに比肩し得るごはん料理は、そうそうないと思うぐらい、凄い料理だと思っています。

予めカレーを作り、インディカ米を炊き、カレーと半分の米を合わせて、スパイシーに味付けしたヨーグルトでマリネした鶏肉を加えて炊き上げ、残りの米を混ぜます。
羊肉や鶏肉をマリネするところからだと、料理に着手して5、6時間かそれ以上かかります。

ダシを取らないインド料理は、スパイスの香りが味の決め手となります。
スパイスは、加熱すればするほど、時間が経てば経つほど、香りが失われます。

現在巷のインド料理店では、ビリヤニを出す店は多いのですが、注文を受けてから、カレーとインディカ米を炒めた、カレー炒飯です。
メニュー名にビリヤニと書いてあっても、この料理は本当のビリヤニではありません。

また、上記の炊き込むビリヤニを作る店が少数ありますが、大量に作り置いて、注文を受けて温め直して出します。
作った直後なら美味いですが、作って時間が経つと、スパイスの香りも薄れて味は良くありません。

先にも言ったように、スパイスの香りを最大限に香らせるためには、やはり作り立てを食べるに限ります。
これまでは、作り立てのビリヤニを出す店はありませんでしたが、それがこの店なのです。

調理するのは、インド人ではありません。日本人です。
大澤氏は、仕事でインドに行った時、ビリヤニに出合って感動し、帰国した時に、日本でちゃんとしたビリヤニが食べられる店がほとんどない事に気づきました。
インド現地で食べられるビリヤニを出すために、非営利団体日本ビリヤニ協会を立ち上げ、本格的ビリヤニを作って食べさせる食事会を度々開きました。
そして現在、共同のシェアして借りられる店舗に、日曜だけこの店をオープンしています。

前述した完璧な手順で、ビリヤニ専用鍋をインドで購入して持って来て、店で使っています。
ビリヤニ鍋の蓋を開けた時、虹が出たかと思うくらい、様々なスパイスの香りがします。

作り立てなので、マリネしたマトンが柔らかく、ジューシーです。
マトンのグレービー(旨味ある肉汁)が、インディカ米に染みて、えも言われぬ美味さです。

もしかして羊肉が苦手な方もいるかも知れませんが、とても香りが良く、旨味に溢れていますので、是非一度挑戦してほしいですね。



残念ながら、2013年2月上旬に閉店しました

ビリヤニマサラ
東京都世田谷区経堂2-6-1 アームス経堂2F
03-5495-1137

自分は月曜にしか行った事がなかったのですが、現在は日曜のみの営業です。

通常のレストランなら、行けば食べられるのですが、出来立てのビリヤニを出すために、完成するまで30分も1時間も待たなければなりません。
サービスが悪いと、文句を言っている人がいますが、最高のビリヤニを食べたいなら、ビリヤニに自分の時間を合わせても良いのではないでしょうか?

また自分は昼に行った事がないのですが、少なくとも夜なら、確実に作り立てが食べられるんじゃないかと思います。

自分が最後に食べに行った時には、事実上立食の食べ放題となっていて、落ち着かなかったです。
それでもなお、このレベルのビリヤニは他店では食べられない、貴重なものです。

来年もまた、素晴らしい料理と出会いたいですね。
それでは皆さん、良いお年をお過ごし下さい。

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2012年に食べた料理ベスト3:第2位

まあ、ベタな企画で恐縮すけどね。
今年食べ歩いた料理で、記憶に残るもののベスト3をつけたいと思います。
29日、30日、31日と3回に分けて、発表します。

ルールとしては、その店のその料理は、今年初めて食べたものである事。

第2位は、潮(うしお)の豆腐の味噌漬けです。
もしかすると、意外だったかも。

スーパーの豆腐しか知らない人は、美味い豆腐とは?と言うイメージが沸かないかもしれませんね。
現在はスーパーでも、値段の高い豆腐の中には、豆乳とにがりから作った、本物の豆腐があります。

一方、大メーカーの安い味噌しか知らないならば、味噌の美味さも分からないでしょう。
安い味噌は、生で食べてもイマイチですが、加熱すると味がバラバラになったりします。

いずれも、その辺のスーパーで売っている安いものは、まっとうな食材じゃありません。

この店で出す、この豆腐が自家製かどうかは知りませんが、恐らくは固い木綿豆腐で、大豆の香ばしさがあります。
漬け込んで崩れないよう、重石をして水抜きしたのでしょう。

味噌は白味噌でしょうか?
味の良い味噌で、自然な甘みもあります。

美味い豆腐を、質の良い味噌に何と7か月も漬け込みました。
これが、スーパーの安豆腐なら、発酵分解して、影も形もなくなっている事でしょう。

豆腐が発酵して、まるでチーズのようになっていますが、しかし食べると味噌風味で、後から大豆の風味が来ます。
当たり前じゃないか・・・と思うかも知れませんが、元の食材の質がしっかりしていないと、7か月後には発酵で、元の食材の表情は残りません。

豆腐の味噌漬けは、日本で江戸い時代に出版された古いレシピ本、豆腐百珍も載っている、豆腐の定番料理なんです。
日本酒との相性も、抜群です。



潮(うしお)
東京都国分寺市西元町2-18-11
042-359-2898

ちなみにこの店、そば屋で、もちろんそばも、凄く美味いです。

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2012年12月29日 (土)

2012年に食べた料理ベスト3:第3位

まあ、ベタな企画で恐縮すけどね。
今年食べ歩いた料理で、記憶に残るもののベスト3をつけたいと思います。
今日、明日、明後日と3回に分けて、発表します。

ルールとしては、その店のその料理は、今年初めて食べたものである事。

さて、早速紹介に行きます。

第3位は、Chinese restaurant WASA(わさ)の汁ありの担々麺です。
意外でしたか(笑)?

担々麺は、辛い味付けをするせいなのか、巷ではいい加減な味付けの店は多いです。
ましてや、ちゃんとダシを取らず、粉スープ、化学調味料に頼る店がほとんど。
化学調味料が気になる方なら、言わずもがなと思いますが、化学調味料が入る事で、旨味は増しますが、味が平板になり、咥内が痺れ不快な味になります。

汁あり担々麺には、元祖の赤坂四川飯店スタイルの、スープで芝麻醤を持ち上げているタイプと、芝麻醤をスープに溶いて待ってしまっているタイプの2種類ああります。
この店のは、前者のスープで芝麻醤を持ち上げているタイプ。

この店、無化調で、何と言ってもスープが素晴らしい。
辛い味付けだから、手間を惜しんでごまかそうなんて、思っていないに違いありません。
調味料の芝麻醤と辣油も自家製。
いずれも、どこにもない味で、食べて味にオリジナリティがあります。

辣油自体、様々な食材を使って、複雑な香りで、そこに中国山椒、花椒(ホワ・ジャオ)の痺れる辛さも加わり、味も香りも複雑玄妙です。
上に乗った、甘辛い味付けの、炸醤肉は、ブランド牛肉の飛騨牛・・・何と黒毛和牛です。
この店の汁なし担々麺では、存在感が強かったのですが、この担々麺では、そんなに存在感は強くありませんでした。
麺も、絶品とまでは言わないが、それなりに質の良いもの。

食べて感動し、ドーパミン(脳内の快楽物質)が出ました。



Chinese restaurant WASA(わさ)
東京都目黒区八雲3-6-22
03-3718-2232

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2012年12月23日 (日)

2012年 有馬記念:結果

12月23日は、3歳以上GⅠレース、暮れの総決算、有馬記念(中山芝2500m)が行われました。

①ゴールドシップ 2:31.9
②オーシャンブルー 1 1/2
③ルーラーシップ クビ

逃げたのはアーネストリー、2番手もビートブラックと予想通り。
ルーラーシップの大出遅れも想定済み、ゴールドシップもスタートが良くありませんでしたが、菊花賞と同じような乗り方をするんでしょうから、問題なし。
スタートからの3Fの推定タイムは35.9、3F以降のペースは少し落ちますが、それでもテレビでは1000m通過タイムが参考値で60.4と言ってました。

スローかと思いきや、意外な平均ペースから、やや早目の展開。
ゴールドシップ最後方、ブービーに追走したのはルーラーシップ。

そのまま淡々と流れ、3コーナ手前でゴールドシップが追うと、するすると中団まで上がって行きました。
ルーラーシップはさすがに、一緒には上がって行きませんでした。
こんなに早く脚を使ったら、潰れるでしょう、普通。

3コーナー過ぎからビートブラックの手が動き、アーネストリーを交しにかかります。
その外からダイワファルコン、ルルーシュが追走して行きました。
ゴールドシップは大外を回ったので、4コーナ回ってまだ7分どころの位置にいます。

直線向くと、いったんビートブラックが先頭に立ちますが、残り200mで内でじっとしていたエイシンフラッシュが、スルスルと先頭に立ちました。
ここで、天皇賞秋の再現か?と思いましたね。

馬群は横に広がり、内からオーシャンブルーが伸びて来て、エイシンフラッシュを交しました。
しかし、大外から一完歩ずつゴールドシップが追い上げて、残り100m切ったところで、先頭に立つと、後は離す一方。
ルーラーシップは、いつも通りの末脚を繰り出しましたが、時遅し。
3着までが精一杯でした。

ゴールドシップ、有馬記念優勝おめでとうございます。
ジェンティルドンナ、オルフェーブルの2強がいなかった分、強い勝ち方でした。
3コーナーからまくって、最後あんな末脚を使えるのは、日本ではこの馬しかいないでしょう。
もっとスローになって、切れ味勝負だと分かりませんが、ペースの速い底力比べのレースなら、敵なしではないでしょうか?
新たなヒーローの誕生ではないかと思います。

2着にオーシャンブルーですか・・・
実は、先週の調教が出るまで、オーシャンブルーとかトレイルブレイザーなんか面白いなと思っていました。
しかしオーシャンブルーは、未勝利馬に遅れたりして、良く見えなかったので、切りました。
もしかして、調教走らないタイプなんですかね?

ルーラーシップは、相変わらずの出遅れでしたね。
そう考えると、3連単で行ったのは、無謀だったかも。

ダークシャドウは、データから、切るべきだったですね。

現在の収支:-1,481,000

今年は、東京大賞典はどうしようかな・・・
来年こそ、当てたいですね。

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2012年 有馬記念

12月23日は、3歳以上GⅠレース、暮れの総決算、有馬記念(中山芝2500m)が行われます。

1-1 ローズキングダム(牡5、岩田康誠・橋口弘次郎)
1-2 エイシンフラッシュ(牡5、M.デムーロ・藤原英昭)
2-3 スカイディグニティ(牡3、C.スミヨン・友道康夫)
2-4 アーネストリー(牡7、福永祐一・佐々木晶三)
3-5 ネヴァブション(牡9、田中勝春・伊藤正徳)
3-6 オーシャンブルー(牡4、C.ルメール・池江泰寿)
4-7 ダイワファルコン(牡5、北村宏司・上原博之)
4-8 トレイルブレイザー(牡5、武豊・池江泰寿)
5-9 ルーラーシップ(牡5、C.ウィリアムズ・角居勝彦)
5-10 ダークシャドウ(牡5、R.ムーア・堀宣行)
6-11 トゥザグローリー(牡5、蛯名正義・池江泰寿)
6-12 オウケンブルースリ(牡7、田辺裕信・音無秀孝)
7-13 ゴールドシップ(牡3、内田博幸・須貝尚介)
7-14 ビートブラック(牡5、石橋脩・中村均)
8-15 ナカヤマナイト(牡4、柴田善臣・二ノ宮敬宇)
8-16 ルルーシュ(牡4、横山典弘・藤沢和雄)

単勝人気は、以下の通りです。
(12/22 18:00現在)

①ゴールドシップ 3.0
②ルーラーシップ 4.1
③エイシンフラッシュ 7.4
④ナカヤマナイト 13.8
⑤スカイディグニティ 14.4

サンデーサイレンス系(父系サンデーサイレンス)は、8頭、母系にサンデーサイレンスが混じっているも含めると、11頭もいます。

エイシンフラッシュの母父プラティニもドイツ血統で、10代先祖のハンプトンは、ハイペリオン系の祖で、近年の日本競馬ではサッカーボーイ-ディクタスの系統の祖でもあります。
6代遡った祖、Alchimistからはドイツで種牡馬になりましたが、この馬は第二次大戦後、進駐したソ連軍に、鍋にして食べられてしまいました。
5代遡った祖、その子Birkhahnは、旧東ドイツでダービーを勝ち、許可をもらいベルリンの壁を越え、旧西ドイツでもダービーを優勝しました。

スカイディグニティの父、ブライアンズタイムは、日本競馬で一世を風靡した中距離-長距離レースの雄でした。
近年成績が低迷(まあまあ活躍していました)していましたが、この馬は久々のGⅠ出走馬ですね。

ネヴァブションの母父、ミルリーフは、英ダービー、Kジョージ、凱旋門賞勝った世界的名馬で、その後も一時期世界的に活躍した血統です。
日本では、ミルジョージとかマグニチュードなんかの直仔が、種牡馬として活躍しました。
しかし勢いは長続きせず、日本では近年では珍しい血統です。

オーシャンブルーの母父、ダッシングブレードも、シャーリーハイツ、ミルリーフに遡ります。

ダークシャドウの母父は、プライベートアカウント→ダマスカス→テディ、物凄く遡ると19世紀のイギリス3冠馬で、16戦全勝の名馬オーモンドがいます。
オーモンドは、競争成績は素晴らしかったのですが、4歳時に喘鳴症が出て、そのため種牡馬として嫌われて、生涯を通じて産駒数が少なく、父系はほとんど残っていません。

ルルーシュの母父、ハイエストオナーは、カラムーン、ゼダーンに遡る、グレイソブリン系。
日本では、ジャングルポケットやトニービンの祖先でもありますが、トニービンを通らない、珍しいグレイソブリン系です。

さて、データに行きましょう・・・と言いたいところですが、自分が、GⅠレースで最も難解と思うのは、阪神JF。
有馬記念は、次くらいに難解だと思っています。

難解なレースと言うのは、3着までに来る馬の条件が、あまりにバラエティに富んでいて、絞れないのです。
一応過去10年のデータを言うと以下2点ぐらいです。
①条件からの出走馬は消し
②菊花賞、ジャパンC、天皇賞秋、ER女王杯、マイルCS、京阪杯、AR共和国杯、中日新聞杯、海外レース以外のローテーションは消し

また、データ傾向で言うと
③重賞未勝利は消し(例外 2003 リンカーン)
④芝2100~2600の勝ち星がない馬は消し(例外 2006 ダイワメジャー、2007 ダイワメジャー、2010 ヴィクトワールピサ)

このデータで絞ると、①該当なし、②アーネストリー、ネヴァブション、トゥザグローリー、③スカイディグニティ、④ダイワファルコン、ダークシャドウと、たった6頭しか消せません。
まあ、こんな時は、自分の買いたい馬を買うのも良いでしょう。

逃げるのは何でしょうね?
アーネストリー、ビートブラック、ルルーシュのいずれかでしょうか?
スローペースの上り勝負になるような気がします。
昨年くらいで、もの凄いスローになるのかどうかは、分かりませんが。

前走、向こう正面坂下からロングスパートして、ミスターシービーですか!?と言う、圧巻の勝ち方をしたゴールドシップ。
並みの馬では、こんな競馬は出来ないでしょう。
これを頭にします。

ファン投票1位の有馬記念成績は良いのですが、今年はオルフェーブルが回避。
ファン投票2位は、ルーラーシップ。
過去10年の成績3-1-1-2で、数が足りないは、出走していない馬です。
つまり、出走すると7割以上の確率で、3着以内に来ています。
近走出遅れて連続3着、今度は出遅れないで欲しいですね。
これ2番手に決定。

3着は、人気薄を・・・
人気薄と言うほどではありませんが、秋は安定した成績のダークシャドウ。

3連単 13-9-10 49.6 100,000

自信は、来てほしいなぁ・・・

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2012年12月17日 (月)

豊穣(発芽)そば 2012年11月に印象に残った料理

11月に印象に残った料理は、発芽したそばの実を挽いて打った、手打ちそば、豊穣そばです。
美味い料理数あれど、それらを押さえて、この料理を紹介したいと思います。

以前、立ち食いそばと、その辺のどうでも良い手打ちじゃないそば屋しか知らない若い衆に、「そばって美味いですか?」と不思議そうに聞かれた事があります。

そば粉も、質によってピンからキリまであります。
立ち食いそば、手打ちじゃないそば屋のそば粉は、大部分が質の劣るそば粉です。
場合によっては、半分くらいはそば粉じゃなくて、混ぜ物です。
自分に言わせると、そば粉に2割以上の混ぜ物が入ったそばなんて、食えたもんじゃないですけどね。

そば屋を食べ歩きすると、例えば同じ産地のそばであっても、味が大きく異なります。
同じ産地のそばであっても、農家によって作りが異なり、質も異なります。
さらに言うと、収穫後のそばの保管状態、粉の挽き方、そばを打つ腕で、大きく味が異なりますけどね。

これは、そばを食べなれた人しか、分からない事なのでしょうか?
いえいえ、美味い手打ちそばは、次元の違う味です。
立ち食いそば、手打ちじゃないそば屋と比べるまでもなく、誰でも違いは判るはずです。

つまり美味いそばは、質の良いそば粉が必要不可欠で、収穫後のそばの保管状態、粉の挽き方、そばを打つ腕があって初めて、到達する境地です。

この店のご主人は、人生に迷って四国八十八か所のお遍路に出かけた時、香川県の十割そば「まちだ」に出合い、そばの味と香りに衝撃を受けたんだそうです。
「まちだ」の修業元、長野県上田市の「大西」に弟子入りして、水で打つ十割の更科そば、発芽そばを始めとして、そば打ちの修行して独立しました。

「大西」仕込みの、水で打つ十割の更科そばと言うのも、凄いテクニックなのですが、今回の主題じゃないので、割愛します。

発芽そばとは、文字通り発芽させたそばの実を、石臼で挽きます。
そばを粉にする際、熱を発しない石臼を使うというのは、重要な事です。
製粉機で製粉した場合、熱を発して、そば粉が変質してしまいます。

発芽そばは、ルチンが増加して血管強化、高血圧予防に良いです。
「大西」の店主、大西利光氏の受け売りですが、栄養ばかりでなく、通常のそば粉に比べ甘味が増し、コシが増すんだそうです。

何より都内では、「大西」で修業したこの店でしか、発芽そばは食べられません。

出されたそばは、エッジが立って打ち立てに近く、十割のそばなのに、ポロポロ切れたりせず、しっかりつながっています。
意外にも、のど越しが良いです。

そばは完璧とも言える出来なのですが、つゆが甘口なのは残念です。
つゆ自体はカツオダシが強く利いて、旨味たっぷりなんですけどね。
そばには自然な甘みがあるので、つゆが甘口だと、そばの持つ甘味が活きにくいです。

この店のもうひとつのウリは、十割そば粉で、水で打つ更科そばです。
更科そばのつゆは、甘口が合うとされています。
つゆが甘いのは、更科そばを意識した結果でしょう。

そばは是非、豊穣(発芽)、吟白(更科)、手挽き(粗挽き)3種食べられる、祈念三種盛りを食べてみて下さい。
更科そばも粗挽きそばも、素晴らしい出来です。

写真右上が豊穣(発芽)、左下が吟白(更科)、右下が手挽き(粗挽き)となります。



そば前のつまみも、面白そうなものが、色々あります。

祈年 手打茶寮(きねん てうちさりょう)
東京都港区西麻布1-15-9 1F
03-6447-2308

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2012年12月16日 (日)

2012年 朝日杯フューチャリティステークス:結果

12月16日は、2歳牡馬GⅠレース、朝日フューチャリティステークス(中山芝1600m・・・以後朝日FS)が行われました。

①ロゴタイプ 1:33.4
②コディーノ クビ
③ゴットフリート 2 1/2

逃げたのは、意外にもクラウンレガーロ。
そこにネオウィズダム、ロゴタイプ、マイネルエテルネルがごちゃごちゃする展開。
スタートからの3Fは、33.9とハイペース気味。

エーシントップも一度は持ってかれそうになりましたが、先行勢がガチャガチャしているすぐ後ろで、落ち着いたように見えました。
しかし早くも、先行勢大崩じゃないか?なんて思って見てました。
コディーノも、ちょっと持っていかれていたような気がしましたね。
4コーナーには、コディーノは、先行勢を射程圏内に捕え、内のロゴタイプと共に、すっと上がって行きました。

直線向いて、コディーノは追って伸びますが、内のロゴタイプも同じ脚色で伸びます。
自分は、ロゴタイプが折り合いを欠いていたように見えたので、最後は潰れ、コディーノに交されるだろうと思っていたら、結局首差粘ってゴールしました。
3着には、後方から伸びて来たゴットフリートですが、前とは差がありました。
ロゴタイプ、GⅠ制覇おめでとうございます。

ロゴタイプは、レースのペースが速く、上りのかかる、底力の要る競馬だった事は、幸いしたでしょう。
ロゴタイプの父、ローエングリンは、ヨーロッパの大種牡馬、サドラーズウェルズ系。
日本は、スピード競馬で、サドラーズウェルズ系のような底力とスタミナでは、スピード系の権化、サンデーサイレンス系に敵(かな)いませんでした。
しかし今回のように、最初から飛ばして、消耗戦となり、スタミナと底力の要る競馬は、大得意なのです。

戦績を見返してみると、前走条件戦とは言え、1600mで2歳レコードタイムは立派ですね。
しかも本来、サドラーズウェルズ系の苦手な、スローペースの切れ味勝負のレースで勝ったのです。

今回も、あんな出入りの激しいレースを1600mでして、粘り切るんだから、大したものです。
実はこっちが怪物?
ミルコ・デムーロ騎手も、最後まで持たせる技術は、さすがですね。
日本の騎手なら、タレてたかも・・・

コディーノの横山騎手は、一度持って行かれてましたし、騎乗ミスと言われても仕方ないかもですね。
でも強い競馬をしました。
かのビワハヤヒデも、このレースでは2着に敗れています。
次は、完璧に乗り切って欲しいですね。

ちなみにコディーノは、先祖を遡るとネイティブ・ダンサー系。
ネイティブ・ダンサーは、大したことがない相手には、むちゃくちゃ強い勝ち方をするのに、強敵にコロッと負けてしまう傾向があります。

もしかすると、ゴットフリートが一番合理的な競馬をしたかも知れませんが、前の2頭とは実力の違いがありました。

エーシントップは、ペースの飲まれて、直線沈んで行きました。
ティーハーフも後方から突っ込んで来ましたが、5着まで。

現在の収支:-1,381,000

今年は後、有馬記念、または東京大賞典も入れると残り2レース・・・

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2012年 朝日杯フューチャリティステークス

12月16日は、2歳牡馬GⅠレース、朝日フューチャリティステークス(中山芝1600m・・・以後朝日FS)が行われます。

1-1 ザラストロ(牡2、松岡正海・武藤善則)
1-2 ネオウィズダム(牡2、柴田善臣・矢作芳人)
2-3 ゴットフリート(牡2、C.スミヨン・斎藤誠)
2-4 テイエムイナズマ(牡2、池添謙一・福島信晴)
3-5 コディーノ(牡2、横山典弘・藤沢和雄)
3-6 ラブリーデイ(牡2、C.ルメール・池江泰寿)
4-7 ティーハーフ(牡2、武豊・西浦勝一)
4-8 クラウンレガーロ(牡2、幸英明・日吉正和)
5-9 エーシントップ(牡2、浜中俊・西園正都)
5-10 ワキノブレイブ(牡2、福永祐一・清水久詞)
6-11 アットウィル(牡2、岩田康誠・領家政蔵)
6-12 フラムドグロワール(牡2、C.ウィリアムズ・藤沢和雄)
7-13 ディアセルヴィス(牡2、勝浦正樹・高橋裕)
7-14 ロゴタイプ(牡2、M.デムーロ・田中剛)
8-15 マイネルエテルネル(牡2、柴田大知・西園正都)
8-16 ノウレッジ(牡2、蛯名正義・二ノ宮敬宇)

単勝人気は、以下の通りです。
(12/15 18:00現在)

①コディーノ 1.4
②エーシントップ 7.2
③ラブリーデイ 16.6
④ゴットフリート 16.7
⑤フラムドグロワール 21.0

サンデーサイレンス系(父系サンデーサイレンス)は、4頭、母系にサンデーサイレンスが混じっているも含めると、8頭います。
これでも、多いくらいですけど、少ないと思わせるところが、サンデーサイレンス系の偉大なところ。

ザラストロの父、ホワイトマズルは、現在では数少ない1980年代の名馬ダンシングブレーブ系ですね。

ゴットフリートの父、ローエングリンは、日本で走りGⅡ4勝、仏マイルGⅠムーラン・ド・ロンシャン賞で2着しました。
祖父シングスピールは、ヨーロッパや北米、日本で走り、GⅠ5勝馬で、ジャパンカップにも勝ちました。
父系はヨーロッパの大種牡馬、サドラーズウェルズ。
サドラーズウェルズ系の重さは、日本の競馬に合わず、ことごとくサンデーサイレンス系の陰に隠れていましたが、こうしてGⅠに出走してくる馬が出て来たのは、喜ばしい事です。

テイエムイナズマの父、ブラックタイドはサンデーサイレンス系。
スプリングS(GⅡ)勝ちと言う、競走馬としては並の成績なのですが、ディープインパクトの全兄。
恐らく、繁殖牝馬に恵まれているとは言い難いと思いますが、頑張ってほしいですね。

ロゴタイプの父も、先のローエングリンです。

マイネルエテルネルの母父、ピッコロはウォーニングからインリアリティ、マンノウォーに遡る、マンノウォー系。
サラブレッドの三大始祖、ゴドルフィン・アラビアンに遡る、今では珍しい系統です。

さて、データに行きましょう。
それにしても、3連勝馬対決なのですが、コディーノ1本かぶりですね。

朝日FSは昔から、あまり荒れないレースで有名ですよね。

過去10回で1番人気、2-2-4-2と、3着までに来る確率8割。
2番人気は、4-1-1-3と、3着までに来る確率7割。
3番人気は、1-1-0-8と、3着までに来る確率2割。
4番人気は、1-2-1-6と、3着までに来る確率3割。
5番人気は、1-2-2-5と、3着までに来る確率5割。

1番人気と2番人気を買っていれば、鉄板なのか?・・・いずれかが3着までに来なかった年は、2002年、2003年、2007年、2010年と、4割あります。
揃って、3着までに来なかったのは、2007年のみ。
つまりは、馬券的には、1番人気か2番人気のいずれかは買うが、両方は買わないのが、本来は美味しいと思います。

3着までに来た馬では、重賞勝ち6-4-4、重賞未勝利4-6-6と、ほぼ互角です。

1番人気のコディーノですが、折り合いもつき、好位置に付けられ、鞍上の指示にもスムーズに従いますね。
そして追って味がある。
能力も高く、気の悪さを出して負けるとかの心配もなさそうです。
これを1番手。
このレースを楽勝するようなら、巷間言われているように、怪物なのかも知れませんね。

2番人気のエーシントップですが、逃げて良し、2番手に控えても競馬が出来、折り合いもつき、しまいはバテません。
この馬より、ワンランク上の末脚を出されれば、あっさり負けるかも知れませんが。
このレース、スローペースは考えにくいですし、そうなるとこの馬の粘りは活きそうです。
これを2番手。

1、2番人気のチョイスですが、今年はしょうがないかな・・・と。

最後の1頭はひねって、ティーハーフ。
今のところ1200mのレースしか勝っていませんが、短距離の差し、追い込み馬です。
エーシントップが来るなら、先行勢は崩れ、差して来る馬が有利と見ました。
勝味に遅いですが、それは4歳で初めてGⅠを制した父ストーミングホームも同じ。
鞍上も武豊、頑張ってほしいですね。

3連単 5→9→7 40,000 93.9

自信は・・・まあ少し。

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2012年12月 9日 (日)

2012年 阪神ジュベナイルフィリーズ:結果

12月09日は、2歳牝馬GⅠレース、阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神芝1600m・・・以後阪神JF)が行われました。

①ローブティサージュ 1:34.2
②クロフネサプライズ クビ
③レッドセシリア クビ

逃げたのは、意外にも内枠の利を活かしたタガノミューチャン。
クロフネサプライズが被さるように追走し、その後でコウエイピースがつけました。
スタートからの3Fは、34.1と平均ペースからやや早目。

レースはそのまま淡々と流れ、4コーナー回って、クロフネサプライズがタガノミューチャンを競り落とします。
直線前が空くと、先行馬のすぐ後ろで、じっと我慢していたローブティサージュがクロフネサプライズに並びかけます。
インコースに、レッドセシリアが突っ込んで来ます。

サンブルエミューズは、絶好の位置ですが、直線伸びず後退。
コレクターアイテムが突っ込んで来ますが、前走の伸び脚ではなく、届きそうにありません。
内馬場を通った馬は伸び、外を回った馬は、ことごとく伸びませんでした。

ローブティサージュがクロフネサプライズをねじ伏せ、首差出たところがゴール。
レッドセシリアは、クロフネサプライズを首差まで迫りましたが、交せませんでした。
ローブティサージュ、GⅠ制覇おめでとうございます。

ローブティサージュが強いのか、それともたまたまハマっただけなのか、それは今後答えが出るでしょう。
クロフネサプライズは良く粘りました。

タガノミューチャンも、しんがり負けのコウエイピースも、力負けでした。
久々に、1~3着に1番人気、2番人気ともに絡まないレースでした。

現在の収支:-1,341,000

それにしても、難しいレースだったとは言え、1頭もかすりもしないとは・・・ある意味現在の自分を象徴しているな(苦笑)。

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2012年 阪神ジュベナイルフィリーズ

12月09日は、2歳牝馬GⅠレース、阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神芝1600m・・・以後阪神JF)が行われます。

1-1 ローブティサージュ(牝2、秋山真一郎・須貝尚介)
1-2 タガノミューチャン(牝2、藤岡佑介・浅見秀一)
2-3 サウンドリアーナ(牝2、M.デムーロ・佐藤正雄)
2-4 メイショウマンボ(牝2、飯田祐史・飯田明弘)
3-5 プリンセスジャック(牝2、福永祐一・加用正)
3-6 コレクターアイテム(牝2、浜中俊・須貝尚介)
4-7 クロフネサプライズ(牝2、柴山雄一・田所秀孝)
4-8 サンブルエミューズ(牝2、津村明秀・加藤征弘)
5-9 レッドマニッシュ(牝2、北村宏司・国枝栄)
5-10 レッドセシリア(牝2、三浦皇成・鹿戸雄一)
6-11 コウエイピース(牝2、松山弘平・山内研二)
6-12 エイシンラトゥナ(牝2、幸英明・松元茂樹)
7-13 ストークアンドレイ(牝2、川島信二・山内研二)
7-14 カラフルブラッサム(牝2、和田竜二・鈴木孝志)
7-15 ディアマイベイビー(牝2、川田将雅・松田博資)
8-16 フィールドメジャー(牝2、国分優作・西園正都)
8-17 トーセンレディ(牝2、藤田伸二・加藤征弘)
8-18 アユサン(牝2、丸山元気・手塚貴久)

単勝人気は、以下の通りです。
(12/08 18:00現在)

①コレクターアイテム 3.6
②サウンドリアーナ 6.0
③サンブルエミューズ 6.8
④アユサン 7.5
⑤ローブティサージュ 8.5

サンデーサイレンス系(父系サンデーサイレンス)は、実に12頭、母系にサンデーサイレンスが混じっているも含めると、13頭もいます。

ローブティサージュの父は、ウォーエンブレムは、ミスタープロスペクター系なので、珍しい血統ではありません。
しかし種付けの際に、牝馬に興味を示さず、年度によりますが、種付け数も登録数も少ない事があります。

サウンドリアーナの母父は、現在では数少ない名馬ダンシングブレーブ系ですね。

レッドセシリアの母父は、セルカークで、エタン、シャーペンアップと、ヨーロッパで発展したネイティブダンサー系です。
この系統の血を持つ馬を、久々に見ました。

コウエイピースの母父は、菊花賞馬ホリスキーです。
ニジンスキー系で、特別珍しい血統ではないのですが、内国産がんばれ!

さて、データに行きたいところですが、このレースはデータ泣かせです。
と言うか、過去10年、狙った馬を絞れるようなデータは、検討しても出て来ません。

新馬勝ちが3着までに絡むケースがある一方、7戦も消化している馬が3着までに絡んだり、3勝以上の馬が飛んだり、直前レースも様々・・・絞りようがありません。

過去10回で1番人気、2-1-2-5と微妙な成績。
2番人気は、1-0-3-6と微妙な成績。
1番人気も、2番人気も、3着までに来なかったのが、2003年のみ。
揃って、3着までに来たのは、2006年のみ。
つまりは、1番人気か2番人気のいずれかは買うが、両方は買いません。

昨年も混戦ムードでしたが、今年も1番人気3.6倍、5番人気まで10倍以下と、混戦ムードです。

前走の芙蓉ステークスの勝ちっぷりが際立っていた、サンブルエミューズ。
出遅れ、3コーナー手前まで最後方だったのが、ひとまくり4コーナーでは中団、直線短い中山で、直線を向くと弾け、牡馬相手に1 1/2差をつける快勝。

1番人気と、2番人気を比較すると、今年なら1番人気のコレクターアイテムをチョイスしたいですね。
牡馬混合のデイリー杯2歳Sは、4着に負けましたが、前走のアルテミスSの勝ち方は良いです。
最後に、アユサンに抜かせない勝負根性もありますね。

もう1頭、休み明けなのですが、調教が良いコウエイピース。
1000万の条件馬とは言え、古馬の牡馬と併せて同入したり、先着したりしています。
もしかすると逃げるかも知れず、そうなると展開は厳しいのですが、粘って欲しいですね。

3連複 6-8-11 10,000 482.0

自信は、全くありません!

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2012年12月 3日 (月)

魅惑の中国料理 - 第九回 中国語料理名攻略(7)

 今後、中国料理のブームが来るのではないか?と言う仮定のもとに、連載して来ました。
 しかし、尖閣諸島問題で、しばらく日中間はギクシャクしそうですね。
 少しブームが遠のいた気がします。

 中国料理の好きな人は、それでも店に食べに行くでしょう
 相変わらず街には、中国料理店が増殖し、客が入らない店はどんどん潰れています。
 更に相変わらず、潰れている店の中には、良い店もあるんですけどね。

 それでも意識の高い中国料理店には、未だ興味深いメニューが並び、注文されるのを待っています。
 もしかするとブームは、少し先になるかも知れませんが、機が熟し、その時は遠くないと思います。

 毎回のおさらいになりますが、自分が何となく中国語料理名を見ていて、以下のような分類が出来るような気がします。
 この分類法は、醍醐オリジナルです、ご注意を。
 ①調理法+使用食材型
 ②調味料+使用食材型
 ③調味料+調理法+使用食材型
 ④使用食材+使用食材型
 ⑤使用食材+調理法+使用食材型
 ⑥料理のエピソード型
 ⑦その他型

 今回も、⑥料理のエピソード型ついて書きます。

 料理のエピソード型とは?
 あるエピソードから誕生して、料理名となったものです。
 つまり、料理名だけ見ても(例え中国語が分かっても)何のこっちゃ・・・と言う料理名を差します。
 料理が有名になるにつれ、エピソードから発生したものが、まるで調理法を指すかのような、呼び名となってしまったものもあります。

 なお今月(2013/02)から、その料理の珍しさ(日本で食べられる確率)をアイコンで表現します。

 ・・・ほとんど幻
 ・・・特注すればあるいは
 ・・・専門店でもめったにない
 ・・・専門店のメニューなら
 ・・・たまに見かける
 ・・・ポピュラー



八宝飯(バー・バオ・ファン)

 春節(旧正月)に食べられる、もち米に甘く味付けしフルーツやスイーツで飾った、めでたいスイーツです。
 中国のおはぎのようなものですね。

 八宝飯に使われる、ポピュラーな食材は、ハスの実、金柑、龍眼、蜜桜桃、蜜冬瓜の甘く味付けしたドライフルーツ、甘く味付けしたハトムギ、ヒマワリやカボチャの種など。
 使う食材には意味があり、ハスの実=調和、金柑=縁起の良さ、龍眼=円満、ハトムギ=成功・長寿・高雅・純潔等。

 起源は古く、伝説では何と!?紀元前1123年、殷(商)末。
 酒池肉林の語源ともなった、贅沢と、暴虐を尽くした殷の紂王は、牧野の戦いで、周の武王に大敗しました。
 もはや暴虐な紂王の味方はなく、首都朝歌に逃げ帰り、焼身自殺しては滅び、の天下となりました。
 ちなみにこの時、周の武王の軍師だったのが、かの有名な呂尚、通称太公望

 の天下獲りに功績があった、伯達、伯適、仲突、仲忽、叔夜、叔夏、季随、季騙の8士を祝すため、作ったのが八宝飯です。
 この際、紂王の焼身自殺の寓意として、八宝飯には山査子(さんざし)が使われます。

 八宝飯(バー・バオ・ファン)・・・



東坡肉(ドン・ポー・ロウ)

 杭州料理名物の、豚の角煮。
 日本で食べられる、中国料理の豚の角煮では、最もポピュラーなものです。
 
 東坡(トン・ポー)とは、中国北宋最大の詩人、蘇軾が由来。
 1079年、詩で政治を批判したと讒言(ざんげん)された、当時官吏の蘇軾は、投獄の後、浙江省黄州へ左遷されました。
 その際、蘇軾は自分の事を東坡居士と呼びました。

 蘇軾は、杭州の西湖の治水工事を行い、周辺の田んぼの水量が安定するようになり、付近の農民に大変感謝されて、お礼に大量の豚肉と酒を持って来ました。
 その際、蘇軾が家の使用人に、豚バラ肉を甘辛醤油ダレに付け、壺に入れて、小麦粉を練って壺に蓋して蒸し煮して作らせたのが、この東坡肉(トンポーロー)

 東坡肉(ドン・ポー・ロウ)・・・



夫妻肺片(フー・クゥイ・フェイ・ピァン)

 成都料理の有名な四川料理の前菜。
 胃袋、腸、タン、心臓、頭肉等を陳皮、花椒、八角、生姜、ニンニク等をダシ汁で煮込んで冷まし、醤油、辣油、粉花椒、にがり(卤水)で味を整えたもの。
 牛肉が良く使われますが、豚肉が使われる場合もあります。
 内臓ばかりじゃなく、肉も使われる事もあります。

 清朝末期(1930年代と言う説もあり)、成都に郭朝華と張田正と言う、回族(イスラム教徒)が、生活のため、牛の肺を辛く調理した涼伴牛肺(リャン・バン・ニュウ・フェイ)を屋台で売っていました。
 その料理が大ヒットし、もっと美味い部位、牛の各種臓物を使って料理するようになりました。
 郭朝華と張田正は、仲むつまじい夫婦だったため、涼伴牛肺(リャン・バン・ニュウ・フェイ)は、夫妻肺片(フー・クゥイ・フェイ・ピァン)と呼ばれるようになりました。

 その後、成都に夫妻肺片と言う店を構えた。現在では、成都に7店舗にも拡大しています。

 夫妻肺片(フー・クゥイ・フェイ・ピァン)・・・



担担麺(ダン・ダン・ミェン)

 成都料理の有名な麺料理。
 日本で担担麺は、麻婆豆腐と並ぶ、ポピュラーな中国料理ですね。

 日本では、汁ありのスタイルがポピュラーですが、本場成都では、汁ありはありません。
 茹でた麺に、辣油、花椒をはじめとする香辛料、ナッツの醤、醤油、酢、麺がひたひたになるくらいのスープを入れ、かき混ぜて食べます。

 1841年ごろ、四川省自貢の陳包包というあだ名の男が担担麺を考案して、天秤棒の片側に七輪と鍋を、もう一方に麺や調味料などを吊して、担いで成都で売り歩きました。
 鍋はまん中に区切りがあり、片方には具を、片方には湯を入れるようにして、暖かく、辛い麺を出したのが受けて流行りました。

 担担麺と言う名称の由来も、担いで売り歩いたからと言われています。

 PCのMS-IMEで「たんたんめん」を変換すると、坦々麺と出でたりしますが、「坦」の字を使うのは、間違えです。

 担担麺(ダン・ダン・ミェン)・・・


 次回も、中国語メニューの攻略法について書きます。
 次回も引き続き、料理のエピソード型をやります。

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2012年12月 2日 (日)

2012年 ジャパンカップダート:結果

12月02日は、3歳以上ダートGⅠレース、ジャパンカップダート(阪神ダ1800m・・・以後JCD)が行われました。

①ニホンピロアワーズ 1:48.8
②ワンダーアキュート 3 1/2
③ホッコータルマエ 1/2

予想のところに、レース展開予想は書き忘れましたが、エスポワールシチーの逃げは、想定の1つ。
トランセンドが逃げ宣言をしていたので、押っつけても行くのでは?と思っていましたが、ダッシュつかず。
時計のかかる阪神、良馬場とは言え、湿って砂が締まっていたようで、この辺は自分の想定外でしたね。

エスポワールシチーの逃げは、早目に快調に逃げ、4コーナー手前から、各馬仕掛けましたね。
エスポワールシチー、行きっぷりが良くなかったトランセンドは、早くも脱落。
すぐ後ろのホッコータルマエが、押し出されるように先頭に立ちましたが、ニホンピロアワーズが馬なりで交しました。
後ろからワンダーアキュートも追い出しますが、余裕たっぷりに追い出したニホンピロアワーズは、3馬身1/2後続を突き放し優勝。
GⅠ初制覇おめでとうございます。

ワンダーアキュートは、完璧に乗っていましたが、勝った馬を褒めるべきでしょうね。
ホッコータルマエも良く粘りました。

我がハタノヴァンクールは、4コーナーで先団に取り付こうとする意図は見えましたが、道中後ろ過ぎで、仕掛けても伸びず、力負けでした。
シビルウォーも、後方のまま良いところがありませんでした。

現在の収支:-1,331,000

今年のGⅠも残り少ないですが、このままでは2年間的中なし・・・ヤバいですね(汗)。
実は前回、76連敗・・・3年間的中なしの後、大勝ちして、負けを取り戻してプラスに転じたのですが、今年中に的中してプラスに転じたいですね。

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2012年 ジャパンカップダート

12月02日は、3歳以上ダートGⅠレース、ジャパンカップダート(阪神ダ1800m・・・以後JCD)が行われます。

1-1 ハタノヴァンクール(牡3、四位洋文・昆貢)
1-2 シビルウォー(牡7、内田博幸・戸田博文)
2-3 ミラクルレジェンド(牝5、川田将雅・藤原英昭)
2-4 エスポワールシチー(牡7、武豊・安達昭夫)
3-5 トゥザグローリー(牡5、C.ウィリアムズ・池江泰寿)
3-6 ナムラタイタン(牡6、熊沢重文・大橋勇樹)
4-7 トランセンド(牡6、藤田伸二・安田隆行)
4-8 イジゲン(牡3、R.ムーア・堀宣行)
5-9 ホッコータルマエ(牡3、幸英明・西浦勝一)
5-10 ローマンレジェンド(牡4、M.デムーロ・藤原英昭)
6-11 ダノンカモン(牡6、池添謙一・池江泰寿)
6-12 ワンダーアキュート(牡6、和田竜二・佐藤正雄)
7-13 グレープブランデー(牡4、C.ルメール・安田隆行)
7-14 ニホンピロアワーズ(牡5、酒井学・大橋勇樹)
8-15 ソリタリーキング(牡5、浜中俊・石坂正)
8-16 ナイスミーチュー(牡5、福永祐一・橋口弘次郎)

単勝人気は、以下の通りです。
(12/01 18:00現在)

①ローマンレジェンド 2.9
②ワンダーアキュート 5.6
③エスポワールシチー 6.3
④イジゲン 6.5
⑤ トランセンド 8.1

いつになく、サンデーサイレンス系(父系サンデーサイレンス)は4頭と少なく、母系にサンデーサイレンスが混じっているも含めると、6頭います。
1つの父系が同じレースに参加するのは、多いとは言えますが、アメリカではダートで活躍したサンデーサイレンスは、日本ではダートより芝で、より成功していると言えます。
自分の見るところ、サンデーサイレンスは、母系の特徴に、スピードと勝負根性をプラスするような種牡馬に思えます。
芝の競馬中心の日本で、芝で活躍する馬が多いのは、当然かもしれません。

シビルウォーの父、ウォーエンブレムは、ミスタープロスペクター系なので、珍しい血統ではありません。
しかし種付けの際に、牝馬に興味を示さず、年度によりますが、シビルウォーが生まれた2005年は、種付け数9頭と成功も少なく、登録数5頭と出走馬も少ないのです。

トランセンドの父ワイルドラッシュは、ノーザンダンサーを通らない、ニアークティック-ネアルコに遡る、珍しい血統です。

ホッコータルマエの母父チェロキーランは、ブラッシンググルーム、レッドゴッドを通るナスルーラー系です。
ブラッシンググルームの系統は、以前日本でも良く見かけましたが、現在では珍しいですね。

ダノンカモンの母父は、オジジアン-ダマスカス系です。
この血統も時々、アメリカで超一流馬を出します。
日本の活躍馬は、エイシンワシントンです。

ワンダーアキュートの母父プレイザントタップは、これまた最近では見かけなくなったリボー系です。
最近では、タップダンスシチーが、記憶に新しいですよね。

グレープブランデーの母父、ジヤツジアンジエルーチは、オネストプレジャー→ワットアプレジャーと遡る、一世を風靡したボールドルーラー系。
ジヤツジアンジエルーチは、アメリカで活躍した後、日本で種牡馬になりましたが、成功しませんでした。

ニホンピロアワーズの父、ホワイトマズルは、現在では数少ない名馬ダンシングブレーブ産駒ですね。

さて、データに行きたいところですが、このレースは2008年から阪神1800mに変更になりました。
無理やり、東京2100mの頃からのデータを集める事は出来ますが、意味はないでしょう。
まだ4年目のデータしかないので、データとは別の方法で予想するしかありません。

とは言え、過去12回で1番人気は、6-3-2-1と活躍しています。
対する2番人気は、0-0-1-11と全くの不振。

1番人気で優勝しているのは、ここまでの実績があり、圧倒的に支持を集めたケースです。
ローマンレジェンドの2.9倍は、やや微妙に思えますね。
6連勝中ではあるので、信頼性は高いと思うのですが、絶対視はしたくないですね。
JC斜行で、岩田からデムーロに乗り替わったのも、気になるところです。

ジャパンカップダートでは、3着以内に人気薄が来て、高配当になる事が多いです。

注目したいのは、ハタノヴァンクール。
大井の統一GⅠ、スーパーダートダービーを制しています。
前走、休み明け大敗していますが、新馬も大敗しているので、休み明けは走らないのかも?
砂深い大井とが走るなら、同じく時計が出ない阪神ダートも合うのではないでしょうか?

もう1頭もひねって、前走JBC2着のシビルウォー。
勝ったワンダーアキュートに、1秒も離されてしまいましたが、あれはハイペースを追走したからです。
ワンダーアキュートと差はないと思いますし、配当的には妙味です。

初ダートですが、父キングカメハメハ、母トゥザビクトリーのトゥザグローリーは、血統的にはダート走りそうで怖いですね。
まあ、今回は賭けませんが。

3連単 1→10→2 3,000 3674.5
3連単 10→1→2 2,000 2186.1
3連複 1-2-10 10,000 522.3

自信は、全くありません!

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2012年12月 1日 (土)

2012年 JBCスプリント

本当はタイムリーで書きたかったんですけどね。
11月5日、川崎競馬場で、ダート1400mの、3歳以上統一GⅠ交流競走のJBCスプリントがありました。

JBCは、ジャパン・ブリーディング・ファームズ・カップの略で、アメリカのブリーダーズ・カップを参考に、生産者が企画・運営するダート競馬の祭典として、2001年に創設されました。
開催競馬場は、毎年公営競馬上の持ち回りとなっています。

1番人気は、前走は3着でしたが、その前は統一グレードレース4連勝中だったセイクリムズン。
2番人気は、近走好調なタイセイレジェンド。
3番人気は、前走セイクリムズン、タイセイレジェンドを負かして東京盃優勝のラブミーチャン。

スタートダッシュ良く、内枠を利してタイセイレジェンドが先頭、外からダッシュして2番手シャイニングアワー、3番手ラブミーチャン。
向こう正面で、内からオオエライジンが3番手に上り、4コーナー過ぎには、このレース2勝しているスーニーも仕掛けます。
4コーナー回って、逃げているタイセイレジェンドの脚色良く、スーニーが追走しますが差が広がります。
セイクリムズンが先団からスーニーを差しますが、勝負はそこまで。
タイセイレジェンドはGⅠ初制覇、2着はタイセイレジェンド、3着はスーニー。

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2012年 JBCレディスクラッシック

本当はタイムリーで書きたかったんですけどね。
11月5日、川崎競馬場で、ダート1600mの、3歳以上牝馬重賞競走のJBCレディスクラッシックがありました。
1着賞金4000万とGⅢ級の高さですが、創設2年目と言う事なのか、未だクレードなしの重賞競走の扱いです。

JBCは、ジャパン・ブリーディング・ファームズ・カップの略で、アメリカのブリーダーズ・カップを参考に、生産者が企画・運営するダート競馬の祭典として、2001年に創設されました。
開催競馬場は、毎年公営競馬上の持ち回りとなっています。

1番人気は、昨年の優勝馬ミラクルレジェンド。
2番人気は、牝馬にして南関東2冠馬のクラーベセクレタ。でも近走は、勝ったり負けたりです。
3番人気は、芝路線からダートに戻して来た、JRAの芝の重賞勝ち馬クィーンズバーン。

ゲートが開いて、サクラサクラサクラが先頭、2番手クィーンズバーン、クラーベセクレタ、ミラクルレジェンドは中団。
3コーナーまで淡々と流れ、4コーナー手前にミラクルレジェンドが仕掛けて上がって行きました。
外から逃げたサクラサクラサクラ、先行するプレシャスジェムズに並びかけると、力強く交しました。
2着は一瞬直線前がふさがったクラーベセクレタ、3着は逃げ粘ったサクラサクラサクラ。

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2012年 JBCクラッシック

本当はタイムリーで書きたかったんですけどね。
11月5日、川崎競馬場で、ダート2100mの、3歳以上統一GⅠ交流競走のJBCクラッシックがありました。
もう今の時期なら、ジャパンカップダート(JDC)の参考レースと言うところですね。

JBCは、ジャパン・ブリーディング・ファームズ・カップの略で、アメリカのブリーダーズ・カップを参考に、生産者が企画・運営するダート競馬の祭典として、2001年に創設されました。
開催競馬場は、毎年公営競馬上の持ち回りとなっています。

1番人気は、ドバイWC惨敗後、復帰明けの、統一GⅠ含めGⅠ4勝馬トランセンド。
2番人気は、3連勝中、東海S、日本テレビ杯と重賞連勝しているソリタリーキング。
3番人気は、マーキュリーC、ブリーダーズゴールドCと重賞を2連勝しているシビルウォー。

ゲートが開いて、スタートが良く、ダッシュも良かったマグニフィカが先頭、2番手ワンダーアキュートの外から押っつけるように並びかけるトランセンド。
1コーナー過ぎから、トランセンド、GⅠホースのテスタマッタが、先頭マグニフィカに絡み始めます。
向こう正面でシビルウォーが仕掛け、それに連れ各馬仕掛け出します。
シビルウォーは、3コーナーには先頭に並びかける勢い。
マグニフィカは潰れ、押し出されるようにトランセンドが先頭、シビルウォーが交しにかかり、間にソリタリーキングと3頭並びますが、ソリタリーキングの脚色悪し。
4コーナー回ると、先行していたワンダーアキュートが先団を捉えると、並ぶ間なしにトランセンド、シビルウォーを交し先頭に立ちました。
ワンダーアキュートは、そこから5馬身突き離し、独走して優勝。GⅠ初制覇です。
2着はシビルウォー、3着はトランセンド。

ワンダーアキュートは強い勝ち方だったものの、トランセンドは休み明けでしたし、テスタマッタ、マグニフィカとGⅠホースも出ていましたが、近走不振。
出走メンバーのレベルは高くありませんでした。

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2012年 マイルチャンピオンシップ南部杯

本当はタイムリーで書きたかったんですけどね。
10月28日に、盛岡競馬場で、統一GⅠ交流競走のマイルチャンピオンシップ南部杯(ダート1600m)がありました。
もう今の時期なら、ジャパンカップダート(JDC)の参考レースと言うところですね。

ダート古豪、エスポワールシチー1番人気、ナムラタイタンが2番人気なので、レベルが低いメンツでした。。
もっともエスポワールシチーは、今年のかしわ記念(統一GⅠ交流競走ダート1600m)も勝ってますけどね。

ナムラタイタンが落馬すると言う、波乱のスタート。
JRAのメイショウタメトモが逃げ、JRAのエスポワールシチー2番手、船橋のナイキマドリード3番手。
メイショウタメトモにエスポワールシチーが、道中びっしり絡んでいます。
3コーナから、エスポワールシチーが徐々に押し出されるように先頭になり、4コーナー手前で追い出すと、直緯線に向くと3馬身くらい差を付けました。
先行していたダイショウジェットが、2番手に上り追走しますが、差は広がる一方。
3番手も、先行していたアドマイヤロイヤル。
エスポワールシチーは最後、バテたのか?それとも余裕で手綱を緩めたのか?

それでも4馬身つけ優勝、2着ダイショウジェット、3着アドマイヤロイヤル。
エスポワールシチーはこれで、統一GⅠ含めGⅠ7勝となりました。

エスポワールシチーは復調したのでしょうか?
いえ重賞未勝利のダイショウジェット、アドマイヤロイヤルが馬券圏内に来るあたり、メンバーが手薄だったと言えるでしょう。

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