H5015.2015年 海外競馬

2016年1月 3日 (日)

2015年 ブリーダーズカップ

2015年10月30日から10月31日、アメリカ競馬の祭典、第31回ブリーダーズカップが、キーンランド競馬場でありました。
ブリーダーズカップは、様々な競馬場が持ち回りで開催しますが、今年はケンタッキー州レキシントンにあるキーンランド競馬場です。

もっと早く記事にしたかったのですが、すいません多忙につき、時間がありませんでした。



ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル・ターフ(キーンランドGⅠ芝8F=約1609m)

3歳以上牡馬の芝馬チャンピオン決定戦で、日本ではアメリカと芝とダートが逆転していますので、全日本2歳優駿(JpnⅠ川崎ダート1600m)と言うところでしょうか?

逃げたマンハッタンダンを、直線でバーチウッドが交して先頭に。
エアフォースが外から並び、バーチウッドとのマッチレースとなります。
そのさらに外から、ヒットイッツアボムが突っ込んで、ゴール前でまとめて交しました。
2着はバーチウッドに競り勝ったエアフォース。

1着 ヒットイッツアボム 1:38.86
2着 エアフォース クビ
3着 バーチウッド クビ



ブリーダーズカップ・ダート・マイル(キーンランドGⅠダート8F=約1609m)

日本で言うと、安田記念(東京GⅠ芝1600m)です。

逃げたブラッデストアに、道中ミスターズィー、リーが絡んでハイペースに。
にも関わらず、3コーナーあたりから後続が追走して詰まって来ます。
4コーナー回る頃には、リーが先頭に立ちます。
後続を引き離しにかかるリーを、先団型リアムズマップが接近して残り約300mで交し、そのまま2馬身1/2差でレコードで優勝。
2着はリー。

キーンランドは、ダートも芝も時計が出ませんので、この勝ちタイムは破格ですね。

1着 リアムズマップ 1:34.54
2着 リー 2 1/2
3着 レッドヴァイン 3 1/4



ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル・フィリーズ・ターフ(キーンランドGⅠ芝8F=約1609m)

3歳以上牝馬の芝馬チャンピオン決定戦で、日本ではアメリカと芝とダートが逆転していますので、大井競馬場の東京2歳優駿牝馬(大井SIダート1600m)と言うところでしょうか?

逃げたルビーノーションを終止マークして進んだキャッチアグリンプスが、4コーナー回って直線で先頭に立ち、後ろから迫ったアリススプリングスに3/4差つけて優勝。

1着 キャッチアグリンプス 1:39.08
2着 アリススプリングス 3/4
3着 ネモラリア アタマ



ブリーダーズカップ・ディスタフ(キーンランドGⅠダート9F=約1810m)

10月30日のメインレースです。
3歳以上牝馬のチャンピオン決定戦で、日本で言うと、エリザベス女王杯(京都GⅠ芝2200m)です。
2012年まで、ブリーダーズカップ・レディース・クラッシックと言うレース名でした。
2007年まで、ブリーダーズカップ・ディスタフと呼ばれていて、元の名前に戻しました。

逃げるマイスイートアデクションに、後続馬群が追走して終止団子状態に。
3-4コーナーで2番手のヤヒルワが被せ、逃げるマイスイートアデクションを潰しにかかります。
4コーナーで、後続も進出し、直線では横一線になります。
外からストップチャージングマリアが力強く抜け、外からステラウインドが迫りますが、クビ差抑えて優勝。
ストップチャージングマリアは、今季初GⅠ制覇で、通算GⅠ3勝目。

1着 ストップチャージングマリア 1:48.98
2着 ステラウインド クビ
3着 キュラリナ 3 1/2



ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル・フィリーズ(キーンランドGⅠダート8.5F=約1709m)

2歳牝馬のチャンピオン決定戦で、日本で言うと、阪神JF(阪神GⅠ芝1600m)です。

逃げた1番人気のソングバードが、直線向いても影も踏まさず、後続を離す一方。
2着も先行抜け出しのイチェルズバレンティナ。
勝ったソングバードは、これで4戦4勝。

1着 ソングバード 1:42.73
2着 レイチェルズバレンティナ 5 3/4
3着 ダスラキクイーン 5 1/4



ブリーダーズカップ・ターフ・スプリント(キーンランドGⅠ芝5.5F=約1106m)

日本で言ったら、JBCスプリント(GⅠダート1200m)でしょうか?
※実施競馬場によって距離変更あり

逃げたレディフォーライを終止2番手で追走したモンゴリアンサタデーが、直線抜け出し先頭に立ちます。
3番手から、2番人気のレディシップマンが、1完歩ずつ伸びて迫りましたが、クビ差及ばず。

1着 モンゴリアンサタデー 1:12.73
2着 レディシップマン クビ
3着 グリーンマスク 1/2



ブリーダーズカップ・フィリー&メア・スプリント(キーンランドGⅠダート7F=約1408m)

3歳以上牝馬の短距離チャンピオン決定戦です。

終始先行逃げたラヴェルダが、直線で先頭に立ちましたが、中団からワベルアヴェニューが凄い足で突っ込んで来て、1馬身3/4突きぬけて優勝。
逃げたラヴェルダが粘り2着。

1着 ワベルアヴェニュー 1:22.39
2着 ラヴェルダ 1 3/4
3着 タリス クビ



ブリーダーズカップ・フィリー&メア・ターフ(キーンランドGⅠ芝9.5F=約1911m)

3歳以上牝馬の芝決定戦です。
日本で言ったら、JBCレディス・クラッシック(GⅠダート1800m)と言うところでしょうか?
※実施競馬場によって距離変更あり

中団に付けたステファンズキトゥンが、直線向いて馬群を通って先頭に立ち、1馬身1/4差で優勝。
ステファンズキトゥンは、通産GⅠ5勝目。
そして、昨年の雪辱を晴らしました。

1着 ステファンズキトゥン 1:56.22
2着 レガティッシモ 1 1/4
3着 クイーンズジュエル 2 1/4



ブリーダーズカップ・スプリント(キーンランドGⅠダート6F=約1207m)

日本で言うと、スプリンターズS(中山GⅠ芝1200m)です。

逃げたホーリーボスの外から、3番手を進んだ1番人気ランハッピーが、直線で2番手を抜け出したプライヴェートゾーンを外から3/4馬身交して優勝。
2着プライヴェートゾーンは、昨年より1つ順位を上げました。

1着 ランハッピー 1:08.58
2着 プライヴェートゾーン 3/4
3着 フェーバリットテイル 1



ブリーダーズカップ・マイル(キーンランドGⅠ芝8F=約1609m)

3歳以上の芝マイル・チャンピオン決定戦です。
日本ではアメリカと芝とダートが逆転していますので、日本で言うとマイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡GⅠダート1600m)でしょうか?

直線向いて、逃げたオビアスリィを終止外から被せていたテピンが捕え、抜け出します。
中段からモンディラストが飛んで来ますが、全く届かず2馬身/4差でテピンが優勝。

1着 テピン 1:36.69
2着 モンディラスト 2 1/4
3着 グランドアーチ 1 1/2



ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル(キーンランドGⅠダート8.5F=約1710m)

2歳牡馬のチャンピオン決定戦で、日本で言うと、朝日FS(中山GⅠ芝1600m)です。

中団を進んだ2番人気ナイクイストが、3-4コーナで進出し、4コーナー手前で3番手に付けると、逃げたライカーをアッサリ交し先頭に。
後ろからスワイプが凄い脚で突っ込んで来ましたが、1/2馬身おさえてナイクイストが優勝。

1着 ナイクイスト 1:43.79
2着 スワイプ 1/2
3着 ブロディズカーズ 2 1/2



ブリーダーズカップ・ターフ(キーンランドGⅠ芝12F=約2414m)。

アメリカは、ダート競馬中心ですが、芝12Fクラッシックディスタンスの最強決定戦です。
日本で言ったら、東京大賞典(大井GⅠダート2000m)でしょうか。

このレースには、今年の凱旋門賞(ロンシャンGⅠ芝2400m)馬、ゴールデンホーンが出走して来ました。
これまで、凱旋門賞馬がブリーダーズカップを制した事はなく、近年挑戦すらされませんでしたので、ゴールデンホーンの勇気には称賛ですね。
そしてこのレースが、ゴールデンホーンの引退レース。

シャイニングコッパーが、後続を引き離して大逃げ。
2番手ケージファイター、3番手にゴールデンホーン。

1周目から1コーナー、2コーナーと、シャイニングコッパーが15馬身以上後続を引き離します。
向こう正面中間から、シャイニングコッパーの脚色が鈍り、馬群との間がたちまち縮まります。

3コーナーではゴールデンホーンが2番手に上がり、シャイニングコッパーとの間は5馬身くらい。
3-4コーナーでシャイニングコッパーに並びかけ、ファウンドが前に進出し、4コーナー回ってゴールデンホーンが先頭に立ちました。

直線、外からファウンドがゴールデンホーンに並びかけ、マッチレースとなります。
残り1F(約201m)にファウンドがゴールデンホーンを交すと、1/2馬身差を付けて優勝。
2着は惜しくもゴールデンホーン。
残念ながら、引退の花道を飾れませんでした。

1着 ファウンド 2:32.06
2着 ゴールデンホーン 1/2
3着 ビックブルーキトゥン 3/4



ブリーダーズカップ・クラッシック(キーンランドGⅠダート10F=約2012m)。

10月31日のメインレース。
日本で言うと、有馬記念(中山GⅠ芝2500m)です。

今期37年振りの3冠馬となった、アメリカンファラオが出走して来ました。
そしてこのレースが、アメリカンファラオの引退レース。

有力候補であった、女傑ビホルダーは肺出血のため出走せず。

他にはメトロポリタンハンデ(ベルモントパークGⅠダート8F=約1609m)、ホイットニーステークス(サラトガGⅠダート9F=約1810m)優勝のオナーコード2番人気。
前走、ジョッキークラブゴールドカップ(ベルモントパークGⅠダート10F=約2012m)2連覇のトゥーナリスト3番人気。

今年は、アメリカンファラオがどんな勝ち方をするかが、興味の的でした。

ゲートが開いて、ゆっくりアメリカンファラオが逃げます。
2番手フィネックス、3番手トゥーナリスト。

1-2コーナーで、逃げたアメリカンファラオが、少しずつ後続を離します。
エフィネックスは、離されまいと追走。
3番手以下は、離されて行きます。

向こう正面で勝負どころと見たか、トゥーナリストとフロステッドが並んで、エフィネックスの後ろまで上がって来ました。
3コーナーではアメリカンファラオを潰そうと、エフィネックスが上がり、外から被せます。
トゥーナリストとフロステッドは、そのすぐ後ろに付けました。

3コーナーからアメリカンファラオが追うと、接近したエフィネックス、トゥーナリスト、フロステッドを置き去りにします。
そのまま4コーナー回って直線は、アメリカンファラオが後続を突き放します。
追走するエフィネックスも良く伸びて、3番手以下を突き放しますが、アメリカンファラオの脚はそれ以上。
アメリカンファラオが、6馬身1/2の圧勝。

2着にエフィネックス。
3着にオナーコードが上がりましたが、その11馬身後方。

1着 アメリカンファラオ 2:00.07
2着 エフィネックス 6 1/2
3着 オナーコード 11

レコードタイムのおまけつきで、アメリカンファラオは、引退の花道を飾りました。
とは言え、このメンバーでは勝って当然でしょうけど。
ゴールデンホーンとの明暗を分けました。

優駿たちの蹄跡から情報を引用

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2015年10月 5日 (月)

2015年 凱旋門賞(レース結果)

自分は、同日のオペラ賞(ロンシャンGⅠ芝2000m)のタイムが遅かったので、この日のロンシャン競馬場が時計のかかる馬場と推測していましたが、どうやら違うようです。
と言うのも、同日のフォレ賞(ロンシャンGⅠ芝1400m)のタイムは1:17.05。
と言う事は、パンパンの良馬場で高速馬場と言う事になります。

しかし凱旋門賞の勝ちタイムは、2.27.23とトレヴが勝った昨年より1秒半近く遅く、超スローペースだったと思われます。
トレヴのペースメーカー、シャアが超スローで逃げ、4コーナー手前から各馬スパートして、前が止まらない展開になったと考えられます。

いずれ、 ゴールデンホーンを持たせたフランキーの腕は言うまでもありません。
しかしシャアは本来、速いペースで飛ばして先行勢を潰す役割だったはずが、全く異なる先行有利な乗り方をして、トレブが後ろから差せなかったものと思われます。

ちなみに、オペラ賞のペースも超スローだったそうです。

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2015年10月04日、ヨーロッパの平地最高峰レース、凱旋門賞(ロンシャンGⅠ芝2400m)がありました。
日本で言うと、有馬記念です。

枠順は、以下の通りです。

1枠 3番 マナティー(英) 牡4 59.5 M.バルザローナ A.ファーブル
2枠 17番 シャア(英) 牝3 54.5 G.ブノワ C.ヘッドマーレック
3枠 2番 イーグルトップ(英) 牡4 59.5 W.ビュイック J.ゴスデン(英)
4枠 15番 イラプト(IRE) 牡3 56 S.パスキエ F.グラファール
5枠 13番 ニューベイ(英) 牡3 56 V.シュミノー A.ファーブル
6枠 10番 フリン(IRE)牝5 58 O.ペリエ C.ラフォンパリアス
7枠 11番 シルジャンズサガ(仏) 牝5 58 P.ブドー J.ゴーヴァン
8枠 9番 トレヴ(仏) 牝5 58 T.ジャルネ C.ヘッドマーレック
9枠 12番 タペストリー(IRE) 牝4 58 J.オブライエン A.オブライエン(愛)
10枠 5番 プランスジブラルタル(仏) 牡4 59.5 F.ヴェロン JC.ルジェ
11枠 1番 フリントシャー(英) 牡5 59.5 M.ギュイヨン A.ファーブル
12枠 7番 フリーイーグル(IRE) 牡4 59.5 P.スマレン D.ウェルド(愛)
13枠 8番 ドルニヤ(仏) 牝4 58 C.スミヨン A.ドゥロワイエデュプレ
14枠 16番 ゴールデンホーン(英) 牡3 56 L.デットーリ J.ゴスデン(英)
15枠 18番 ファウンド(IRE) 牝3 54.5 R.ムーア A.オブライエン(愛)
16枠 4番 メレアグロス(IRE) 牡6 59.5 A.フアシエ A.クエティル
17枠 14番 シルバーウェーヴ(仏) 牡3 56 J.ドイル A.クエティル
18枠 6番 スピリットジム(仏) 牡5 59.5 A.アッゼニ A.クエティル

海外競馬ファンなら、トレヴが史上初の凱旋門賞3連覇を期待している事でしょう。
自分もそうです。

昨年のトレヴは、惨敗続きで鞍上、L.デットーリ(以後フランキー)が降ろされ、元々の騎手、T.ジャルネに戻される事態でした。
凱旋門賞後、引退が発表されていましたので、ロンシャン競馬場をキャンターで流すだけかに思われました。
ところが走ってビックリ、ペースもトレヴ向きでしたし、各馬ノーマークだったでしょうが、ジャルネが追うと後ろを突き放す楽勝でした。

今年は3戦3勝で、内容も完璧、圧倒的1番人気で他馬からマークされる立場でした。

日本のGⅠレースとは異なり、このレースで勝てないと思ったら、英チャンピオンS(アスコットGⅠ芝10F=約2012m)とか、このレースの前に走りますが独エウロパ賞(ケルンGⅠ芝2400m)等、他にもGⅠレースはあります。
にも関わらず、英ダービー馬、ゴールデンホーン、ジョッケクルブ賞(仏ダービー)馬ニューベイがペースメーカー(レースを有利に運ばせるための逃げ馬)を引き連れ挑戦して来ました。
これは勝負になると考えていると言う事です。

今週は雨が降り、パンパンの良馬場ではなかった・・・時計のかかる馬場だったようです。
どうやらパンパンの良馬場で、高速馬場だったようです。

逃げたのは、トレヴのペースメーカー、シャア。
最初2番手はフリントシャーでしたが、ニューベイが交して上がりました。
しかし後方からとんでもない外を回って、ゴールデンホーンが2番手に付けました。
ゴールデンホーンって、気が悪いんですかね?
3番手はニューベイ。
トレヴは中団に付けています。

日本の競馬の尺度から考えると、ペースは速く見えませんが、馬場が時計がかかることを考えると、速かったんじゃないでしょうか?
だとすると、トレヴのペースメーカー、シャアが逃げたとは言え、すぐ後ろのゴールデンホーンの蹄の音が聞こえていたはずです。
ずっとペースが緩んだようには見えませんでした。
むしろ、フォルスストレート中間から、ペースが上がったようにも見えました。

直線向いてゴールデンホーンが追うと、シャアは抵抗する余力がない。
ニューベイが懸命に追いますが、差は縮まりません。
すぐ後ろからフリントシャーが脚を伸ばし、ニューベイを差しますが、ゴールデンホーンとの差は縮まらず。
トレヴも懸命に追いますが、ニューベイに並ぶのが精一杯。

1着 ゴールデンホーン 2.27.23
2着 フリントシャー 2
3着 ニューベイ クビ

ゴールデンホーンは、直線先頭に立ち、後ろを離す横綱相撲の優勝。
昨年、トレヴを降ろされた、鞍上フランキーも、留飲を下げた事でしょう。

インターナショナルステークスに負けた事で、並みのGⅠかと思っていましたが、トレヴ、ジョッケクルブ賞(仏ダービー)馬ニューベイを負かしたのですから、大したものです。
前走のアイリッシュチャンピオンステークスもヨレて、みっともないレースに見えましたが、ある人の分析によると、途中からペースが上がり、タフなレースになったんだそうです。
ゴールデンホーンは残念ながら、このレースで引退し、種牡馬入りが決まっています。

トレヴの凱旋門賞3連覇の夢は、潰えました。
時計のかかる馬場だったようですし、タフなレースになり、トレヴに向かなかったんじゃないでしょうか?
それでも、3連覇を狙う勇気には、拍手を送りたいと思います。
トレヴもこれで引退し、繁殖となります。

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2015年10月 3日 (土)

2015年 凱旋門賞(枠順発表)

2015年10月04日、ヨーロッパの平地最高峰レース、凱旋門賞(芝2400m)があります。
日本で言うと、有馬記念です。

枠順は、以下の通りです。

1枠 3番 マナティー(英) 牡4 59.5 M.バルザローナ A.ファーブル
2枠 17番 シャア(英) 牝3 54.5 G.ブノワ C.ヘッドマーレック
3枠 2番 イーグルトップ(英) 牡4 59.5 W.ビュイック J.ゴスデン(英)
4枠 15番 イラプト(IRE) 牡3 56 S.パスキエ F.グラファール
5枠 13番 ニューベイ(英) 牡3 56 V.シュミノー A.ファーブル
6枠 10番 フリン(IRE)牝5 58 O.ペリエ C.ラフォンパリアス
7枠 11番 シルジャンズサガ(仏) 牝5 58 P.ブドー J.ゴーヴァン
8枠 9番 トレヴ(仏) 牝5 58 T.ジャルネ C.ヘッドマーレック
9枠 12番 タペストリー(IRE) 牝4 58 J.オブライエン A.オブライエン(愛)
10枠 5番 プランスジブラルタル(仏) 牡4 59.5 F.ヴェロン JC.ルジェ
11枠 1番 フリントシャー(英) 牡5 59.5 M.ギュイヨン A.ファーブル
12枠 7番 フリーイーグル(IRE) 牡4 59.5 P.スマレン D.ウェルド(愛)
13枠 8番 ドルニヤ(仏) 牝4 58 C.スミヨン A.ドゥロワイエデュプレ
14枠 16番 ゴールデンホーン(英) 牡3 56 L.デットーリ J.ゴスデン(英)
15枠 18番 ファウンド(IRE) 牝3 54.5 R.ムーア A.オブライエン(愛)
16枠 4番 メレアグロス(IRE) 牡6 59.5 A.フアシエ A.クエティル
17枠 14番 シルバーウェーヴ(仏) 牡3 56 J.ドイル A.クエティル
18枠 6番 スピリットジム(仏) 牡5 59.5 A.アッゼニ A.クエティル

英ブックメーカー大手、ウイリアムヒル社オッズと主な勝ち鞍(GⅠ)
2.0 トレヴ 13 14 凱旋門賞
5.0 ゴールデンホーン 15 英ダービー
5.0 ニューベイ 15 仏ダービー
17.0 ファウンド 14 マルセルブサック賞
17.0 フリーイーグル 15 プリンスオブウェールズS
21.0 フリントシャー 15 ソードダンサーS
34.0 タペストリー 14 ヨークシャーオークス
34.0 イラプト 15 パリ大賞
34.0 ドルニヤ 15 ドバイシーマクラシック
41.0 マナティー
41.0 イーグルトップ
41.0 プランスジブラルタル 15 バーデン大賞
67.0 スピリットジム 14 サンクルー大賞
101.0 メレアグロス
151.0 フリン
251.0 シャア
不明 シルジャンズサガ
不明 メレアグロス
不明 シルバーウェーヴ

残念ながら、日本馬の参加はありません。

今年はトレブが、史上初3連覇を飾るか、はたまた他馬が阻止するか注目です。

フランスのヘッドマーレック厩舎2頭出しで、トレヴは1番人気。
シャアは、ペースメーカーになって、逃げようとするかも知れません。

イギリスのゴステン厩舎2頭出しで、ゴールデンホーンは2番人気。
ゴールデンホーンも逃げようとするかも知れませんし、もう1頭のフリーイーグルは、ペースメーカーではないでしょうね。

フランスのファーブル厩舎は3頭出しで、ニューベイは2番人気。
マナティーは、ペースメーカーになって、逃げようとするかも知れません。

フランスのクエティル3頭出しですが、この中に、勝負になりそうな馬はいませんね。
競馬に絶対はありませんけど。

例年のようにスローペースで流れれば、トレブが有利でしょうね。
しかしロングスパートするような、消耗戦のような展開になれば、他馬にもチャンスがあるかも知れません。

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2015年9月16日 (水)

2015年 ニエル賞

9月13日、3歳の凱旋門賞(ロンシャンGⅠ芝2400m)ステップレース、ニエル賞(ロンシャンGⅡ芝2400m)がありました。
日本で言うと、全く同じレースはありませんが、神戸新聞杯(阪神GⅡ芝2400m)と言うところでしょうか?

今年は一番人気となったジョッケクルブ賞(仏ダービー)馬ニューベイと、ここまで無敗で来ている2番人気のパリ大賞馬イラプトの対決となりました。

1番 カウンターメジャー(3歳牡 58.0 P-C. ブドー A. ファーブル)
2番 ニューベイ(3歳牡 58.0 V. シュミノー A. ファーブル)
3番 ミグワール(3歳牡 58.0 O. ペリエ F. ヘッド)
4番 シルバーウェーヴ(3歳牡 58.0 L. デットーリ A. クエティル)
5番 オールマンリヴァー(3歳牡 58.0 C. オドノヒュー A.P. オブライエン)
6番 イラプト(3歳牡 58.0 S. パスキエ F-H. グラファール)
7番 ミンダイナスティー(3歳牡 58.0 A. アツェーニ M. デルザングル)

1番人気はニューベイ。
ペースメーカー(ニューベイを勝たすための逃げ馬)、カウンターメジャーも出走し、万全の体勢です。
2番人気はイラプト。

逃げたのは予定通り、カウンターメジャー。
2番手ニューベイ、3番手はマークするようにイラプト。
途中でイラプトがニューベイを交して2番手に上がったものの、そのままレースは淡々と流れます。
フォルスストレートあたりでイラプトが先頭に立ち、中団から上がってきたニューベイが迫ります。

直線向いて一杯に追うイラプトとニューベイの一騎打ちかと思いきや、すぐにイラプトは一杯。
ニューベイが楽な手応えで先頭に立ちます。
後方からシルバーウェイブが突っ込んで来ますが、ニューベイが追い出すと引き離され、交せそうにない。

ニューベイが楽勝しました。
2着はシルバーウェイブ、3着は後方から突っ込んで来たミグワール。
イラプトはミグワールにも交され、大きく引き離されての4着。

実は事前検討で、イラプトがここを勝つようなら、凱旋門賞でも面白いと考えていました。
しかし結果は逆で、ニューベイが楽勝。
凱旋門賞でハイペースになれば、面白い一頭かも知れません。

1着 ニューベイ 2.35.1
2着 シルバーウェイブ 2 1/2身
3着 ミグワール 1 3/4身


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2015年 フォア賞

9月13日、4歳上の凱旋門賞(GⅠ芝2400m)ステップレース、フォア賞GⅡ(ロンシャン芝2400m)がありました。
日本で言うと、全く同じレースはありませんが、京都大賞典GⅡ(京都芝2400m)と言うところでしょうか?
日本からの出走馬はありません。

1番 ポストボンド(4歳牡 58.0 A.アッゼニ L.クマーニ)
2番 ローズバーグ(4歳牡 58.0 K. ストット L.クマーニ)
3番 スピリットジン(5歳牡 58.0 L. デットーリ A. クエティル)
4番 バチオン(5歳牡 58.0 M. ギュイヨン Mme P. ブラント)
5番 ケロジン(4歳牡 58.0 F. ミナリク J-P. カルヴァロ)
6番 フリーポートラックス(4歳牡 58.0 M. バルザローナ F. ヘッド)
7番 ドルニヤ(4歳牝 56.5 C. スミヨン A. ド・ロワイエデュプレ)
8番 ベノホープ(4歳牝 56.5 I. メンディザバル J-C. ルジェ)

1番人気はフロック視されつつも、今年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベス・ステークス(アスコットGⅠ芝12F約2414m)優勝馬のポストボンド。
ペースメーカー(ポストボンドを勝たすための逃げ馬)、ローズバーグを引き連れての参戦。
気合が入っています。
2番人気はあまり差なく、今年のドバイシーマクラシック(メイダンGⅠ芝2410m)勝ちのドルニア。
しかしその後、2連敗中です。

逃げたのは予定通りローズバーグ、2番手はポストボンド、3番手スピリットジン。
レースは淡々と流れ、フォルスストレートあたりからポストボンドが前に進出。
スピリットジンも上がって行きました。

直線ポストボンドは、ローズバーグに並びかけると、先頭に躍り出ます。
一瞬後方を引き離すのか?・・・と思いきや、スパッとは切れません。
置かれそうになったスピリットジンが盛り返し、差そうと必死に追いますが、結局ポストボンドの3/4馬身差までしか迫れませんでした。

ポストボンドが優勝。
2着スピリットジン、3着はスピリットジンと共にインコースを差して来たベノホープ。

1着 ポストボンド 2.32.88
2着 スピリットジン 3/4身
3着 ベノホープ 1 1/4身

骨のある出走馬はドルニヤくらいしかおらず、2線級のスピリットジンに迫られている訳ですから、ポストボンドも大したことないなぁ・・・と言う考え方も出来ます。
しかし一方で、フォルスストレートあたりから仕掛けて、しぶとく粘る訳ですから、ペースメーカー次第では凱旋門賞は面白いかも知れません。
スローに流れたら、切れ味ではトレヴには到底敵いませんが、ペースが速く、フォルスストレートあたりから早仕掛けすれば、しぶとい気がします。

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2015年9月14日 (月)

2015年 アイリッシュチャンピオンステークス

9月12日、アイルランド・ダブリン州ダブリン近郊のレパーズタウン競馬場で、3歳上の中距離GⅠレース、アイリッシュチャンピオンステークス(レパーズタウンGⅠ芝10F約2012m)がありました。
日本で言うと、毎日王冠(東京GⅡ芝1800m)、京都大賞典(京都GⅡ芝2400m)、はたまた天皇賞秋(東京GⅠ芝2000m)と言うところでしょうか?

例年ならレポートしませんが、今年は英ダービー馬、ゴールデンホーンが出走しました。
前走敗れたとは言え、当然ここも1番人気。

いちおう出走馬全て、GⅠホース。
シリュスデゼーグルなんか、GⅠ7勝していますが、格の高いGⅠではありません。
むしろGⅠ1勝ながら、中距離に実績がある、フリーイーグルの方が2番人気でした。

スタートこそ良くありませんでしたが、結局逃げたのはゴールデンホーン。
道中は淡々と流れ、ゴールデンホーンは後ろを引き連れ、溜め逃げしています。

4コーナー回り、各馬手が動きますが、ゴールデンホーンが後ろを抜かさせません。
フリーイーグルが食い下がるものの、寄れたり、ゴールデンホーンと接触しそうになっている間に、フォウンドがインコースに突っ込んで来ました。

しかしフォウンドも、ゴールデンホーンの尻尾まで迫るのが精一杯。
ゴールデンホーンが優勝しました。
1馬身差2着はフォウンド、1/2馬身差3着がフリーイーグル。

ゴールデンホーンは、近走逃げて勝っていますね。
もし凱旋門賞でトレヴと走った場合、恐らく好位に付けて、直線は破格の脚を使われるでしょう。
それで逃げ切れるものなのか?

1着 ゴールデンホーン 2:05.41
2着 フォウンド 1
3着 フリーイーグル 1/2身

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2015年 ヴェルメイユ賞

9月13日、フランスのパリ西部、ロンシャン競馬場で、3歳上牝馬限定ヴェルメイユ賞(ロンシャンGⅠ芝2400m)がありました。

例年ならレポートしませんが、今年は凱旋門賞(ロンシャンGⅠ芝2400m)連覇中の、トレヴが出走しました。
トレヴは昨年の凱旋門賞、休み明け春のコリーダ賞(サンクルーGⅡ芝2100m)、サンクルー大賞と3連勝中。
当然ここも、1番人気です。

現段階では枠順不明で、他の出走馬の戦績も不明です。

スタートして意外にも、トレブは後方に位置します。
道中はそのまま淡々と流れ、3コーナー過ぎからトレヴは徐々に上がって行き、4コーナーからフォルスストレートにかけて、3番手と戦闘を射程圏内に捕えました。

直線向いて追うと、次元の違う脚色で後ろを引き離す楽勝。
にもかかわらず、引き離した後も、鞍上は追っていました。
少し太かったのか?それとも重かったのか?

今年は牡馬も牝馬も、古馬には大物が少なく、トレブの独壇場に見えますね。
ブックメーカーの凱旋門賞オッズでも、現在のところ1番人気。

1着 トレヴ 2:34:09
2着 カンダルリヤ 4 1/2
3着 シーカリシ /2

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2015年8月31日 (月)

2015年 トラヴァーズステークス

8月2日、アメリカ合衆国ニューヨーク州サラトガスプリングにある、サラトガスパーク競馬場で、3歳馬限定戦、トラヴァーズステークス(デルマーGⅠダート10F約2012m)が行われました。
トラヴァーズステークスは3歳限定で、夏のGⅠレースでは最も格式が高いことから、真夏のダービーとの別称があります。

1番 アップスタート(3歳牡 57.2 I. オルティスJr. R. ヴァイオレットJr.)
2番 アメリカンファラオ(3歳牡 57.2 V. エスピノーザ B. バファート)
3番 ミッドオーシャン(3歳牡 57.2 I. M. フランコ G. ウィーヴァー)
4番 テキサスレッド(3歳牡 57.2 I. K. デザーモ キース・デザーモ)
5番 フラメント(3歳牡 57.2 I. J. オルティス N. ジトー)
6番 フロステッド(3歳牡 57.2 I. J. レスカーノ K. マクラクリン)
7番 キーンアイス(3歳牡 57.2 J. カステリャーノ D. ローマンズ)
8番 テイルオブヴァーヴ(3歳牡 57.2 G. スティーヴンス D. ステュワート)
9番 キングオブニューヨーク(3歳牡 57.2 J. ルパルー K. マクピーク
10番 スマートトランジション(3歳牡 57.2 J.R. ヴェラスケス J. シレフス)


例年ならレポートしませんが、今年は37年振りの三冠馬、ケンタッキーダービー(チャーチルダウンズGⅠダート10F約2012m)プリークネスステークス(ピムリコGⅠダート9.5F約1911m)ベルモントステークス(GⅠダート12F約2414m)優勝の、アメリカンファラオが出走して来ました。
って言うか一流馬は近年、夏は休ませる事が多いので、アメリカンファラオが出走してくると思いませんでした。
トラックを回って来れば、優勝するとでも思ったのでしょうか?

圧倒的1番人気はもちろんアメリカンファラオ。

好スタートを決め逃げたのはアメリカンファラオ。
2番手はフロステッドで、アメリカンファラオの外に被せます。
3番手アップスタートで、フロステッドの外に被せます。
通常なら、逃げ馬には辛い展開。

向こう正面でアップスタートは脱落、後退して行きます。
これで先頭はアメリカンファラオで、アップスタートが並走し続けます。

3コーナー回るとフロステッドが仕掛け、アメリカンファラオを交しにかかります。
アメリカンファラオの手が動きますが、いつものように進んで行きません。

4コーナーをアメリカンファラオとフロステッドが、並走して回りました。
いつもなら後方から追い込んで来るキーンアイスが、早々に離れた3番手に上がって来ました。

一度フロステッドがアメリカンファラオを交しますが、懸命に追うアメリカンファラオが差し返します。
フロステッドも遅れじと追い、粘りますが、もうアメリカンファラオに並ぶ余力はなく、どんどん離されて行きます。

離れた3番手のキーンアイスが、もの凄い脚を繰り出して、アメリカンファラオに迫ります。
アメリカンファラオは、フロステッドを競り落とすのに力を使い果たしたか、キーンアイスに抗う余力はありません。
キーンアイスがゴール直前で、アメリカンファラオを3/4馬身離して優勝。

ハスケル招待ステークスの時に、「レースがもっと厳しいペースになったら、差し切る場面もあるかも知れません」と書きましたが、図らずも予言が当たる形となりました。

1着 キーンアイス 2:01.57
2着 アメリカンファラオ 3/4
3着 フロステッド 2 1/4

アメリカンファラオは厳しいレースではありましたが、2枠だったとは言え、無理に逃げなくとも良かったでしょうね。
騎手も陣営も、レースをナメていた気がします。

アメリカンファラオは使い詰めですね。
この後、ステップレースを叩くのか、直接ブリーダーズ・カップ・クラッシックに出るのか、今後も目が離せません。

アイスに霜(フロステッド)ですから、王(ファラオ)は冷たいのがお嫌いなようです(笑)。

ちなみに、アメリカンファラオは、馬主が馬名を「American Pharaoh」で申請したのに、「American Pharoah」と「o」と「a」間違えて逆に登録されてしまったそうです。
「American Pharoah」・・・普通に読むとアメリカンフェイロアですが、馬主はアメリカンファラオと呼んでおり、実況でもアメリカンファラオ、またはアメリカンフェローと発音しているように聞こえます。

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2015年8月30日 (日)

2015年 パシフィッククラシックステークス

8月22日、アメリカ合衆国カリフォルニア州デルマーにある、デルマー競馬場で、3歳以上古馬のGⅠレース、パシフィッククラシックステークス(デルマーGⅠダート10F約2012m)が行われました。
例年ならレポートしませんが、勝ち馬のパフォーマンスがあまりに凄かったもので・・・

すみません、記事は先週明けに書いていたのですが、アップするのを忘れていました。

このレースは、ブリーダーズカップ・チャレンジに指定され、ブリーダーズカップ・クラッシック(2015年はキーンランドGⅠダート10F=約2012m)優先出走権が得られる、ステップレースです。

ブリーダーズカップ・チャレンジは、世界中のレースが指定され、指定されたレースに優勝すると、ブリーダーズカップとして開催される、様々な条件のレースに出走出来ます。
ちなみに日本でも、宝塚記念(阪神GⅠ芝2200m)がブリーダーズカップ・チャレンジに指定され、優勝馬にはブリーダーズカップ・ターフ(2015年はキーンランドGⅠ芝12F=約2414m)への優先出走権が与えられます。

1番 クラスリーダー(牡4 56 M.スミス J.サドラー)
2番 ベイルアウトボビー(セン5 56 J.グラハム D.オニール)
3番 バイエルン(牡4 56 R.ベハラーノ B.バファート)
4番 ハードエイセス(牡5 56 V.エスピノーザ J.サドラー)
5番 レッドヴァイン(牡5 56 J.ロザリオ C.クレメント)
6番 インペレイティブ(セン5 56 C.ナカタニ R.バルタス)
7番 キャッチアフライト(牡5 56 F.プラット R.マンデラ )
8番 ホッパーチュニティ(牡4 56 M.ガルシア B.バファート)
9番 ビホルダー(牝5 54 G.スティーヴンス R.マンデラ)
10番 ミッドナイトストーム(牡4 56 T.ベイズ P.ダマート)

1番人気は4連勝中で、通算GⅠ5勝の女傑、ビホルダー。
2012年2歳牝馬チャンピオン、2014年3歳牝馬チャンピオン。
しかし牡馬との混合のGⅠレースは、これが初めて。
2番人気は、昨年のブリーダーズカップ・クラッシック優勝のバイエルン。
今年は6着、10着と大敗続きでしたが、前走3着と復調の兆しを見せています。

逃げたのはバイエルンでしたが、人気薄ミッドナイトストームが並走してハナ争いをします。
結局コーナーを利して、バイエルンが逃げますが、ミッドナイトストームを譲らじとソロから被せる厳しい展開。
離れた3番手ビホルダー。

バイエルンとミッドナイトストームが競る展開に、6F(約1207m)1分9秒98ものハイペースになります。
そして3コーナーあたりで、ビックリな事に生ける伝説の騎手、ゲイリー・スティーブンス騎手の手が動き、ビホルダーが仕掛けました。
あっという間にバイエルンとミッドナイトストームを交し、引き離しにかかります。
バイエルンとミッドナイトストームは、ここで脱落して後退。

後ろのグループも、ビホルダーを目標に、続々上がって来ました。
ビホルダーも、ここで1マイル(約1609m)1分35秒12のハイペース、普通なら潰れてもおかしくないのですが・・・

ビホルダーは、4コーナーを楽々回ります。
ビホルダーを目標に、後ろから追いかけて来た馬たちは必死に追いますが、全く差が縮まりません。
それどころか、ビホルダーがどんどん後方を引き離して行きます。
結局、後続を8馬身1/4離して、ビホルダーが優勝しました。

突き放された2着はキャッチアフライト、1馬身後に3着レッドヴァイン。
バイエルンはハイペースがたたり、9着・・・とは言え、昨年の力はもう望めませんね。

ビホルダーは、GⅠ6勝目ですが、牡馬混合戦の優勝は初めて。
現在、北米の古馬は層が薄いですが、それでもこのハイペースでこの圧勝は立派です。

ビホルダーはブリーダーズカップで、牝馬限定のディスタフに出るのか、最高峰のクラッシックに出るのか不明ですが、クラッシックでも有力の1頭ではないでしょうか?

1着 ビホルダー 1:59.77
2着 キャッチアフライト 8 1/4
3着 レッドヴァイン 1

ビホルダーは恐らく、この後ひと叩きして、ブリーダーズカップ・クラッシックに出るのでしょうが、次走も圧勝するようならアメリカンファラオもうかうかしていられません。
もしアメリカンファラオがハイペースで逃げても、こんな競馬をされたら厳しいでしょうね。


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2015年8月28日 (金)

2015年 インターナショナルステークス

8月19日、イギリスのヨーク競馬場で、インターナショナルステークス(ヨークGⅠ芝10F88Y約2092m)がありました。
すいません、忙しさにかまけて、レポートが遅れました。

例年ならレポートしませんが、今年は英ダービー馬、ゴールデンホーンが出走しました。
そして直前まで、今年の英2000ギニー(ニューマーケットGⅠ芝8F約1609m)優勝馬、グレンイーグルスも出走予定でしたが、直前に回避。
現在欧州で、中距離最強と目されているゴールデンホーンと、最強マイラーのグレンイーグルスの戦いが見られず、残念な限り。
ゴールデンホーンのタダもらいのレースかと思われたのですが・・・

1番 クーガーマウンテン(牡4 60 J.オブライエン A.P.オブライエン)
3番 タイムテスト(牡3 56 P.スマレン R.チャールトン)
4番 ディックドーティワイリー(セン7 60 R.ハヴリン J.ゴスデン)
5番 アラビアンクイーン(牝3 55 S.ドスーザ D.エルスワース)
6番 クライテリオン(牡5 60 W.ビュイック D.ヘイズ アタマ)
7番 ゴールデンホーン(牡3 56 L.デットーリ J.ゴスデン)
8番 ザグレイギャッツビー(牡4 60 J.スペンサー K.ライアン)


アラビアンクイーンとディックドーティワイリーが逃げ争いをしますが、ディックドーティワイリーが先頭に立ちました。
2番手はアラビアンクイーン、離れた3番手はクライテリオン。
ゴールデンホーンは、クライテリオンのすぐ後ろ、4-5番手を進みます。
ディックドーティワイリーは、引き離し大逃げになります。

淡々とレースが進み、4コーナーを回って直線。
逃げるディックドーティワイリーを交すべく、アラビアンクイーンが一杯に追います。
ゴールデンホーンの鞍上、デットーリは今回もすぐには追わず、余裕をもって追い出します。

2頭の脚色良く、ディックドーティワイリーを並ぶ間なく交し、先頭に出て火花散るマッチレースになります。
後方からは何も来ません。

脚色から、ゴールデンホーンがアラビアンクイーンをアッサリ交すのかと思いきや、馬体が合ったところで脚色が一緒になりました。
ゴールデンホーンは、ゴール前でクビ差まで追い詰めましたが交せず、アラビアンクイーンが先頭でゴール。
何と、5番人気の人気薄、アラビアンクイーンがGⅠ初制覇しました。

ゴールデンホーンは調子なんかもあったでしょうが、良馬場でしたので、この敗戦は言い訳できませんね。
稀代の名馬ではなかったようです。

1着 アラビアンクイーン 2:09.92
2着 ゴールデンホーン クビ
3着 ザグレイギャッツビー 3 1/4

リンク埋め込み禁止でしたので、下記URLをクリックして、YouTubeで直に視聴下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=QuXfjufUdAM

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