2014年 安田記念
6月9日は、3歳以上のマイルGⅠレース、安田記念(東京芝1600m)が行われました。
ちなみに、日本の競馬ではメートル法で表記して、レースを実施していますが、競馬発祥の地、イギリスではヤード法で表記しています。
1マイルは、8ハロンで、1ハロンは220ヤード。メートル法で表記すると、1ハロン201.168mとなり、正確な1マイルは1,609.344mとなります。
ですので厳密には、1600mでは、1マイルに少し足りません。
1-1 サンライズメジャー(牡6、池添謙一・浜田多実雄)
1-2 ダノンシャーク(牡7、岩田康誠・大久保龍志)
2-3 ダイワマッジョーレ(牡6、M.デムーロ・矢作芳人)
2-4 メイショウマンボ(牝5、武幸四郎・飯田祐史)
3-5 ミッキーアイル(牡4、浜中俊・音無秀孝)
3-6 モーリス(牡4、川田将雅・堀宣行)
4-7 サクラゴスペル(牡7、横山典弘・尾関知人)
4-8 レッドアリオン(牡5、川須栄彦・橋口弘次郎)
5-9 リアルインパクト(牡7、内田博幸・堀宣行)
5-10 フィエロ(牡6、戸崎圭太・藤原英昭)
6-11 ブレイズアトレイル(牡6、C.ルメール・藤岡健一)
6-12 クラレント(牡6、田辺裕信・橋口弘次郎)
7-13 ヴァンセンヌ(牡6、福永祐一・松永幹夫)
7-14 サトノギャラント(牡6、柴山雄一・藤沢和雄)
8-15 ケイアイエレガント(牝6、吉田豊・尾形充弘)
8-16 カレンブラックヒル(牡6、武豊・平田修)
8-17 エキストラエンド(牡6、蛯名正義・角居勝彦)
単勝人気は、以下の通りでした。
①モーリス 3.7
②フィエロ 4.3
③ヴァンセンヌ 6.6
④ミッキーアイル 8.1
⑤ダノンシャーク 8.2
前走ダービー卿チャレンジ・トロフィーを、豪脚で圧勝したモーリスが1番人気。
モーリスは、気性に難があり、スタートが良くないとの事で、単賞が4倍弱、5番人気まで単賞10倍以下ですから、皆混戦だと思っていたと言う事ですね。
ゲートが開いて、ダイワマッジョーレ、サトノギャラントが出遅れ、サクラゴスペルはダッシュが付きません。
スタートの良かったミッキーアイルが逃げるかと思いきや、押してリアルインパクトが先頭に立ちました。
2番手は外から上って行ったケイアイエレガント、3番手レッドアリオン。
1番人気モーリスは、先団外に付けました。
スタートからの3F(600m)が34.3ですから、平均ペースのやや遅目。
中段のメイショウマンボが、立ち上がるような素振りを見せました。
人気のモーリスは徐々に上り、3コーナーでは3番手に付けました。
1000m通過が57.3と中だるみせず、澱みない流れ。
逃げたリアルインパクトにとって、終始ケイアイエレガントが外から絡む、嫌な展開。
4コーナー回り、ケイアイエレガントがリアルインパクトを交わしにかかると、リアルインパクトは脚色一杯。
先頭に立ったケイアイエレガントに、すぐ後ろのモーリスが仕掛けます。
自分は、この仕掛けは早いと思いました。
先週の、ドゥラメンテじゃないんだから。
最初、あっさり後方を突き放すのかと思いきや、中段からクラレントと、ヴァンセンヌが凄い足で突っ込んで来ました。
ヴァンセンヌの脚色良く、モーリス鞍上の川田騎手が懸命に追い、クビ差押さえてゴール。
モーリスがGⅠ初挑戦で、戴冠しました。
勝ったから良いようなものの、ゴール300m手前での追い出しは、早いと思いますね。
300m早い脚を使えるのは、超一流馬だけです。
最後の1F(200m)は、12.2と馬がバテています。
もう少しタメてから追い出した方が、安心して見ていられたと思います。
まだ成長途上との事なので、秋にさらに飛躍する事を願います。
2着ヴァンセンヌはクビ差まで迫れましたが、脚色とゴールまでの距離を考えると、事実上差すのは難しかったですね。
1着 モーリス 1:32.0
2着 ヴァンセンヌ クビ
3着 クラレント 1 1/4
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