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2015年5月の記事

2015年5月31日 (日)

2015年 東京優駿(日本ダービー)

5月31日は、3歳牡馬クラッシックGⅠレース、東京優駿(日本ダービー)(東京芝2400m)が行われました。

1-1 サトノラーゼン(牡3、岩田康誠・池江泰寿)
1-2 タンタアレグリア(牡3、蛯名正義・国枝栄)
2-3 コメート(牡3、嘉藤貴行・土田稔)
2-4 グァンチャーレ(牡3、松岡正海・北出成人)
3-5 ダノンメジャー(牡3、小牧太・橋口弘次郎)
3-6 ポルトドートウィユ(牡3、武豊・高野友和)
4-7 レーヴミストラル(牡3、川田将雅・松田博資)
4-8 ベルラップ(牡3、三浦皇成・須貝尚介)
5-9 コスモナインボール(牡3、柴田大知・和田雄二)
5-10 ミュゼエイリアン(牡3、横山典弘・黒岩陽一)
6-11 サトノクラウン(牡3、C.ルメール・堀宣行)
6-12 アダムスブリッジ(牡3、和田竜二・石坂正)
7-13 リアルスティール(牡3、福永祐一・矢作芳人)
7-14 ドゥラメンテ(牡3、M.デムーロ・堀宣行)
7-15 ミュゼスルタン(牡3、柴田善臣・大江原哲)
8-16 スピリッツミノル(牡3、酒井学・本田優)
8-17 キタサンブラック(牡3、北村宏司・清水久詞)
8-18 タガノエスプレッソ(牡3、菱田裕二・五十嵐忠男)

当初雨の天気予報で、心配しましたが雨は降らず、パンパンの高速良馬場でのレースとなりました。

単勝人気は、以下の通りでした。
①ドゥラメンテ 1.9
②リアルスティール 3.8
③サトノクラウン 6.3
④レーヴミストラル 16.2
⑤サトノラーゼン 18.7

皐月賞のあの走りですから、ドゥラメンテの1番人気はしょうがないでしょう。
むしろ、思った程人気が集中しなかったのは、気性難の心配と、今年のGⅠはことごとく1番人気が飛んでいるというところでしょうか?
リアルスティール、サトノクラウンと共に3強と言う人もいましたが、大勢は3強じゃなく1強と言う感じでした。

ゲートが開いて、出遅れはありませんでしたが、ポルトドートウィユはダッシュがつかなかったのか?それともわざと控えたのか、最後方。
逃げたがっていたスピリッツミノル、2の脚遅く、ミュゼエイリアンが逃げました。
2番手は、2の脚速かったキタサンブラックでしたが、無理して逃げませんでした。
3番手はタガノエスプレッソ。
スピリッツミノルは4番手。
ドゥラメンテは意外にも、中団につけました。
その後ろにリアルスティール、サトノクラウンは、さらにその後方に付けました。

スタートからの3F(600m)は35.4、1000m通過が58.8ですからハイペース気味。
その後、少しペースダウンはしたものの、スローには落ちず、平均ペース以上の速さで推移しました。
途中ペースダウンしたせいか、向こう正面過ぎから馬群は縮まって行きましたが、ペースは遅くありません。
今にして思うと、ほとんどの馬は、道中脚を使っていたのではないでしょうか?
3コーナー過ぎには、後ろの馬も遅れまいと、馬群は短くなって行きました。

直線向いて、逃げたミュゼエイリアンとキタサンブラックが競って、先頭に立とうとしています。
ビックリしたのはドゥラメンテで、直線向いてゴールまで残り推定450mのところで、追い出しました。
常識的に、400mもの速い脚が使えるのは、ワールドクラスの名馬だけです。

するするとドゥラメンテが伸び、一緒にサトノラーゼンも凄い脚で上がって行きますが、ドゥラメンテには付いて行けません。
コメートも、一瞬の脚で伸びかけますが、止まってしまいました。

直線残り300mでドゥラメンテが先頭に立つと、サトノラーゼン、サトノクラウン、リアルスティールが差しては来るものの脚色違い、もはやゴールまで独走。
ドゥラメンテが、皐月賞に続いて2冠達成しました。

2着は早目にドゥラメンテと共にスパートして、良く粘ったサトノラーゼン。
サトノクラウンは良く伸びて来ましたが、位置が後ろ過ぎたか。
4着リアルスティール。

1着 ドゥラメンテ 2:23.2
2着 サトノラーゼン 1 3/4
3着 サトノクラウン ハナ

日本の競馬関係者の間で、ミルコ・デムーロの騎乗は高く評価されていて、皆天才的騎乗と言っています。
凡庸な騎手なら、皐月賞で勝ったのだから、同じ位置取り・・・と考えそうなものですが。
鞍上ミルコ・デムーロによると、ドゥラメンテは1-2コーナーで引っかかりそうになったそうで、良く抑えたと言えますね。
そのため、皐月賞より前の位置だったのでしょうか?
位置取りも結果的には、まるでレースのペースを読み切ったような、これ以上ないような絶妙な位置でした。

余談ですが、ミルコ・デムーロはまだ日本語の会話もおぼつきませんし、日本語も読めません。
しかし常に日本の競馬を勉強していて、自分で競馬新聞を購入して読み込んだため、競馬新聞の馬柱なら、日本語で何を書いているのか分かるそうです。
ただの天才ではなく、ちゃんと影でも努力をしているのです。

ペースが速かったので、先行勢が潰れましたが、とは言え前が止まりにくい走りやすい馬場で、極端に追い込みが利いた訳ではありません。
中だるみしたところで、置いて行かれまいと、脚を使った馬も多かったでしょうね。

中団のドゥラメンテに、直線あの脚を使われては、その後ろには勝つチャンスはありません。
解説の安藤勝己も、仕掛けが早過ぎないか?と思ったそうですが、自分もミルコ早いよ!と思いました。
最後まで脚色衰えないのですから、大したものです。

ドゥラメンテは、凱旋門賞(ロンシャンGⅠ芝2400m)に登録していて、ダービー結果で出走可否を決めるとの事でしたが、これで出走決まりでしょう?
400m以上も速い脚が使えますし、キングカメハメハ産駒(遡るとミスタープロスペクター系)はパワーもありますので、ロンシャン競馬場(凱旋門賞をする競馬場)の深い馬場も苦にしないでしょう。
雨の重馬場がどうかですが、ミスタープロスペクター系は重上手な馬が多いです。

日本ダービーの結果を受け、英国ブックメーカーでは、3連覇を狙うトレブ4.0倍に次ぐ、ドゥラメンテが11.0倍2番人気だそうです。
堀宣行調教師は、この馬は完成するのはまだまだなので、挑戦はもっと成長してから・・・と考えているそうです。
え?ここっからもっと成長するんですか・・・(汗)。



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2015年5月26日 (火)

鶏挽肉のガパオ炒めごはん ~ レシピ

 今後、このブログでもレシピもアップしたいと思います。
 かのサイトからコピペしますので、いつもの「ですます調」ではなく、体言止めの文体とします。


コンセプト


料理名について

 鶏挽肉のガパオ炒めごはん鶏挽肉のバジル炒めごはんとか、さまざま呼ばれているが、同じ料理だ。
 色々なところで書いているが、海外の料理を、日本語に無理やり訳すると、各人の訳の違いから、同じ料理が別の呼び名となる事が多い。
 分かる人は、生のホーリー・バジルの葉=バイ・ガパオなので、両者が同じ料理だと気付くが、タイ料理に詳しくない人なら、別の料理だと思っても不思議はない。

 一般的なタイ語の料理名だと、パッ・ガパオ・ガイあたりだろうか?
 この料理、さまざまなバリエーションがあり、例えば鶏挽肉ではなく、大降りにカットした鶏肉を使うとか、ガパオも葉ではバイ・ガパオと呼ぶのが正しい。
 なので、誤解を受けないよう正確に表記すると、パッ・バイ・ガパオ・ガイ・サップ・ラート・カオ・カイ・ダオとなる。
 個々の単語は、パッ=炒める、バイ・ガパオホーリー・バジルの葉、ガイ=鶏肉、サップ=挽肉、ラート=~の上に、カオ=ごはん、カイ・ダオ=目玉焼き・・・となる。
 料理名が、じゅげむ状態(笑)。


タイ国内で食べられているポピュラーなレシピとは?

 自分のタイ料理の好物でもあり、友人からは作るのは難しくないとの事だった。
 作ってみて、少しだけ塩辛かったのを除けば、1度で上手に作れた。

 この料理は、完成されていて、オリジナルテイストを加えるのは蛇足に過ぎないと考える。
 なので、ここに記すレシピも、タイ料理のポピュラーなレシピ。

 ・・・と書くと、あえてレシピを公開しなくとも良いのではないか?・・・と思われるかも知れないが、実はこの料理、日本でタイ料理のポピュラーなレシピのものを出す店は1パーセント以下の少なさ。
 つまり、日本でパッ・ガパオ・ガイを食べた事しかない人は、ポピュラーじゃないレシピものを食べているのだ。

 そのせいかどうか、ネットの日本語情報でも、間違った日本で出されているパッ・ガパオ・ガイのレシピの方が多い。
 ネットが普及すると、情報だけはたっぷり氾濫しているが、それ故何が真実なのか分かりにくくなっている気がする。

 ネット上では、簡単で美味しい鶏挽肉のガパオ炒めごはん」とか書いている情報で溢れている。
 本当に「簡単で美味しく」作れるなら、世の中の料理人は皆失業する。
 「簡単で美味しい」と言う文言は、料理の得意でない、また料理することが好きでない世の大多数に記事を読んでもらい、時にはアフェリエイトとで稼ごうとする、姑息な手段に過ぎない。
 真実の道(つまりは本物のレシピ)に、回り道など無いのである。

 タイ語のサイトのレシピ、いくつかを見て思うのは、タイ王国では鶏挽肉とバイ・ガパオだけで作っているケースが多い。
 日本では、99パーセントに野菜が入っている。
 例えば玉ネギやピーマン、タケノコ等を入れると、色合い、食感の違いが出るものの、これらは主役食材の鶏肉を美味くするだろうか?
 料理において、意味のない不要な食材を入れるのは、料理を不味くしこそすれ、美味くする事はない。

 辛うじて、玉ネギと鶏肉は相性が良いものの、鶏肉は玉ネギを入れなければ臭味があるようなシロモノでもない。
 むしろ、食感のじゃまになるように思う。
 そもそも玉ネギを入れて美味くなるなら、タイ人が同じように食べているだろう。


鶏挽肉の調理法

 料理名は、鶏挽肉となっているが、鶏の固まり肉を手切りして、粗目の挽肉にする。
 市販されている鶏挽肉では、挽きが細か過ぎて、調味料と共に炒めた時に、鶏挽肉の味が抜けてしまう。
 バイ・ガパオは、日本のタイ料理店では考えられないほど大量・・・50枚くらい入れる。
 粗目に切った鶏挽肉の食感と、バイ・ガパオの香りの組み合わせが、たまらない。


バイ・ガパオは大量に入れる

 そして、日本のタイ料理店のパッ・ガパオ・ガイは、平均してバイ・ガパオホーリー・バジル)を10枚以下の少量しか入れない。
 それに対して、タイ語のサイトを見ると、個人のレシピ、または屋台で食事したブログを見ると、大量のバイ・ガパオを使っている。

 2000年代以前はバイ・ガパオは高価で、一部のタイ食材店以外でバイ・ガパオを見かける事はなかったが、近年気の利いたスーパーでも見かけるようになった。
 2005年ごろ、上野のセンター街の地下で見かけた時には、輸入物推定250枚(5人前分)くらいが200円台の安さだった。
 これだけ値が下がったのなら、もうそろそろタイ人が経営するタイ料理店で、バイ・ガパオを大量に入れても良いのではないか?

 近年では、日本国内でもバイ・ガパオが栽培されているが、まだまだ高価なようだ。

 ちなみにネットでよく言われているように、スイート・バジルで代用可能・・・と言う事は決してない。
 両者を比べれば分かるが、香りが全然違う。
 スイート・バジルしかないなら、自分はこの料理を作らない。
 バジルに限らず、料理において代用が利くものなど多くはない。


調味料について

 調味料は、タイ王国内ならナム・プラ、シー・ユー・カオ(タイの薄口醤油)、ナム・マン・ホイ(タイのオイスター・ソース)、ダシ汁、ニンニク、砂糖を使用する。
 自分もシー・ユー・カオナム・マン・ホイを買って来て作ってみたが、シー・ユー・カオの風味はイマイチ。
 これって、まっとうに作った醤油なのだろうか?
 ナム・マン・ホイに至っては、調味料として1人前あたり5グラムくらいしか使用しないのに、食べると舌が化学調味料でビリビリすると言う、凄まじい破壊力(苦笑)。
 残念ながらタイの調味料は諦めて、醤油は日本のちゃんとした井上醤油店の古式しょうゆ、添加物・化学調味料不使用の亜細亜食品オイスター・ソースを使用した。
 味は変わってしまうが、まっとうなシー・ユー・カオナム・マン・ホイが入手出来ないので、やむを得ない。

 この料理は、汁気が多いと、ごはんが水っぽくなって美味くない。
 汁気が多過ぎないように、適度に煮詰める必要がある。


ごはんについて

 この料理では、ぜひともタイのジャスミン・ライスを使ってもらいたい。
 日本料理では、日本の米が合うが、タイ料理ならばタイの米が合う。

 タイでは伝統的には、湯取法と言うタップリの湯に米を入れて茹で、湯を捨てて蒸らす炊き方だった。
 湯取法は、誰でもそこそこ美味しくごはんが炊け、米がパラパラする利点があるが、反面米を茹でた際、湯の対流によって米の表面が荒れる難点がある。

 日本では技術が難しい炊干法で、米が炊かれて来た。
 炊干法を自動的に行えるようにしたのが日本の炊飯器で、現在タイでも炊飯器でごはんを炊くのがポピュラー。

 両方試してみると良いと思うが、この料理において、米の表面が荒れ、米の食感が悪くなる湯取法のメリットは無いと考える。
 むしろジャスミン・ライスの香りを活かす意味でも、炊飯器で炊いた。


目玉焼きについて

 目玉焼きは、タイ国内で良くある固焼きではなく、半熟で作った。
 タイ人は半熟の目玉焼きを気持ち悪がるので、玉子を固焼きにする。
 自分としては、玉子は半熟が美味いと思う。

 調理が簡単なのに美味しくて、化学調味料が入らないので、すっきりとした味わいになる。



材料(1人前)

 <食材>
 ①ジャスミン・ライス 150g
 ②鶏モモ肉 150g
 ③バイ・ガパオホーリー・バジル) 約50枚
 ④生唐辛子 大1/2本(小なら1本程度)
 ⑤ニンニク 少1片
 ⑥パク・チー 2本

 <合わせ調味料>
 ⑦ダシ汁 15ml
 ⑧醤油(井上醤油店 古式しょうゆ) 5g
 ⑨ナム・プラ 8g
 ⑩オイスターソース亜細亜食品) 4g
 ⑪三温糖 4g



食材の準備

 a.鶏肉を2-3ミリ角に手切りする
 b.ニンニクをみじん切りにする
 c.生唐辛子を輪切りにする



合わせ調味料の準備

 a.⑦から⑪の調味料を合わせる
 ※もし塩気が足りなかったら、塩で調整



調理

 a.ジャスミン・ライスを1時間程度水に漬け、炊飯器で炊く
 b.強火でニンニクを炒め、表面に火が通ったら唐辛子を入れて炒める
 c.鶏肉を加えて炒め、表面が白くなったら合わせ調味料を入れて炒める
 d.合わせ調味料が適度な量になるまで煮詰め、バイ・ガパオを入れてサッと炒める
 e.ジャスミン・ライスと炒めた鶏挽肉を盛りつけ、パク・チーで飾る
 f.目玉焼きを焼いて、ジャスミン・ライスの上に乗せる



できあがり

 この料理の主役は、ジャスミン・ライスであり、鶏肉でもあり、バイ・ガパオでもあるが、一番のポイントは調味料のバランス。
 塩気、甘味、香り、旨味をバランス良く配合する事。
 味が決まれば、ジャスミン・ライス、鶏肉、バイ・ガパオの香り、少量の調味料の味わいが加わり、得も言われぬ味となる。

 余談だが、目玉焼きをセルクルに入れて焼いたのだが、白身がセルクルにくっついてしまった。
 何か上手い方法がないものか?



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2015年5月25日 (月)

2015年 優駿牝馬(オークス)

5月24日は、3歳牝馬クラッシックGⅠレース、優駿牝馬(オークス)(東京芝2400m)が行われました。

1-1 レッツゴードンキ(牝3、岩田康誠・梅田智之)
1-2 マキシマムドパリ(牝3、武豊・松元茂樹)
2-3 トーセンナチュラル(牝3、吉田豊・古賀史生)
2-4 ココロノアイ(牝3、横山典弘・尾関知人)
3-5 シングウィズジョイ(牝3、内田博幸・友道康夫)
3-6 クイーンズリング(牝3、M.デムーロ・吉村圭司)
4-7 キャットコイン(牝3、柴田善臣・二ノ宮敬宇)
4-8 ローデッド(牝3、柴山雄一・荒川義之)
5-9 コンテッサトゥーレ(牝3、C.ルメール・安田隆行)
5-10 ミッキークイーン(牝3、浜中俊・池江泰寿)
6-11 ペルフィカ(牝3、菱田裕二・岡田稲男)
6-12 アースライズ(牝3、三浦皇成・矢作芳人)
7-13 アンドリエッテ(牝3、川田将雅・牧田和弥)
7-14 ルージュバック(牝3、戸崎圭太・大竹正博)
7-15 トーセンラーク(牝3、江田照男・菅原泰夫)
8-16 ノットフォーマル(牝3、黛弘人・中野栄治)
8-17 クルミナル(牝3、池添謙一・須貝尚介)
8-18 ディアマイダーリン(牝3、福永祐一・菊沢隆徳)

単勝人気は、以下の通りでした。

①ルージュバック 2.7
②レッツゴードンキ 6.0
③ミッキークイーン 6.8
④ココロノアイ 8.8
⑤クイーンズリング 9.3

意外にも、ミッキークイーンの単勝人気が上がっています。

何が逃げるのか分かりませんでしたので、今回も牽制し合ってレッツゴードンキが逃げるのかと思っていましたが、レッツゴードンキはスタートして無理せず。
シングウィズジョイが前に出ましたが、外から押っ付けノットフォーマルが逃げました。
2番手は、シングウィズジョイを交わしてローデッド。
3番手シングウィズジョイ。
レッツゴードンキは5-6番手、ルージュバックはその外に付けました。

スタートからの3F(600m)は35.6ですから、速目のペース。
しかし逃げたノットフォーマルは、次の1F(200m)を13秒台にまで落とします。
1000m通過は、1分1秒3ですから、この辺でやや遅目のペースまで、ダウンさせました。
その後も、それほどペースを上げなかったせいなのか、レッツゴードンキは行きたがる素振りを見せていました。

残り1000mくらいから、ノットフォーマルがペースを上げます。
それまで、引き付けて逃げていたのが、3コーナー過ぎから後続と差が開いて行きます。
仮柵を外して、Bコースに変わって、内馬場の状態良く、逃げ切れるかも知れないと踏んだのでしょうか?
けやきの向こう側くらいから、ルージュパックが進出を始めました。
ルージュパックは、4コーナー回るくらいから、追い始めました。

直線向いて、ノットフォーマルをローデッドが交わして先頭に立ちますが、すぐ外からルージュパックが交わして先頭に立ちました。
ルージュパックのすぐ後ろから、クルミナルが追い込んで来ます。
ミッキークイーンが凄い足で突っ込んで来ます。
ゴールまで残り200m。

クルミナルはルージュパックと脚色一緒で、交わせそうにありませんでしたが、ミッキークイーンが迫って来た時には、ルージュパックに抵抗する力は残っていませんでした。

そのままミッキークイーンが、3/4馬身付けてゴール。
ミッキークイーンが戴冠しました。
ディープインパクト産駒らしい、素晴しい切れ味でした。

ルージュバックは、今度は横綱相撲の競馬でしたが、ミッキークイーンの切れ味に足をすくわれました。
桜花賞の前までは、稀代の名牝に思えていましたが、現時点では、そこまでのレベルではないのかも知れません。
秋には父のように成長して、更なる飛躍を見せて欲しいものです。

1着 ミッキークイーン 2:25.0
2着 ルージュバック 3/4
3着 クルミナル 1/2

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2015年5月20日 (水)

魅惑の南インド料理 第十三回 南インド料理の地域料理 マンガロール料理(1)


インド料理全般について考えるべき事

 これは以前も書いていますが、忘れないよう改めて、ここでも述べます。

 インド料理を理解する上で、以下の事を念頭に置かなければなりません。

 ・ベジタリアンとノンベジタリアン
   ノンベジタリアンの中にも、ネギ類は食べない等、様々あるようです。

 ・宗教における食べられない食材
   代表的なのはヒンドゥ教徒は牛肉を食べない、イスラム教徒は豚肉を食べないと言うものですね。
   他にも様々、忌諱(きい)する食材はあるようですよ。

 ・狭い地域内でコミュニティ毎に文化が異なる
   インドの憲法に記された言語は22。
   話者が100万人以上いる言語は50を越えます。
   言語が異なれば、仲間として食事を共にする事はあまりないでしょう。
   さらに同じ地域でも、宗教が異なれば交流は少ないです。
   流通は発達しておらず、同じ地域でも、村毎に方言が違います。

 インドの料理に限定しても、どれほど地域による食文化の違いがあるのか、想像もつきません。


 ・・・ほとんど幻
 ・・・特注すればあるいは
 ・・・専門店でもめったにない
 ・・・専門店のメニューなら
 ・・・たまに見かける
 ・・・ポピュラー

 全て、関東近郊で食べる事が出来るものばかりです・・・といつも書いていますが、関東近郊でマンガロール料理を出す店はほとんどないです。
 今回は、日本でほとんどお目にかかれない料理も含め、紹介します。



マンガロール料理

 マンガロール料理(Mangalorean Cuisine)は、カルナータカ州の南西部に位置するダクシナ・カンナダ県の、インド洋に面した都市の、特徴のある料理。



マンガロール料理の地理的考察

 気候につきましては、カルナータカ料理に書いたのと一緒です。

 カルナータカ州西岸・・・クンダプール(Kundapura)、ウドゥピ、カルカラ(Karkala)、マンガロール、ベルサンガティ(Belthangady)、パター(Puttur)、カサラゴト(Kasaragod)は、ツル語文化圏(Tulu Nadu)。
 ナードゥは南インドで土地を意味する言葉です。
 ツル語は、カルナータカ州とケララ州のドラビダ族で話されている、話者200万人くらいいると考えられている言語。
 ツル語の文字は、新しくとも紀元前15-14世紀の記録があります。
 カトリックは主に、コンカニ語話者が多いです。

 同じツル語文化圏のウドゥピ料理とは、相互に影響し合っています。
 特にウドゥピ料理とは、多くの料理が共通します。
 広義のマンガロール料理では、ウドゥピ料理を含むツル語文化圏の料理全般を指す事があります。



マンガロール料理の特徴

 マンガロールは食都で、マンガロール風と名付けられた料理が、いくつもあります。
 一方で、マンガロール風の料理はカルナータカ料理・・・特にツル語文化圏にも広まっているため、マンガロールだけで食べられる料理は、多くはありません。
 キリスト教徒・・・とりわけカトリックの割合が、他地域に比べ多く、マンガロール料理の1つの特徴となっています。

 マンガロール料理では、ココナッツと唐辛子を良く使います。
 海に面しているので、スパイシーな魚料理が名物。
 良く使われるのは、カライワシ(レディ・フィッシュ)。

 他の南インド料理と同じく、米を使った料理、軽食は多いです。
 また紅麹が付着した米・・・レッド・グレイン・ライス(Red Grain Rice)を食べます。

 料理にココナッツを良く使います。

 都市部は国際的で、様々な宗教のコミュニティがあり、食べられる料理、食材が異なります。
 ヒンドゥー教のベジタリアンは、ココナッツミルク、マンゴスチンの1種コクム(kokum)、生マンゴー、タマリンドが使われます。
 キリスト教のコミューンでは、ベジタリアンでなければ、牛肉も豚肉も食べます。
 イスラム教のコミューンでは、鶏肉、羊肉、玉子が良く使われ、ビリヤニがしばしば食べられます。

 キリスト教のコミューンでも、多数派のカトリックに関しては、マンガロール・カトリック料理と言う、独自の料理があります。
 これについては、次回説明します。



ラッサム

 以前ミールスで説明しています。



サール

 以前カルナータカ料理(1)で説明しています。



サンバル

 以前ミールスで説明しています。



メナスカイ

 以前ウドゥピ料理で説明しています。



タンブリ

 以前ウドゥピ料理で説明しています。



コサンバリ

 以前ミールスで説明しています。



バジ

 以前カルナータカ料理(1)で説明しています。



ゴージュ

 以前ミールスで説明しています。



コデル

 以前ウドゥピ料理で説明しています。



アジェスナ

 以前ウドゥピ料理で説明しています。



ビシ・ベレ・バ-ス

 以前ティファンで説明しています。



カネ・フライ

 ・・・ほとんど幻

 カネとは、レディ・フィッシュ(カライワシ)。
 別名、レディ・フィッシュ・フライ(Lady Fish Fry)とも言います。

 レシピ一例は、カライワシの内臓を取って洗い、粉唐辛子、ターメリック、ニンニク、生姜、レモン汁、塩でマリネして、表面にデュラムセモリナ小麦をつけて揚げます。

 都内でカネ・フライを出してくれる店は知りませんが、似たような料理なら出す店はあります。



アンジャル

 ・・・ほとんど幻

 別名、サーマイ・フライ(Surmai Fry)とも言います。
 サーマイとは、ヒラマサ等の大型の魚の総称。

 レシピ一例は、ぶつ切りにしたヒラマサを、塩、生姜、ニンニク、ターメリック、粉唐辛子、タマリンド水でマリネして、表面にデュラムセモリナ小麦をつけて揚げます。

 都内でアンジャルを出してくれる店は知りませんが、似たような料理なら出す店はあります。



マンガロリアン・チキン・カレー

 以前ウドゥピ料理で説明した、コーリー・カッシの事です。



ビージャ・マノリ・アップカリ

 ・・・ほとんど幻

 テンドリ・カシューナッツ・ポリヤル(Tendli Cashewnuts Poriyal)またはテンドラ・カシューナッツ・ポリヤル(Tendra Cashewnuts Poriyal)とも言います。
 テンドリ/テンドラとは、ヤサイカラスウリの事。
 レシピ一例は、刻んだヤサイカラスウリ、カシューナッツを炒め、別鍋でココナッツ・オイルに玉ネギ、乾燥赤唐辛子、青唐辛子、クミン、マスタードシード、カレーリーフ、アサフェティダを炒め、ヤサイカラスウリ、カシューナッツ、おろしたココナッツを入れ炒めて、塩で味を調え、コリアンダー・リーフで飾ります。


シヒ・サンバル

 ・・・ほとんど幻

 カボチャ(シヒ)のサンバル。
 レシピ一例は、カボチャ、トゥール・ダル(キマメ)をタマリンド、塩、砂糖を加えた水に浸け、鍋でターメリック、唐辛子、胡椒、コリアンダー、フェヌグリーク、カレーリーフを炒め、水ごとカボチャ、トゥール・ダルを鍋に入れて煮込みます。



メナスカイ

 以前ウドゥピ料理で説明しています。



マーヴィナ・サール

 ・・・ほとんど幻

 マーヴィナ(マンゴー)のサール。
 レシピ一例は、青マンゴーをみじん切りし、乾燥赤唐辛子、青唐辛子、クミン、アサフェティダを炒め、ココナッツミルクを加えて煮て、塩で味を調えます。



マルワイ・スッカ

 ・・・ほとんど幻

 マルワイ・アジュディナ(Marwai Aajadina)とも言います。
 マルワイとはシェル・フィッシュ(貝類全般)。
 シェル・フィッシュをドライにスパイシーに料理したもの。
 レシピ一例は、ココナッツ・オイルで、ターメリック、唐辛子、胡椒、クミン、コリアンダー、マスタード・シード、フェンネル、アジョワン・シード、カレーリーフを炒め、ペーストにした玉ネギ、ニンニクを加えて炒め、タマリンド・ペースト、アサリ、ムール貝等を入れて炒めて蒸し煮すします。



マンガロール・フィッシュ・カレー

 ・・・ほとんど幻

 マンガロール料理定番の、魚のスパイシー煮込み。
 レシピ一例は、玉ネギを炒め、ターメリック、唐辛子、胡椒、クミン、コリアンダー、メティ、ニンニク、生姜、おろしたココナッツを炒め、3枚におろしたマナガツオ入れ炒め、水、タマリンド水を加えて煮込み、塩で味を調えます。



ポーク・ソーポテル

 ・・・ほとんど幻

 ムスリム(イスラム教徒)は、不浄の動物、豚肉は食べないので、ヒンドゥ教徒、キリスト教の料理なんだろうと思います。
 レシピ一例は、豚肉と豚レバーをベイ・リーフ、塩を加えた湯で下煮する。玉ネギを炒め、ターメリック、乾燥赤唐辛子、青唐辛子、胡椒、クミン、クローブ、シナモン、ポピー・シード、ニンニク、生姜を入れ炒め、水と酢を加えて煮て、塩で味を調えます。



コーリー・スッカ

 ・・・ほとんど幻

 鶏肉のスッカ。
 スッカとは、スパイシーに味付けして、ドライに炒め煮する事。
 コーリーとは鶏肉の事。
 レシピ一例は、ギィで、玉ネギ、唐辛子、胡椒、クミン、コリアンダー、フェンネル、オアマ(Oama/アジョワンン・シード)を炒め、ターメリック、ニンニクを炒め、鶏肉を加えて炒め、火が通ったらタマリンド、塩で味を調えます。
 米、またはドーサと共に食べます。



マサラ・ドーサ

 以前ティファンその1で説明しています。



ニア・ドーサ

 ・・・ほとんど幻

 ウドゥピ料理、マンガロール料理の米のみで作るドーサ。
 ニアはツル語で水。直訳すると、水のドーサ。
 別名、パンポール(Panpole)とも言い、マンガロール・カトリック料理で食べられます。

 4時間以上水に漬けた米を破砕してペーストにし、薄く伸ばして焼きます。
 ドーサと違い、発酵させません。

 サンバルやチャトニー、塩、アサフェティダ、インドの漬物、カレーが添えられます。



ワダ

 以前ティファンその1で説明しています。



ポンダ

 以前ティファンその1で説明しています。



ウプマ

 以前ティファンで説明しています。
 この地方ではサジゲ(Sajjige)、またはバジル(Bajil)と呼ぶようです。



サナス

 ・・・ほとんど幻

 ウドゥピ料理、マンガロール料理の、イーストを利かせたイドゥリ。
 サナ(Sana)とも、マンガロリアン・イドゥリ(Mangalorean Idli)とも言います。
 各種チャトニー、サンバル、カレーに付けて食べます。

 レシピ一例は、米とキマメを水に浸け、破砕してイーストと砂糖を加え、常温で発酵させて蒸し器で蒸します。



マンガロール・バジ

 以前ウドゥピ料理で、ゴリ・バジェとして説明しています。



パスロード

 以前ウドゥピ料理で説明しています。



ココナッツ・アッパム

 ・・・ほとんど幻

 ココナッツを多目に入れたアッパム。または普通にココナッツ入りのアッパム。
 アッパムは以前、ケララ料理で説明しています。



レッド・グレイン・ライス

 ・・・ほとんど幻

 紅麹が付着した米。
 別名、レッド・イースト・ライス(Red Yeast Rice)とも言います。



コリ・ロティ

 ・・・ほとんど幻

 煎餅のような米ロティと、スパイシーに煮込んだ鶏肉のセット。
 スパイシーに煮込んだ鶏肉のレシピ一例は、味付けは刻み玉ネギ、粉唐辛子、クミン、コリアンダー、胡椒を炒め、ターメリック、ニンニクを炒めて、ココナッツミルクを加え、カットした鶏肉を入れて煮込み、レモン汁、ガラム・マサラ、塩で味を調えます。



アッキ・ロティ

 ・・・ほとんど幻

 米粉、塩、水で生地を作り、丸く薄く伸ばして焼いた、米粉のロティ。



アッパム

 ・・・ほとんど幻

 以前ケララ料理で説明しています。
 別名、カッパ・ロティ(Kappa Rotti)とも言います。



ホリッジ

 以前カルナータカ料理(1)で、オバッツという名で説明しています。



ラドゥ

 以前ティファンで説明しています。



ラサヤナ

 以前ウドゥピ料理で説明しています。



パーヤサ

 以前ウドゥピ料理で説明しています。
 パヤサムの事です。



ムング・ダル・パヤサム

 ・・・ほとんど幻

 皮なしの緑豆のパヤサム。
 レシピ一例は、ムング・ダルを水に浸けて柔らかくし、茹でて煮崩し、炒めたカシューナッツ、砂糖、牛乳を加えて煮て、おろしたカルダモンで香り付けします。



ガドバッド・アイスクリーム

 ・・・ほとんど幻

 この地方名物のアイスクリーム・サンデー。
 元祖は1977年ウドゥピのホテル・ダイアナと言う説と、マンガロールのアシデアル・アイスクリームとの2説あります。
 レシピ一例は、アイスクリームはバニラ、チョコレート、チョコレート・チップ、イチゴ、マンゴー、ココナッツ、桜のバニラ、コーヒー、カボチャ、サフラン・アーモンド等を使用し、マンゴー、リンゴ、パイナップル、バナナ、マンダリン、パイナップル、スイカ、イチゴ、ブルーベリー、ブラックベリー、パパイア、ブドウ等季節のフルーツ、フレッシュ・フルーツを使ったフルーツゼリー、カシューナッツ、アーモンド、ピスタチオ等ナッツ類、レーズン、プルーン、オレンジ、クランベリーなどのドライフルーツを使って作ります。



マニ

 ・・・ほとんど幻

 英語でMaaniとかManniとも書きます。
 別名、ライス・ハルワ(Rice Halwa)。
 レシピ一例は、米を水に浸し、牛乳を加えて破砕、砂糖、カルダモンを加え、ギィで炒め、おろしたココナッツを加えて炒め、適度な硬さになったら整形してレーズンで飾ります。


 次回は、マンガロール・カトリック料理について書きます。

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2015年5月18日 (月)

2015年 プリークネスステークス

5月16日、アメリカのアメリカ合衆国メリーランド州ボルティモアの、ピムリコ競馬場で、プリークネスステークス(GⅠダ9.5F約1911m)が行われました。

逃げたのは、内枠を利したアメリカンファラオ。
外からミスターゼットが絡みますが、先頭を譲りませんでした。
3番手には後ろにドルトムントが付けました。

3コーナーではドルトムントが外から上がって行きますが、全体的にペースは速くないように見えます。
3-4コーナーで、ミスターゼットの手応えは一杯。
その外から、ディヴィニングロッドが上がって来ました。

直線向いて、アメリカンファラオが追うと、後続との差を広げて行きます。
ドルトムントを交して、ディヴィニングロッドがアメリカンファラオを追いますが、差は広がります。
中団からテイルオブヴァーヴが追い込んで、苦しがって右に左に寄れるディヴィニングロッドをインコースから交しました。

先頭を独走するアメリカンファラオは、7馬身差をつけ、涼しい顔でゴール。
アメリカンファラオはケンタッキーダービーに続いて2冠。

2着ライドオンカーリン、3着はディヴィニングロッド。

1着 アメリカンファラオ 1:58.46
2着 テイルオブヴァーヴ 7
3着 ディヴィニングロッド 1

昨年のカリフォルニアクロームに続き、アメリカンファラオが2冠達成。
もし3冠馬になったら、1978年アファームド以来となりますが、近年次走のベルモントステークスが鬼門なんですよね。

余談ですが、長距離適性を見るため、アメリカンファラオの血統を見ていたら、6代前に、イギリスの名馬、ブリガディアジェラードの血が入っていました。
ブリガディアジェラードは、競争成績こそ18戦17勝2着1回とパーフェクトなのですが、種牡馬としては成功しなかったので、血が残っているなんて意外でした。


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2015年 ヴィクトリアマイル

5月17日は、4歳以上牝馬マイルGⅠレース、ヴィクトリアマイル(東京芝1600m)が行われます。

1-1 タガノエトワール(牝4、川田将雅・松田博資)
1-2 カフェブリリアント(牝5、福永祐一・堀宣行)
2-3 スイートサルサ(牝5、田中勝春・菊川正達)
2-4 レッドリヴェール(牝4、C.ルメール・須貝尚介)
3-5 ストレイトガール(牝6、戸崎圭太・藤原英昭)
3-6 ディアデラマドレ(牝5、藤岡康太・角居勝彦)
4-7 ケイアイエレガント(牝6、吉田豊・尾形充弘)
4-8 バウンスシャッセ(牝4、北村宏司・藤沢和雄)
5-9 ベルルミエール(牝4、川島信二・高橋亮)
5-10 ハナズゴール(牝6、丸田恭介・加藤和宏)
6-11 スマートレイアー(牝5、武豊・大久保龍志)
6-12 アルマディヴァン(牝5、勝浦正樹・高橋文雅)
7-13 メイショウマンボ(牝5、武幸四郎・飯田祐史)
7-14 ウエスタンメルシー(牝4、内田博幸・奥村武)
7-15 ヌーヴォレコルト(牝4、岩田康誠・斎藤誠)
8-16 リトルゲルダ(牝6、M.デムーロ・鮫島一歩)
8-17 ショウナンパンドラ(牝4、浜中俊・高野友和)
8-18 ミナレット(牝5、江田照男・大和田成)

単勝人気は、以下の通りです。
(05/17昼現在)

①ヌーヴォレコルト 2.3
②ディアデラマドレ 6.1
③レッドリヴェール 8.5
④カフェブリリアント 10.2
⑤スマートレイアー 13.3

逃げたのは、押して先頭に出た大外枠の大穴男、鞍上江田騎手のミナレット。
2番手ケイアイエレガント、3番手レッドリヴェール。
1番人気のヌーヴォレコルトは、先行勢の直後に付けました。

スタートからの3F(600m)は34.2ですから、1600mのレースとしてはハイペース。
ここでペースは緩まず、1000m通過が56.8ですから、とんでもないハイペースとなりました。
逃げたミナレットは後続に大きく差を広げていましたので、潰れるな・・・と思いました。

極端なハイペースで逃げたミナレットは、直線向いても脚色衰えません。
思わず、え?逃げ切っちゃうの?と思いました。

2番手を以進んでいたケイアイエレガントが、残り450mから追い続け、1完歩ずつミナレットを追い詰めます。
先行すぐ後ろに付けていたストレイトガールが追い出すと、凄い脚で上がって行きました。

残り100m切ったところでケイアイエレガントはミナレットを捕え、交します。
鞍上吉田豊騎手は、勝ったと思ったに違いありません。
物凄い脚でストレイトガールが突っ込んで来て、ゴール直前、測ったように差し切りました。

ストレイトガールは、GⅠ初制覇。
これまでGⅠで、2着1回、3着3回ですから、そもそもGⅠ級の実力だったとは言えます。

それにしても、ハイペースなのに2着3着が前残りと言う、奇妙な競馬となりました。
芝1200mを主戦場にしていたストレイトガールにとって、緩みのないスピード勝負は、望むところだったかもしれません。
他の馬は、金縛りにでもあったように、差して来れませんでした。

自分はこのレースを、どう総括して良いか分かりません。
今まで見たこともないレース展開です。

1着 ストレイトガール 1:31.9
2着 ケイアイエレガント アタマ
3着 ミナレット 1 3/4


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2015年5月17日 (日)

2015年 ヴィクトリアマイル(馬券予想)

久々に馬券予想をします。

5月17日は、4歳以上牝馬マイルGⅠレース、ヴィクトリアマイル(東京芝1600m)が行われます。

1-1 タガノエトワール(牝4、川田将雅・松田博資)
1-2 カフェブリリアント(牝5、福永祐一・堀宣行)
2-3 スイートサルサ(牝5、田中勝春・菊川正達)
2-4 レッドリヴェール(牝4、C.ルメール・須貝尚介)
3-5 ストレイトガール(牝6、戸崎圭太・藤原英昭)
3-6 ディアデラマドレ(牝5、藤岡康太・角居勝彦)
4-7 ケイアイエレガント(牝6、吉田豊・尾形充弘)
4-8 バウンスシャッセ(牝4、北村宏司・藤沢和雄)
5-9 ベルルミエール(牝4、川島信二・高橋亮)
5-10 ハナズゴール(牝6、丸田恭介・加藤和宏)
6-11 スマートレイアー(牝5、武豊・大久保龍志)
6-12 アルマディヴァン(牝5、勝浦正樹・高橋文雅)
7-13 メイショウマンボ(牝5、武幸四郎・飯田祐史)
7-14 ウエスタンメルシー(牝4、内田博幸・奥村武)
7-15 ヌーヴォレコルト(牝4、岩田康誠・斎藤誠)
8-16 リトルゲルダ(牝6、M.デムーロ・鮫島一歩)
8-17 ショウナンパンドラ(牝4、浜中俊・高野友和)
8-18 ミナレット(牝5、江田照男・大和田成)

単勝人気は、以下の通りです。
(05/17昼現在)

①ヌーヴォレコルト 2.3
②ディアデラマドレ 6.1
③レッドリヴェール 8.5
④カフェブリリアント 10.2
⑤スマートレイアー 13.3

手短に、予想に行きます。

これと言った逃げ馬が見当たりませんね。
順当には、ケイアイエレガントが逃げるのかなぁ・・・とも思います。
可能性としては、タガノエトワール、カフェブリリアント、ベルルミエール、リトルゲルダ、ミナレットが逃げるというのもあるような気がします。
ヌーヴォレコルトは、先行するでしょうが、逃げるでしょうか?

極端なハイペースはなく、平均からやや遅目なんじゃないかと思います。
もしかすると、結構スローペースかも。

極端なスローペースなら、先行勢は有利ですが、少し遅いくらいなら差しが届いている東京競馬場、先行勢は厳しいと思います。

実は出走メンバーに、メイショウマンボがいたので、調教が良ければ・・・とひそかに狙っていました。
メイショウマンボは調教が良くとも、実戦で走らなかったりしますが。

GⅠ3勝、昨年のこのレース2着と実績断然。
前走負け過ぎではありますが、休み明けは走りませんので、むしろ人気を落として美味しいかな・・・と。
頭はこの馬。

中山記念(中山GⅡ芝1800m)で、皐月賞馬2頭を負かしたヌーヴォレコルトは切りにくいですね。
1600mどうかとは思いますが、前走1800mをこなしてますので、大丈夫かなと思います。
2番手はこの馬。

3番手は、昨年に引き続き、ストレイトガール。
昨年は、距離が長いと思われていたこのレースで3着。
香港遠征後、休み明けぶっつけの高松宮記念を13着大敗して人気を落としていますので、むしろ美味しいと思います。


3連単13→15→5(862.8)
マッチ棒 100本

自信・・・ありません。

--------------

荒れる予感がして、今回馬券を買ってみましたが、予想以上の大荒れで撃沈しました。
レース結果は。こちらを見て下さい。

現在の収支:
マッチ棒 -32,775

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2015年5月11日 (月)

2015年 NHKマイルカップ

5月10日は、3歳マイルGⅠレース、NHKマイルC(東京芝1600m)が行われました。

1-1 アヴニールマルシェ(牡3、北村宏司・藤沢和雄)
1-2 グランシルク(牡3、戸崎圭太・戸田博文)
2-3 クールホタルビ(牝3、吉田豊・清水久詞)
2-4 グァンチャーレ(牡3、蛯名正義・北出成人)
3-5 タガノアザガル(牡3、松田大作・千田輝彦)
3-6 レンイングランド(牡3、内田博幸・矢作芳人)
4-7 クラリティスカイ(牡3、横山典弘・友道康夫)
4-8 ナイトフォックス(牡3、田中勝春・大竹正博)
5-9 アルビアーノ(牝3、柴山雄一・木村哲也)
5-10 アルマワイオリ(牡3、勝浦正樹・西浦勝一)
6-11 ヤマカツエース(牡3、池添謙一・池添兼雄)
6-12 ミュゼスルタン(牡3、柴田善臣・大江原哲)
7-13 コスモナインボール(牡3、柴田大知・和田雄二)
7-14 ヤングマンパワー(牡3、松岡正海・手塚貴久)
7-15 フミノムーン(牡3、幸英明・西浦勝一)
8-16 ダノンメジャー(牡3、武豊・橋口弘次郎)
8-17 ニシノラッシュ(牡3、田辺裕信・田村康仁)
8-18 マテンロウハピネス(牡3、浜中俊・昆貢)

単勝人気は、以下の通りです。

①グランシルク 4.3
②ミュゼスルタン 5.9
③クラリティスカイ 6.4
④アルビアーノ 6.5
⑤アヴニールマルシェ 7.2

父サンデーサイレンス系は、何と7頭!?
母父サンデーサイレンス系は4頭で、出走馬18頭中、11頭にサンデーサイレンスの血統が入っています。
父クロフネ系2頭、父サクラバクシンオー系2頭・・・本来なら、これでも十分エラいんですけどね。

ゲートが開いて、グアンチャーレ出遅れ。
大方の予想を裏切り、逃げたのはレンイングランド。
2番手はタガノアザガル、3番手逃げるかもと思われていたアルビアーノ・・・でしたが、すぐにアルビアーノ2番手。

スタートから3F(600m)が35.3、1000m通過が59.3とやや遅目。
3-4コーナーでダノンメジャーが進出し、3番手に上がって来ました。

直線向いて、逃げたレンイングランドに馬体を合わせ、アルビアーノが先頭に立ちました。
アルビアーノは坂下から、早目のスパート。
仕掛けが早過ぎないか?・・・と思いました。

馬群から、クラリティスカイが抜けて、アルビアーノに接近して来ました。
1完歩ずつクラリティスカイに接近して、残り100mくらいで馬体を併せます。
ミュゼスルタンが、凄い脚で追い込んで来ますが届きそうにない。

アルビアーノは、クラリティスカイに少しだけ抵抗しますが、残り50mには力尽きて交されました。
クラリティスカイは1馬身差付けて優勝。
3着は、凄い脚でアルビアーノに接近したミュゼスルタン。

クラリティスカイは、もしかしたら逃げるかも知れないと思われていましたが、今日は中団に控えて、先行勢が崩れたところを良く足を延ばしました。
鞍上の横山騎手は、GⅠ連覇となりました。

1着 クラリティスカイ 1:33.5
2着 アルビアーノ 1
3着 ミュゼスルタン クビ

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2015年5月 8日 (金)

Further Notice / Larsen Feiten Band

またまた、古い曲のギター・ソロを取り上げてしまいます。
かつて完コピした事もあり、譜面化しやすく、取り上げやすいのです。
数ヶ月前から、ギターを弾くのを再開していまして、かつて自分がコピーしたのを記録で残したい意図もあります。


Larsen Feiten Bandについて

Larsen Feiten Bandは、1972年にアルバム1枚だけリリースした後、消えて行ったバンド、Full Moonの主要メンバー、キーボードのニール・ラーセン、ギタリストのバジー・フェイトンを中心にしたロック/フュージョンバンドです。

Full Moonが解散した原因ですが、1つには商業的に成功しなかったと言う事もあったでしょう。
しかし一方で、プロのミュージシャンや音楽評論家から、伝説のアルバムとして当時から語られていましたから、2ndがリリースされてもおかしくなかったように思います。

後に判明したのは、主要メンバーのバジー・フェイトンの薬害(つまりラリった後遺症)だったそうです。
バジー・フェイトンは、表向き失踪と言う事になっていて、1978年に発表したニール・ラーセンのソロアルバム、「Jungle Fever」で久々表舞台に復帰、ニール・ラーセンとの名コンビが復活しました。

このコンビは1979年、ニール・ラーセンの2ndソロアルバム、「Hogh Gear」を経て、「Horizon」レーベルの倒産により、ワーナーパイオニアに移籍します。
Full Moon再びと結成したのが、Larsen Feiten Bandです。
1980年に、キーボードのニール・ラーセン、ギタリストのバジー・フェイトンを中心に、他のメンバーは一新して、アルバム「Larsen Feiten Band」を発表します。

Keyboards - Neil Laesen
Guitar - Bazz Feiten
Bass - Willie Weeks
Drums - Art Rodriguez
Percussions - Lenny Castro

今となっては、有名とは言い難いですが、当時はLAの中堅スタジオ・ミュージシャンとして名を馳せ、有名ミュージシャンのツアーメンバーをしていた、一芸に秀でた面々です。
つまり、バンド全体として、音楽技量が高いです。
ウイリー・ウィークスは地味に生き残り、現在も第一線で活躍しています。

「Jungle Fever」、「Hogh Gear」、そしてアルバム「Larsen Feiten Band」は、プロデューサーが、大プロデューサーのトミー・リピューマ。
当時から活動する音楽プロデューサー、宮住俊介氏のブログに、トミー・リピューマが、「Jungle Fever」をリリースした新人アーティスト、ニール・ラーセンの日本のライブに、サポートに来ていたエピソードが語られていました。

ニール・ラーセンは、「Jungle Fever」、「Hogh Gear」のプロデュースでお世話になったトミー・リピューマに、プロデュースを依頼しました。
トミー・リピューマについては、後述します。

その後、Larsen Feiten Bandはメンバーはそのままで、1982年にFull Moon名義のアルバム、「Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten」を出しました。
アルバム「Larsen Feiten Band」から2年と間が空き過ぎていますし、Larsen Feiten Bandはそれなりに曲も売れ、知名度もありましたので、バンド名を変えるなど正気とは思えません。
「Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten」では、「Twilight Moon」と「Standing In Line」のベースだけジミー・ヘイスリップ(当時イエロージャケッツのベーシスト)。
もしかして、メンバー不和?

1981年モントルー・ジャズ・・フェスティバルでアルバムに収録されていない、「Casino Lights」、「E Minor Song」の新曲を発表(ライブアルバム、Casino Lightsに収録)したりしましたが、その後アルバムをリリースする事はなく、バンドとしては活動停止。

1987年、恐らくYAMAHAの働きかけ(YAMAHAのシンセサイザーを売る目的があったと推察する)がきっかけではないかと思いますが、ニール・ラーセンがソロアルバム、「Through Any Window」を出した際に、再びバジー・フェイトンとコンビ再開。
1989年、ニール・ラーセンのソロアルバム、「Smooth Talk」で再びバジー・フェイトンと競演します。

1999年、バジー・フェイトンが「Buzz Feiten & The New Full Moon」と言うアルバムを出した時、不思議な事にキーボードはニール・ラーセンではありませんでした。
2007年、ニール・ラーセンのソロアルバム、「Orbit」でのギタリストは、不思議な事にロベン・フォード
バジー・フェイトンとニール・ラーセンの間に、何かあったのでしょうか?

自分は2人のファンなので、再び競演する事を期待します。



アルバム「Larsen Feiten Band」について

そんなLarsen Feiten Bandの1980年リリースのファーストアルバム名は、「Larsen Feiten Band」!?
まあ外人ミュージシャンには、良くあるアルバムタイトル(と言うよりアルバムタイトルなし)です。

メンバーは、下記の通りです。
Organ/Synth - Neil Larsen
Guitar - Buzz Feiton
Bass - Willie Weeks
Durms - Art Rodriguez
Percussion - Lenny Castro

プロデューサーは、AORブームと同じ頃に名を上げた、トミー・リピューマ。

トミー・リピューマは、アメリカの高名な音楽プロデューサー。
キャリアの内、30回ものグラミー賞ノミネート、内3回グラミー賞を受賞しています。
ジョージ・ベンソンや ナタリー・コール、サンドパイパーズを始めとして、イエロージャケッツ、ダイアナ・クラール、ジョー・サンプル、ドクター・ジョン、ランディ・クロフォード、ラリー・ゴールディングス等、プロデュース作品は枚挙にいとまがありません。

ちなみに、トミー・リピューマが手がけたアルバムのテイストが、アーティストによって著しく異なり、トミー・リピューマの色を感じないのを不思議に思っていました。
個人的にトミー・リピューマをご存知の、とある方に聞いたのですが、トミー・リピューマのプロデュースとは、アルバムの方向性を決め、どのように売るか・・・と言うのが専門だったそうです。
ご自分が打ち出したアルバムの方向性通りに曲を作れば、曲の細部に干渉しなかったようですよ。
トミー・リピューマはそれほど、音楽に詳しい方ではなかったようです。

現在ではトミー・リピューマがプロデュースした作品を、AORに分類する人がいます。
しかし、音楽的にAORじゃないプロデュースは数多くあり、そんな判で押したような分類は意味がないように思います。

ニール・ラーセンの、ファーストソロアルバムのプロデュースも、トミー・リピューマが手がけていました。
自分が思うに、このバンドは音楽性をポップ路線に発揮して、売り出したかったように思います。

そのせいか、このアルバムでは8曲中、6曲が歌もの、インストロメンタルは2曲しかありません。
このバンドは、フュージョンの手法を生かして、ポップな歌ものを志向していたように思います。
ジャズの音楽理論を活かした、ポップなロック・・・そうすると、ほとんどAORですけどね(笑)。

シングルカットした「Who'll Be The Fool Tonight」が、ビルボード40位以内と健闘し、続いて「Danger Zone」、「She's Not In Love」とシングルカットしました。
アルバムのビルボード順位は不明です。
少なくとも、売り上げが先細りしそうなフュージョン路線より、商業的には成功したと思います。

Larsen Feiten Bandのライブ録音(一応洋板で流通していたもの)を聞くと、ライブでは大部分がインストロメンタルをしていました。
バンド・・・特に中心的役割のニール・ラーセンには、歌モノが不本意だったのかも知れません。

そのせいかどうか、2ndアルバムの「Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten」では8曲中4曲がインストロメンタルです。
インストロメンタルの良し悪しを理解出来ない人・・・特にAOR好きには、インストロメンタルの多い2ndアルバムはボロクソに評価されています。

自分の評価は逆で、このアルバム「Larsen Feiten Band」は急ごしらえした感が随所に見られ、曲によっては残念な出来に思えます。
それに対して、2ndアルバムの「Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten」の方が、どの曲もしっかり練られ、クズ曲のない名アルバムだと思います。
アルバム「Larsen Feiten Band」から「Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten」まで、2年かかっていますが、多少はアルバム完成度と関係しているように思います。

ただ残念ながら、「Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten」のアルバム収録曲は、ファーストアルバムほどヒットしませんでした。
ヒットしたかどうかと、良い曲かどうかには、因果関係はありません。
ちなみに、自分のフェイバリット・アルバムでもあります。

それなのに、曲がヒットしたかどうかで、音楽の良し悪しを判断する人がいるのは、残念です。



Buzz Feitonについて

実は自分がバジー・フェイトンを知ったのは、神様ジェフ・ベックが1970年代の終わり頃に、バジー・フェイトンをフェイバリット・ギタリストの1人に挙げていたからです。
バジー・フェイトンの名を知らなかった自分は、バジー・フェイトンの参加アルバムを探し、ニール・ラーセンやLarsen Feiten Band、デビッド・サンボーン、フェリックス・キャバリエに出合いました。

本名、ハワード・フェイトン。
バジーはあだ名で、現在の芸名です。
経歴を調べると、元々ギターではなく、フレンチ・ホルン奏者として、身を立てようと考えいました。
母はピアニストで、幼い頃からハワード少年にクラッシックを習わせていたそうです。
その後、例えばリッキー・リー・ジョーンズのオーディション落ちたりしていまして、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドに、学生の身ながらフレンチ・ホルン奏者としてデビューします。

その後、ロック史に残るロックバンド、クリームのサポートメンバー(この時ギターだったかどうか不明)として参加。
また、ジミ・ヘンドリックスのバンドのベーシストとして、ツアーに参加。
この当時、あるライブハウスで、クリームのリーダーの神様エリック・クランプトン、神様ジェフ・ベック、ジミ・ヘンドリックスが飛び入り参加して一緒に演奏した際、バックメンバーを務めていたそうです。

ギタリストとしては、この後頭角を現し、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドのギタリストを皮切りに、スティービー・ワンダー、アレサ・フランクリン、ボブ・ディラン、リッキー・リー・ジョーンズ、フェリックス・キャバリエ、デビッド・サンボーン等、そうそうとした大アーティストのレコーディングのギタリスト、ツアーのサポート・ギタリストを務めます。

Youtubeに、大スター、オリビア・ニュートン=ジョンのライブで、マイケル・ランドウ(この人も名ギタリスト)とバジー・フェイトンがギター・ソロを取る映像がありました。
これって、マイケル・ランドウと共に、バジー・フェイトンが特別扱いされていると言う事です。
0:29からが、バジー・フェイトンのソロです。

1980年のリッキー・リー・ジョーンズ(この人もスターです)のライブでギターを弾いている映像があります
こちらも同日の映像です

以前はベッド・ミドラーやディオンヌ・ワーウィックのライブでも、ギターソロを取っていた映像がありましたが、残念ながら今はありません。

Buzz Feiten Tuning System(BFTS)と言う、チューニング法があり、バジー・フェイトンが特許を取っています。
1980年代に、自分もチューナーで合わせたはずのギターが、特定コードで汚い響きなのに気づき、チューニングで微調整していました。
自分の場合、良く使うコードがきれいに聞こえるように、合わせてチューニングしていましたので、BFTSまでにはたどり着いていませんでした。

その後もバジー・フェイトンは、現在までも、様々なアーティストのバックを務め、現在に至ります。
日本でのギター・クリニック映像を見ると、往年の機械のように正確なリズム感のギターも、少し衰えた気がしました。
どのような名人も、死ぬまで同じレベルを維持する事は、難しいようです。



「Further Notice」について

「Further Notice」は、アルバム「Larsen Feiten Band」の中で、異質なインストロメンタルの曲です。
ある意味、「Larsen Feiten Band」的な曲ではなく、ニール・ラーセンのソロアルバムの延長線上にあるような曲です。
1978年のライブ録音があるので、ニール・ラーセンのソロアルバムには入れられなかった曲なのでしょう。

イントロのキーボードですが、これはハモンド・オルガンじゃなく、シンセじゃないですかね?
ニール・ラーセンは1970年代半ばくらいから、レコーディングにシンセを使っていますし、自分の予想ではこれ、アープかオーバーハイムっぽく思います。
バッキングとオブリガード(主旋律を引き立てるために演奏される短いフレーズ)、両方に使われていますが、オーバー・ダブ(重ね録り)じゃないかと思います。

チャカポコと音を立てている、バジー・フェイトンのミュートカッティングが素敵です。

テーマに入って、主旋律はハモンドB3(オルガンの名機)。
ギターもユニゾンで旋律を奏でていますが、これはニール・ラーセンのファースト・ソロアルバム「Jungle Fever」からのお決まりのパターンです。
ニール・ラーセンを知る人は、ニール・ラーセンと言うとハモンドをイメージしますが、それはニール・ラーセンのソロアルバムと、このアルバム、2ndアルバムの「Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten」の影響ですね。

ニール・ラーセンはキーボードのスタジオミュージシャンでもあり、このアルバムでも「Aztec Legend」で、素敵なピアノソロを披露しています。
アル・ジャロウのツアーメンバーの際は、ピアノ専門でした。
スタジオミュージシャンとしてのニール・ラーセンは、元々オルガンを弾くのは稀でした。
近年はむしろ、オルガンを弾かせるために、ニール・ラーセンを招く事の方が多いですけどね。

余談ですがちょうどこの頃、シンセサイザーが世に出だした事もあり、ギタリストの音楽仲間なんかは、ニール・ラーセンのハモンドオルガンの音を古臭いと断じていました。
オルガンなんぞ、シンセで代用出来ると。
ちなみに彼は、ギタリストなので、鍵盤が全く出来ず、シンセの知識もない人でした。
その判断は、ステレオタイプですらないなぁ・・・ただの分からず屋。

自分はと言うと、シンセ嫌いから一転、シンセ好きになると、積極的にシンセをいじり倒し、そのせいでキーボードの人に請われて、良く音のエディットをしました。
その自分にして、当時の100万以下の廉価な(当時としてはw)シンセで、オルガンの音を再現可能ではありましたが、本物のオルガンには到底かなわない、しょぼい音と言うのを知っていました。
オルガンのプレイに良く使われた、レスリー・スピーカーの再現なんて、夢のまた夢。
オルガンの音をシンセで代用なんてとんでもなく、本物のオルガンを買った方が、手っ取り早かった。
ちなみに、それほど複雑じゃないオルガンの音ならシンセでも、それなりに近い音には作れました。

それでも当時のプロのオルガン奏者は、オルガンからシンセに手を出すミュージシャンが多かったです。
ハモンド・オルガンの、存在感のある美しい音が見直され、復権するのは1980年代後半頃だったか。
同時期に、古臭い音と敬遠されていたアナログ・シンセサイザーも、美しい存在感のある音が見直されます。
楽器は、音が美しければ、なかなか死なないものです。

後年、ハモンド・オルガンを古いと断じたギタリストに当時の事を話したら、苦笑していました。
人間とは、それほど先を見通していないものです。



「Further Notice」におけるバジー・フェイトンのギターのセッティング

バジー・フェイトンは、ストラトタイプ、シングルコイル系のギターの音の印象があります。
エフェクターは、コンプレッサー、コーラス(もしかするとRoland CE-1?)、ディレイ、リバーブで、アンプで歪ませていると思います。
ギターの音は、こんだけエフェクターでキラキラした音にされると、元ギターが何が何やら。

遅目の深いディレイ音で、休符の後に、追いかけるようにディレイ音が来るのもこの当時の1つの特徴です。
1987年の「Through Any Window」以降は、曲によって、ディレイの設定を変えるようになりました。

あくまで私見ですが、ソロを出したばかりの高中正義は、音作りも手クセも、バジー・フェイトンの影響を受けていると思います。
高中正義が世に出て来た頃、フェンダーのストラトを使っていましたし、ギターの音作りはこの頃にそっくり。
不思議と、誰も指摘していませんけどね。

高中正義が、YAMAHA SG(SG-1000およびSG-2000)を使うようになったのは、そのすぐ後。
音作りは今度は、特注の仏陀もようのYAMAHA SG-175を使っていた、サンタナの影響を受けるようになりました。

バジー・フェイトンの所持ギターですが、自分の印象では、変態な、他の人が持っていないギターが多い気がします。
変態なギターとは、ハンパッキング×2、シングルコイル×2が付いたストラト・タイプのギターとか。
シングルコイルピックアップの位置を、上下に動かせるギターとか。
しかも、来日する度、異なる変態なギターを見かけました。

ちょうどこの頃、リッキー・リー・ジョーンズのバックをしていまして、前述のハンパッキング×2、シングルコイル×2が付いた変態なギターを弾いています。
ストラト風の黒いボディに、ローズネック(メイプルネックの指板にローズウッドを張っているもの)、ハンパッキング×2、シングルコイル×2が付いています。

テレビ番組で、口パクで「Who'll Be The Fool Tonight」を見せた時の映像です。
上の写真と同じギターを弾いています。

ネット上で調べたら、こちらのブログに情報がありました。

http://ilovemusic.exblog.jp/7386653/

フェンダー・ストラトの改造で、ハンパッキング×2、シングルコイル×2が付き。
ストラトの3ポジションスイッチで、シングルコイル×2、ハンパッキング×2、両方と言う切り替えが出来るそうです。
・・・つうかこのギター、やっぱり変態。

ライブでまれに、アームプレイも披露する事があります。
アルバム「Through Any Window」の「Last Call」でも、地味に(?)披露しています。

近年、ギターのプロデュースもしていますが、そのギターは常識にかなったものです。

バジー・フェイトンの機材ですが、自分には情報がありませんので、使用アンプが何かも分かりません。
一時期(1987年頃?)、マーシャルを使っていたとの情報はあります。
マーシャルを使っていた頃は、音作りが現在と異なりますので、違うように思います。



「Further Notice」におけるバジー・フェイトンのギター・ソロのスケール(音階)

スケールは、Cメジャースケール一本です。
スケールとは音階の事で、Fメジャースケールとは、Cから始まるメジャースケールと言うタイプの音階の事です。
メジャーコード(コード=和音)に合わせる音階です。
スケールとコードは、表裏一体です。

音階を表す時、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ(クラッシックではH)。

Cのメジャーコード、CまたはC△(他にもCM、Cmaj)の和音はⅠ-Ⅲ-Ⅴ、C-E-G。
メジャースケールの音階のタイプは、Ⅰ-Ⅱ-Ⅲ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵ-Ⅶ。
音の間隔は、Ⅰ(1音)Ⅱ(1音)Ⅲ(半音)Ⅳ(1音)Ⅴ(1音)Ⅵ(1音)Ⅶ(半音)となります。
ⅠをCに当てはめると、音階はC-D-E-F-G-A-Bとなります。
つまり、クラッシック的に言うとハ長調ですね。

C調の場合、ロックだとCメジャー・スケール(またはメジャー・ペンタトニック・スケール)、Cブルース・ペンタトニック・スケールだけでプレイ出来ます。
その内のCメジャー・スケール・・・と言う事ですね。

この辺ですでに、付いて行けない人多数でしょうね(苦笑)。

それが5小節目に、E♭が出て来ますが、スケールチェンジではありません。
スケールチェンジと言う解釈が成り立たないではありませんが、経過音として半音を使ったんだと思います。
先ほど、Cブルースペンタトニックスケールが使えると書きましたが、E♭は、Cブルースペンタトニックスケールの構成音です。
一瞬の響きは、Cブルースペンタトニックスケールっぽいですが、ここだけにしか出て来ていませんので、自分はただの経過音と判断します。

記憶に間違えなければ、バジー・フェイトンには、スケールチェンジする事があったはずです。



バジー・フェイトンのギター・プレイの傾向

ニール・ラーセンのハモンドの音がクール、そしてフレーズもクールなので、バジー・フェイトンのギターはホット、または扇情的と表現される事がありますが、果たしてそうでしょうか?
自分には、バジー・フェイトンのギター・ソロは、地味な職人技に思えます。

バジー・フェイトンと言うと、バッキング・ギター名人として知られています。
1970年代から1980年代にかけて、バッキング・ギター名人にレイ・パーカー・ジュニアがいました。
レイ・パーカー・ジュニアやナイル・ロジャース/ほどではないにしろ、様々なアルバムで、バッキング・ギターを弾き、当時白人ギタリストのカッティングでは有数との評価でした。

ギター・ソロでは休符や拍子の間や、フレーズを上手に使い、スリリングなギタープレイが多いように思います。
神様ジェフ・ベックも、スリリングなギタープレイが特徴ですので、違ったスリリングさを持つバジー・フェイトンのプレイが好きなのかも知れません。
バジー・フェイトンのスリリングなフレーズは、自分も多分に影響を受けています。

弦飛びフレーズの速弾き、その際にコードを意識した運指をする傾向があるように思います。
効果的な3連符や6連符の使用、歌い込まれた効果的チョーキング。

バッキング・ギター名人のせいか、ギター・ソロのリズム感が究極レベルです。
ロベン・フォードとは違い、タイミングを崩して弾いたりせず、フレーズが整っていて楽譜にしやすいです。

このあたりのフレーズ、プレイの安定感が、逆にギタープレイを地味に感じさせる一因のように思います。

バッキング・ギター、リードギター(ギター・ソロ)共に強い個性があり、一聴してバジー・フェイトンと分かります。
使う側も、バジー・フェイトンの個性が欲しくて、起用しているように思われ、個性が嫌われやすいスタジオ・ミュージシャンとしては、稀有の存在に思われます。

個性こそが、音楽をやる上で、かなり重要なポイントではないでしょうか?



「Further Notice」におけるギター・ソロ

ストラト系のギターを使う事が多い事もあり、サスティン(音の伸び)を活かしたフレーズはほぼ皆無で、休符を活かしたスリリングなフレーズです。
ストラト系はジョイント・ネック(ボディにネックをネジ止め)のため、サスティンが伸びないのです。
サスティン命のギタリストには、バジー・フェイトンはフレーズがあまりにアッサリしていて、ブチブチ音を切るので、拍子抜けするんだとか。

バジー・フェイトンも、本能のアドリブが素晴しいです。
同じ曲でも何の曲?・・・と言うくらい、全く異なるアドリブを弾きます。
このギター・ソロでも、フレーズは4小節とか8小節での解決を意識はしていますが、短かくてちょい足ししたり、小節をはみ出したりと、やんちゃをします(笑)。

このギター・ソロの場合、出だしから少しずつ16文音符を混ぜて、スリリングな感じを出しつつ、盛り上がる15小節目あたりから速弾きをして、最後から6小節目にはすぐに解決のフレーズに入ると言う、余裕の展開。
ここぞと言う時に決める、ピッキング・ハーモニックス(ピック弾きした後、ハーモニクスポイントにピックを持つ右手親指が触れる事で、ピック弾き音の後ハーモニクス音がする奏法)。
フレーズに全く、危なげありません。

この辺も、地味に感じさせるゆえんかも知れません。

メジャー・スケール一本でも、このスリリングさ、3連符や6連符、上手な休符の間、絶妙なリズム感、多少やんちゃなフレーズと相まって、ユニークな個性があり、フレーズに飽きが来ません。

以下、この曲のギター・ソロの譜面です。



1小節目-5小節目(1:28~1:37)

前の小節からギターソロがスタートする、弱起(小節の頭から始まらない)の展開。
音をゆったり伸ばすところと、メロディに16分音符を混ぜ、クールにフレーズ展開します。
5小節目、前のフレーズに付け足すように、フレーズを解決します。
恐らく、弾いてみたら1小節余ったんで付け足した・・・のではないかと、推察します(笑)。



6小節目-9小節目(1:38~1:44)

6小節目の1拍2音目の休符の後に、ディレイ音が来るのがお分かりでしょうか?
7小節目の頭抜きフレーズを経て、8小節目、9小節目の速いパッセージ。
拍の裏のタイミングで、次のフレーズに移るなど、何気ないですが非凡なセンスです。



10小節目-15小節目(1:45~1:55)

10小節目あたりから前もって、前半のギターソロの解決に向かいます。
11小節目、12小節目のフレーズを高い音に移し、盛り上げて行きます。
11小節目、12小節目と微妙に、フレーズを変えています。

13小節目は、ピッキング・ハーモニックス気味ですが、ピッキング・ハーモニックスを失敗したのでしょうか?

14小節のキメフレーズの後、15小節目から後半のソロに。
4小節パターンではありませんが、この2小節は、アレンジの都合で小節を増やしたのでしょう。

これに伴い、ドラムのアート・ロドリゲスのフィルインが、通常13小節目に入るところが、15小節目に入ってブレイクした後、フィルイン。
テーマのところにも出て来ますが、これドラマーとしては、意外なタイミングのフィルインです。
アルバム「Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten」の「The Visitor」と言う曲でも、この不思議なタイミングのフィルインが、随所に出て来ます。



16小節目-19小節目(1:56~2:02)

16小節目に全音符のチョーキング(弦を引っ張って音程を変化させる奏法)の後、17小節目、18小節目と弦飛びフレーズの速弾き。
このフレーズは、バジー・フェイトンの手クセが混じっています。
弦飛びフレーズは、あまりスピード感を感じないものです。

19小節目、フレーズを解決させたと思いきや、最後にちょい足ししています。



20小節目-23小節目(2:03~2:11)

20小節目の拍子の裏のタイミングのフレーズから、21小節目の速いパッセージ、22小節目、23小節目の機械のように正確なタイミングの3連符が、カッコ良いです。
プロでも、突然3連符を繰り出すと、クセが出るものですけどね。



24小節目-29小節目(2:33~2:40)

ここから余裕を持って、フレーズの解決に入ります。
想像ですが、大まかにはフレーズ展開を考えているように思います。
ちょい足しっぽいフレーズから、細部はアドリブなんでしょうけど。

最後に決めフレーズがあるので、前半の解決のフレーズあたりのポジショニングですね。
27小節目は、きれいにピッキング・ハーモニックスを決めます。
そしてキメフレーズで、ギター・ソロ終了。
さらにドラムのアート・ロドリゲスのフィルインが、不思議なタイミングで来ます。


この曲、有名ではないのですが、それでもYouTubeにカバーしている人がいるので、このギター・ソロが好きな人もいると言う事ですね。

かく言う自分も、バジー・フェイトンのギター・ソロは大好きですし、バッキング・ギター含め勉強にもなり、影響も受けました。



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2015年5月 7日 (木)

2015年 かしわ記念

5月5日、船橋競馬場で、公営競馬の古馬4歳以上のかしわ記念(船橋JpnⅠダート1600m)がありました。
中央競馬だと、安田記念でしょうか?

1-1 サンビスタ(牝6、岩田康誠、栗東・角居勝彦)
2-2 バトードール(牡8、今野忠成、船橋・川島正一)
3-3 ベストウォーリア(牡5、福永祐一、栗東・石坂正)
4-4 クロスオーバー(牝4、畑中信司、高知・別府真司)
5-5 クリソライト(牡5、武豊、栗東・音無秀孝)
6-6 ハッピースプリント(牡4、宮崎光行、大井・森下淳平)
7-7 ワンダーアキュート(牡9、和田竜二、栗東・佐藤正雄)
7-8 ユーセイクインサー(牝5、佐藤友則、笠松・笹野博司)
8-9 セイクリムズン(牡9、幸英明、栗東・服部利之)
8-10 セイントメモリー(牡8、本橋孝太、大井・月岡健二)

今年も10頭立てと言う、寂しい頭数。
半数は地方公営勢ですが、南関東の馬はたった3頭。

1番人気は昨年、南部杯(盛岡JpnⅠダート1600m)優勝のベストウォーリア。
2番人気は、昨年のJBCレディスクラシック(盛岡JpnⅠダート1800m)優勝、前走マリーンカップ(船橋JpnⅢダート1600m)優勝のサンビスタ。
3番人気は、一昨年のジャパンダートダービー(大井JpnⅠダート2000m)優勝、前走ダイオライト記念(船橋JpnⅡダート2400m)優勝のクリソライト。

逃げたのは、叩いて果敢にハナに立ったセイントメモリー。
2番手ベストウォーリア、3番手ハッピースプリント。
スタート3F(600m)が35.6とハイペース。
1000m通過が60.2と、ペースはあまり落ちません。

向こう正面で、ベストウォーリアがセイントメモリーを交して先頭。
外からハッピースプリントが競ります。
3-4コーナーで、ワンダーアキュートが仕掛け、3番手まで上がって来ました。

4コーナーで、ハッピースプリントが大きく斜行しましたが、外に馬はなく、大事には至りませんでした。
ワンダーアキュートが先団に迫り、残り200m過ぎでねじ伏せ先頭に立ちました。
そのまま1馬身突き放して優勝。
2着ベストウォーリア、3着ハッピースプリント。

9歳の古豪ワンダーアキュートは、メンバー手薄だったとは言え、2012年JBCクラシック(川崎JpnⅠダート2100m)、2014年帝王賞(大井JpnⅠダート2000m)に続き、統一GⅠ3勝目です。
地方勢の最先着が3着ハッピースプリント。
復調しつつあるかも知れません。

1着 ワンダーアキュート 1:37.4
2着 ベストウォーリア 1
3着 ハッピースプリント 1 1/2


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2015年 羽田盃

4月22日、大井競馬場で、南関東公営競馬の3歳の3冠レース第1弾、羽田盃(大井SⅠダート1800m)がありました。
羽田盃は、南関東公営限定のレースで、統一グレード競争ではありません。
中央競馬だと、皐月賞になります。

すいません、レポートするのを忘れてました。

1-1 ジャジャウマナラシ(牡3 田中学、小久保智)
1-2 コンドルダンス(牡3 本橋孝太、斉藤敏)
2-3 ドライヴシャフト(牡3 真島大輔、荒山勝徳)
2-4 クラバズーカー(牡3 森泰斗、田辺陽一)
3-5 ウインバローラス(牡3 岡部誠、河津裕昭)
3-6 レーザー(牡3 楢崎功祐、三坂盛雄)
4-7 ヴェスヴィオ(牡3 吉原寛人、鈴木啓之)
4-8 ルコンポゼ(牡3 赤岡修次、的場直之)
5-9 アヴァンシア(牡3 柏木健宏、佐野謙二)
5-10 アロマベール(牡3 矢野貴之、藤田輝信)
6-11 オウマタイム(牡3 左海誠二、林正人)
6-12 ラッキープリンス(牡3 今野忠成、小久保智)
7-13 ストゥディウム(牡3 石崎駿、矢野義幸)
7-14 イナズマアリオーン(牡3 増田充宏、加藤誠一)
8-15 パーティメーカー(牡3 的場文男、小久保智)
8-16 フラットライナーズ(牡3 繁田健一、林正人)

1番人気は、前走京浜盃(大井SⅡダート1700m)を8馬身差圧勝したオウマタイム。
2番人気は京浜盃は11着惨敗も、前々走ハイセイコー記念をオウマタイムを破って優勝したストゥディウム。
3番人気は、京浜盃3着のヴェスヴィオ。

逃げ争いをしますが、コーナーを利して逃げたのはドライヴシャフト。
2番手ヴェスヴィオ、3番手オウマタイム。
ストゥディウムは、中団後方。
1コーナー過ぎには、ヴェスヴィオを交してオウマタイムが上がりました。
スタートからの3F(600m)のタイム38.4と、ペースはやや遅目。

向こう正面では、オウマタイムが仕掛け、逃げているドライヴシャフトを交しにかかります。
ドライヴシャフトは鞭打って抵抗しますが、3コーナーには交されオウマタイムが先頭に上がりました。

3-4コーナーには、オウマタイムが後続を5馬身引き離します。
4コーナー回り、先行していたヴェスヴィオ、ラッキープリンスが追いかけますが、差が縮まりません。
中団からがストゥディウムが、凄い脚で突っ込んで来て、ヴェスヴィオ、ラッキープリンスを並ぶ間なく交し、その勢いのままオウマタイムを1/2馬身差交して優勝。

2着は良く粘ったオウマタイム、3着はラッキープリンス。

ストゥディウムは凄い脚で差し切ったものの、この強さが本物なのか?
6月3日の東京ダービーが楽しみです。

1着 ストゥディウム 1:54.6
2着 オウマタイム 1/2
3着 ラッキープリンス 3/4


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2015年5月 4日 (月)

2015年 天皇賞春

5月3日は、4歳上長距離GⅠレース、天皇賞春(京都芝3200m)が行われました。

1-1 ゴールドシップ(牡6、横山典弘・須貝尚介)
1-2 カレンミロティック(セ7、蛯名正義・平田修)
2-3 ネオブラックダイヤ(牡7、秋山真一郎・鹿戸雄一)
2-4 ラストインパクト(牡5、川田将雅・松田博資)
3-5 タマモベストプレイ(牡5、津村明秀・南井克巳)
3-6 ホッコーブレーヴ(牡7、幸英明・松永康利)
4-7 トーセンアルニカ(牝5、池添謙一・木村哲也)
4-8 スズカデヴィアス(牡4、藤岡佑介・橋田満)
5-9 クリールカイザー(牡6、田辺裕信・相沢郁)
5-10 ラブリーデイ(牡5、C.ルメール・池江泰寿)
6-11 フーラブライド(牝6、酒井学・木原一良)
6-12 デニムアンドルビー(牝5、浜中俊・角居勝彦)
7-13 キズナ(牡5、武豊・佐々木晶三)
7-14 フェイムゲーム(牡5、北村宏司・宗像義忠)
8-15 サウンズオブアース(牡4、内田博幸・藤岡健一)
8-16 ウインバリアシオン(牡7、福永祐一・松永昌博)
8-17 アドマイヤデウス(牡4、岩田康誠・橋田満)

単勝人気は、以下の通りです。

①キズナ 3.3
②ゴールドシップ 4.6
③アドマイヤデウス 5.4
④サウンズオブアース 6.2
⑤ラストインパクト 12.5

父サンデーサイレンス系は、何と12頭!?
母父サンデーサイレンス系は3頭で、出走馬18頭中、15頭にサンデーサイレンスの血統が入っています。

枠入りで、ゴールドシップが気の悪さを出し、枠に入るのを拒否して時間がかかり、発走時間が遅れるアクシデントがありました。
スタート前から、嫌な予感。
目隠しして何とか枠入り。
それでもだめなら、外枠発走になってしまうところでした。

ゲートが開き、スタートが良かったクリールカイザーが前に出、逃げます。
2番手スズカデヴィアス、3番手カレンミロティック。
キズナはいつも通り、遅れて出て最後方・・・と思いきや、スタート良かったゴールドシップが反抗して、結局最後方に付けました。

スタートから3F(600m)が36.1秒ですから、2マイル(3200m)ならハイペース。
馬場が良く、前残りが多かった京都競馬でしたが、果たしてこんなペースで残れるのか・・・と。
1000m通過が1分1秒4、1600m通過が1分38秒5と、平均ペースくらいにしかペースは落ちません。

ビックリは向こう正面の坂下から、ゴールドシップ鞍上の横山騎手が仕掛け、ゴールドシップが上がって行きました。
ゴールドシップは、切れる脚はありませんから、前に付けたいのは分かりますが、常識的には仕掛けが早いのにも程があり、横山騎手気が違ったか?・・・と言う仕掛けです。
勢い良く進出したので、このまま先頭に立つんじゃないかと思いましたが、さすがに先団のすぐ後ろに付けました。

3コーナーから内を通って、カレンミロティックが進出します。
クリールカイザーは、この辺で手応え一杯になり脱落。
カレンミロティックがスズカデヴィアスと競りながら、4コーナーには内枠を利して先頭に立ちました。
スズカデヴィアスも、ここで手応え一杯になり脱落。
カレンミロティックは、後続を離して先頭。

馬場が良いので、前が止まらない京都競馬場の馬場で、直線でスパートしてカレンミロティックが3-4馬身離します。
ゴールドシップとラストインパクトが1完歩ずつカレンミロティックにせまりますが、地力で勝るゴールドシップの脚色が良いです。
後方から凄い脚で飛んで来たのは、フェイムゲーム。
脚色断然でしたが時遅し。

カレンミロティックをねじ伏せ、追い込んで来たフェイムゲームをクビ差抑えて、3度目の挑戦にしてゴールドシップが優勝。
ペースが速かったのも、スタミナ豊富なこの馬に味方しました。
鞍上の横山騎手は、普通なら最低のGⅠ騎乗でしたが、気の悪いゴールドシップが、この騎乗以外で勝てたかどうか。

自分は以前からゴールドシップを買っています。
切れる脚はないですが、長く脚が使えるのは、何物にも代えがたい魅力です。
レースがハイペースになり、まともに走れば、もしかしたらオルフェーブルにも勝てたのでは?・・・とも思っています。
破天荒なレース展開でしたが、こんなレースができるのはゴールドシップならではと思います。
次走は、得意の宝塚記念(阪神GⅠ芝2200m)に出て来ると思いますが、従来の走る気を出せば、有望ではないかと思います。

1頭だけ次元の違う脚を使ったフェイムゲームですが、もっと前に付けたら差し切れたのか、神のみぞ知るです。
3着は良く粘ったカレンミロティック。

1着 ゴールドシップ 3:14.7
2着 フェイムゲーム クビ
3着 カレンミロティック 3/4


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2015年5月 3日 (日)

2015年 ケンタッキーダービー

5月2日、アメリカのケンタッキー州ルイビルの、チャーチルダウンズ競馬場で、ケンタッキーダービー(GⅠダ10F約2012m)が行われました。

内からドルトムント、外からフィリングラインが行きますが、逃げたのはコーナーを利してドルトムント。
2番手はフィリングライン、3番手はカープディエム。
1番人気でスタートが良かったアメリカンファラオ4番手。
自分には、それほど速いペースには見えません。

3コーナーにはアメリカンファラオが、徐々に上がって行きます。
4コーナー手前ではドルトムント、フィリングライン、アメリカンファラオが連なり直線に向きました。

直線半ばまで、ドルトムント、フィリングライン、アメリカンファラオの3頭の争いになりますが、そこでドルトムントは脱落。
フィリングラインががんばりますが、ほどなくアメリカンファラオが競り潰し、1馬身差をつけて優勝。
2着はフィリングライン、3着も良く粘ったドルトムント。

1着 アメリカンファラオ 2:03.02
2着 フィリングライン 1
3着 ドルトムント 2

1番人気のアメリカンファラオは、初戦こそ5着に敗れましたが、その後はぶっちぎり圧勝の4連勝でケンタッキーダービーに駒を進め、5連勝目を飾りました。
強い勝ち方でしたが、果たして今年、3冠馬となれるでしょうか?
次走2冠目のプリークネスSは、5月16日となります。

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2015年5月 1日 (金)

食材と調理法 第九回 山東菜(さんとうさい)

 食べ歩きの企画を止めたので、代わりに食材と調理法について、思うところを書いて行きたいと思います。
 不定期更新ですが、最低1ヵ月1回くらいは、更新したいですね。
 これまでとは、読者層が異なり、クックパッドに投稿している人なんかが嬉しいでしょうか?

 しかし実はこのような考えも、食べ歩きする人にも持ってもらいたいものです。
 料理や食材の事を知らずして、美味い不味いの判断は、本来出来ないはずです。


目的

 ・食材について知る
 ・食材の特徴について知る
 ・食材への調理法の考察
 ・食材の定番料理の紹介
 ・食材の栄養の考察

 さらに以下の事柄についても、記載したいと思います。

 ・調理法や料理の紹介
 ・伝統的料理の紹介
 ・ソースや調味料の紹介
 ・調理器具の紹介

 ぶっちゃけ、料理に関する全ての事柄ですね。

 今回は料理についての珍しさを、以下のマークで記します。
 まあ、いつも通りの使い回し(苦笑)。

 ・・・ほとんど幻
 ・・・特注、または産地に行けばあるいは
 ・・・専門店でもめったにない
 ・・・専門店にならある
 ・・・季節食材
 ・・・ポピュラー


 ちなみに、かのサイトの記事をそのままコピペしますので、文体はですます調ではなく、体言止めで書きます。



山東菜(さんとうさい)

 ・・・ポピュラー

 ※スーパーによっては扱っていない店もあると思いますが、気の利いた八百屋なら扱っているので、ポピュラーと分類しました


概要



 アブラナ科アブラナ属の一年草。さんとうさいともさんとうなとも読む。
 結球しない白菜の仲間で、寒さにも暑さにも強いため、日本全国で栽培され、ほぼ通年入手可能。

 明治8年(1875年)に、明治政府が現在の中国山東省から輸入した野菜。
 一説によると、体菜(たいさい)の仲間と言うのもあるが、これについては後述。

 以前より、生産量は落ちているそうだが、Web情報にあるような幻の野菜と言うほどではない。
 ウィキペディアに、東京では年末の10日間しか流通しないと書かれているが、流通ルートとは不明ながら都内の八百屋、スーパーで通年たまに見かける。

 タイ料理について調べていた時、野菜のパク・グアン・トン(直訳すると広東の青菜)の写真に、山東菜のような野菜を発見して、自分は最近まで山東菜≒パク・グアン・トンと思い込んでいた。
 一般に、パク・グアン・トンは体菜体菜の近縁種の事でもあるが、その他ベニナバナもパク・グアン・トンと呼ぶ。
 タイ王国のパク・グアン・トンは、中国からタイ王国に入って来た野菜の事で、体菜とベニナバナは異なる野菜なので、いっしょくたに同じ名前で呼ぶのは不思議な事だ。
 もしかすると、タイ王国内で見かけない中国野菜を片っ端からパク・グアン・トンと呼んだ可能性があるように思う。
 山東菜体菜が近縁種との情報もあり、そうなるとパク・グアン・トンの一部と言うのは考えられる。

 体菜は、同じく明治初期に中国から輸入された野菜で、茎が白いのをパクチョイ、茎が緑のをチンゲン菜と呼ぶが、これらは同じ種と考えて差し支えない。
 パクチョイチンゲン菜とは異なり、体菜は雪白体菜(せっぱくたいさい)だと言う説もある。
 おそらく、植物学としてちゃんと研究されていない種なのだろうと思われる。
 味や料理に使った際の特徴は、山東菜体菜は似ているので、近縁種だとしても驚かない。

 体菜の仲間や山東菜が、他のアブラナ科の野菜と交雑して、地域野菜となっている例もある。
 そのため、インターネットでは、記述に混乱が見られる。

 体菜については、こちらを見て頂こう。



特徴

 関東近郊では、漬物にして食べる。
 また中国野菜だけに、炒めるのにも適しているし、茹でてお浸しにも良い。
 青菜にありがちな苦味はほとんどなく、火を通すと甘味が増す。
 水気が多いので、料理によって水っぽくならないよう注意する。

 火の通りは早く、湯がくとあっという間に火が通る。
 水っぽさにさえ注意すれば、他の食材と無難に相性が良い。
 魚介類、肉やベーコン、ハム、豆腐、厚揚げ、油揚げとも良く合う。
 青菜類と異なり、イモ類との相性は並み。
 ただし、サーグとして調理するのはあり。

 足の速い(つまり傷みやすい)野菜で、2-3日ですぐに葉が黄色く変色する。
 傷むと、風味が悪くなるので注意。



料理の位置づけ



 ■主食材 

 ■副食材 



調理法

 ■生食 
 生食可能も、向いているとは言い難い
 ■焼く 
 副食材としてグラチネキッシュに入れるのはアリ。
 ■炒める 
 ■煮る(茹でる) 
 下ごしらえとしての茹で、スープや鍋物、煮込み料理に入れても合う。
 クリーム煮込みは、この食材としてはベストな調理法。
 ■揚げる ×
 揚げる調理法は向かない。
 ■蒸す 
 茹でるのと同じ意味合いで、蒸すと言うのもアリ。
 ■和える 
 下茹で、蒸したのを調味料と合わせて食べるのには向く。
 ■漬ける 
 下茹で、蒸したのをお浸しにするのには向く。
 漬物にも向く。
 ■鍋物 ◎
 クセがないので、鍋物にも向く。
 ■その他 ×
 水っぽく、味わいに存在感もない事から、ムースピュレジュレには向かない。
 クリーム煮込み以外の洋食の利用は、ちょっと難しいように思う。



代表的料理

 ・山東菜のクリーム煮

 ・山東菜清炒(チン・チャオ)

 ・山東菜腐乳炒め

 ・山東菜のお浸し

 ・山東菜とベーコンの炒め



栄養

 白菜以上に栄養があり、βカロチンを多く含み、髪、目、粘膜や皮膚、喉や肺など呼吸器系統を健康にする。
 葉酸も多く、胎児の成長に良い。
 その他、ビタミンC、カルシウムも豊富。

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