2011年 東京大賞典
12月29日、大井競馬場で、公営競馬の古馬3歳以上の総決算、東京大賞典(ダート2000m国際GⅠ)がありました。
東京大賞典は、中央競馬で言うと、有馬記念の位置づけになります。
国際競争の条件となり、今年から国際GⅠになりました。
余談ですが、色々と調整はあるでしょうが、交流競走は全て、国際競争にして国際グレードにしてはいかがなもんでしょう?
現在、日本のダートの強豪と言うと、地方所属船橋競馬のフリオーソ(GⅠ6勝)、JRAのトランセンド(GⅠ4勝)、スマートファルコン(GⅠ5勝)です。
ドバイWCに選ばれたいスマートファルコンは、何としても国際GⅠを勝っておきたいところ。
今年から国際GⅠのこのレースに、出走して来ました。
ジャパンカップダート(以後JCD)2連覇を果たしたトランセンドは、休養に入り、屈腱炎を発症したフリオーソは、このレースでも復帰せず。
まだ引退していませんよね?
エスポワールシチーは、このレースを回避。
となればもう普通に考えれば、スマートファルコンのタダもらいのレースで、2着争いってムードですよね。
2番人気、JRAヤマニンキングリー、3番人気、JRAワンダーアキュート。
大井からスマートインパルス、カキツバタロイヤル、笠松や高知からの遠征馬もいますが、大した戦績の馬はいません。
ゆるりとスタートして、先頭に立ったスマートファルコンは、例によって超ハイペースで逃げます。
テスタマッタ、ワンダーアキュートは離されまいとついて行きますが、その後方はついて行けず、千切れます。
4コーナ過ぎて、スマートファルコンはいつもの行き脚ではありませんが、ここから突き放すのかと思いきや・・・テスタマッタは遅れるものの、ワンダーアキュートは差を詰めて来ます。
ゴールまでじわじわ差を詰めましたが、鼻差迫ったところがゴール。
意外にも、あっぷあっぷのスマートファルコンの辛勝でした。
3着はテスタマッタ。
勝ったスマートファルコンは、東京大賞典2連覇。
昨年との、砂の状態比較は分かりませんが、昨年のレコードタイム2.00.4と比べると1秒4も遅いですし、レースタイムでは最後の1Fはバテて13.2秒かかっています。
スマートファルコンは、JCDを疲労で回避しましたが、まだ調子は戻っていなかったのでは?
この勝利で、ドバイに選出されると良いですね。
どうも、疲労が出やすい馬のようですので、選ばれたら直行するような気がします。
本年、自分の気の向くまま書いた、拙いブログを見て頂きありがとうございます。
新年は、1月4日頃更新予定です。
良いお年をお過ごしください。
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